「キイハンターDVD-BOX」が発売されるのを夢見て何年経っただろう。
一方で、現実的には、高額で手に入れられなかった時のショックを考え、心から歓迎できず、長い間早く実現して欲しい!と、言えずにいた。
そして、思った以上に冷静に、実物「キイハンターBEST SELECTION BOX」を手にして封を切った時、第一番に、解説書の裏表紙に書かれた文字が目に入って来た。
「キイハンター諸君、長い間ご苦労だった。
今度、国際警察の組織替えに伴い、
一時、諸君の任務を解くことにした。
再び必要とするときには、是非き協力してほしい。
それまでは、平和で自由な市民として、
幸せに暮らして貰いたい。」
262話最終回の、村岡室長のセリフ。胸が締め付けられ、号泣していた30年前の土曜の夜の思いが、突然、蘇ってきた。
毎晩、時に、ほこりをかぶる事があっても、気がつくと手に取り、眠りばなに、数え切れないくらい、聞き続けてきたテープ。レンタルショップでビデオでの再会、そしてCS放送、そして、DVDーBOXで巡り会うまで、ビデオを借りて、この日が来るのをずっと待っていた。
涙がこぼれた。長かった・・・! 本当にこの日が来る事を、恐れつつも夢見つつ、ずっと、ずっと、ずっと、待っていた。
それが実現し、現実に今目の前にあることに、涙腺がいち早く反応。そして後から、気がついたように、感情が溢れでてきた。
『ずっと、ずっと、待っていたんだよ・・・この日が来るのを!君に合えるのを!!』
興奮の解説書には、嬉しい言葉&セリフ&写真ががいくつもいくつもあって、その一つ一つに感激!高久進氏のインタビューは、製作現場の思い、プロデューサーさんの話など、当時の現場の様子が垣間見られて、感激!
そして、予告編をチェック!最初の解説は第二話。ゆっくりとした口調が懐かしい。初めてモノクロ作品を見たときの感動が蘇って来た。大人っぽくてクール!!
次は誰が活躍するのか?風間君は?と、ワクワクしてみた思いが蘇る。欠番の予告はなるほど!怖い!?不気味?!なんとも摩訶不思議な世界。でも、それこそがキイハンターの魅力で、当時の視聴者にはその作品を楽しめる懐の広さ、大人としての楽しむ力量があった。そう昭和とはそんな時代だった気がする。
後半終盤にかけての予告編を見ていると、自分が見ていた頃の熱の下がり具合までもが蘇る。バリバリのアクション作品が影を潜め、若かった出演者も5年の間に大人のムードが漂い始め、全体的に渋く、シリアスなストーリーが増えてくる。見応えもあるのだが、ハラハラドキドキ、ワクワク感は、減っていくのは否め無い。
フレッシュさを!と加入した滝君こと沖雅也さんだったが、一緒に動くキイハンターのメンバーは変わらないのだから、大きな変化はさすがに難しかった様子が伝わってきた。最終回が近づくにつれ、もうすぐ終了の思いで見た寂しさまでもが蘇ってきた。何にでも必ずいつか来る終わり、「キイハンター」のメンバーとの別れの時を迎える、切なく物悲しい思いが胸いっぱいにこみ上げてきた。
画像チェックは、千葉ちゃんのロープウェイアクションで抜粋されたという、120話「宝石泥郷裸で御免なさい」で。デジタルではなくなんとなく感じる粒子が大画面で懐かしいアナログ画像!?大好きな風間君のロングショットの表情が、ちょっと確認しにくい?!当時と同じ映画のような柔らかな画像や色彩に見入って、満足した。
なんといっても、嬉しい嬉しい切通理作氏の解説。まさに、ずっと抱いて来た思いがいっぱいで、ウルウル読んだ。
「大人の娯楽『キイハンター』には全てがあった!」
大人の娯楽といってくれた事に感謝!ハラハラドキドキの一体感と同時に、客観的に作り物の世界、エンターテイメントの世界で、純粋に楽しんで見る事が出来る視聴者のいたあの頃。決して、同じことをしようと思う大人がいなかった時代。(子ども達は、飛んだり跳ねたりして、アクションの真似をしていた!笑)それが昭和だったのだと、つくづく懐かしく、そして自分が育った時代を、ちょっぴり誇らしく思う。そのことより、その過程での汗や勇気や涙、踏ん張り、頑張り、を大事にしていた時代『昭和』。
嬉しい言葉を少し紹介。
≪今見ると、千葉ちゃん(ちゃんが嬉しい!)演じる風間は作品の中では「強すぎない」のが興味深い。僕たちがすごいと思っていたのは俳優・千葉ちゃん本人の鍛え抜かれた肉体と俊敏かつアクロバティックな動きがそれ自体に対してであって、風間はそんなに強くないのである。少なくとも毎回の初戦では。≫
拍手!!そう来なくちゃ~~(笑)
≪「千葉真一が前半必ず負けて敵にとらわれる」と言うルーティーンの展開に疑問を持ったものの「それがあるからヒーローなのかもしれない」と納得もした。≫
そうなんです!苦しい時を乗り越える事が出来るのがヒーロー。久々に聞く、埃を被っていた懐かし~いワンパターン、決まり文句にVサイン。(爆)ピンチがあってこそ、それを乗り越えてこそ、ヒーロー!そんな風間君を何度も見て、刷り込まれ、大きくなった。 ピンチは見せ場であり、「くそったれ!」(失礼!)と言って、苦笑いして乗り越えるものなんだ!と、今でも疲れた自分に言い聞かせる。キイハンターの力は偉大だ。(自分にとっては!爆)
今回も120話「宝石泥郷裸で御免なさい」【45分17秒の大好きなショット】に見とれながら、こんな自分にしてしまった、いえ、してくれた、風間君、キイハンターに感謝。(涙)
『夢』の日到来に関わってくださった全ての人に感謝の心こめながら、第二段DVD-BOXへの夢をもう見始めている。
(東映さん、発売は、1,2年後で、充分ありがたいですから・・・爆)
一方で、現実的には、高額で手に入れられなかった時のショックを考え、心から歓迎できず、長い間早く実現して欲しい!と、言えずにいた。
そして、思った以上に冷静に、実物「キイハンターBEST SELECTION BOX」を手にして封を切った時、第一番に、解説書の裏表紙に書かれた文字が目に入って来た。
「キイハンター諸君、長い間ご苦労だった。
今度、国際警察の組織替えに伴い、
一時、諸君の任務を解くことにした。
再び必要とするときには、是非き協力してほしい。
それまでは、平和で自由な市民として、
幸せに暮らして貰いたい。」
262話最終回の、村岡室長のセリフ。胸が締め付けられ、号泣していた30年前の土曜の夜の思いが、突然、蘇ってきた。
毎晩、時に、ほこりをかぶる事があっても、気がつくと手に取り、眠りばなに、数え切れないくらい、聞き続けてきたテープ。レンタルショップでビデオでの再会、そしてCS放送、そして、DVDーBOXで巡り会うまで、ビデオを借りて、この日が来るのをずっと待っていた。
涙がこぼれた。長かった・・・! 本当にこの日が来る事を、恐れつつも夢見つつ、ずっと、ずっと、ずっと、待っていた。
それが実現し、現実に今目の前にあることに、涙腺がいち早く反応。そして後から、気がついたように、感情が溢れでてきた。
『ずっと、ずっと、待っていたんだよ・・・この日が来るのを!君に合えるのを!!』
興奮の解説書には、嬉しい言葉&セリフ&写真ががいくつもいくつもあって、その一つ一つに感激!高久進氏のインタビューは、製作現場の思い、プロデューサーさんの話など、当時の現場の様子が垣間見られて、感激!
そして、予告編をチェック!最初の解説は第二話。ゆっくりとした口調が懐かしい。初めてモノクロ作品を見たときの感動が蘇って来た。大人っぽくてクール!!
次は誰が活躍するのか?風間君は?と、ワクワクしてみた思いが蘇る。欠番の予告はなるほど!怖い!?不気味?!なんとも摩訶不思議な世界。でも、それこそがキイハンターの魅力で、当時の視聴者にはその作品を楽しめる懐の広さ、大人としての楽しむ力量があった。そう昭和とはそんな時代だった気がする。
後半終盤にかけての予告編を見ていると、自分が見ていた頃の熱の下がり具合までもが蘇る。バリバリのアクション作品が影を潜め、若かった出演者も5年の間に大人のムードが漂い始め、全体的に渋く、シリアスなストーリーが増えてくる。見応えもあるのだが、ハラハラドキドキ、ワクワク感は、減っていくのは否め無い。
フレッシュさを!と加入した滝君こと沖雅也さんだったが、一緒に動くキイハンターのメンバーは変わらないのだから、大きな変化はさすがに難しかった様子が伝わってきた。最終回が近づくにつれ、もうすぐ終了の思いで見た寂しさまでもが蘇ってきた。何にでも必ずいつか来る終わり、「キイハンター」のメンバーとの別れの時を迎える、切なく物悲しい思いが胸いっぱいにこみ上げてきた。
画像チェックは、千葉ちゃんのロープウェイアクションで抜粋されたという、120話「宝石泥郷裸で御免なさい」で。デジタルではなくなんとなく感じる粒子が大画面で懐かしいアナログ画像!?大好きな風間君のロングショットの表情が、ちょっと確認しにくい?!当時と同じ映画のような柔らかな画像や色彩に見入って、満足した。
なんといっても、嬉しい嬉しい切通理作氏の解説。まさに、ずっと抱いて来た思いがいっぱいで、ウルウル読んだ。
「大人の娯楽『キイハンター』には全てがあった!」
大人の娯楽といってくれた事に感謝!ハラハラドキドキの一体感と同時に、客観的に作り物の世界、エンターテイメントの世界で、純粋に楽しんで見る事が出来る視聴者のいたあの頃。決して、同じことをしようと思う大人がいなかった時代。(子ども達は、飛んだり跳ねたりして、アクションの真似をしていた!笑)それが昭和だったのだと、つくづく懐かしく、そして自分が育った時代を、ちょっぴり誇らしく思う。そのことより、その過程での汗や勇気や涙、踏ん張り、頑張り、を大事にしていた時代『昭和』。
嬉しい言葉を少し紹介。
≪今見ると、千葉ちゃん(ちゃんが嬉しい!)演じる風間は作品の中では「強すぎない」のが興味深い。僕たちがすごいと思っていたのは俳優・千葉ちゃん本人の鍛え抜かれた肉体と俊敏かつアクロバティックな動きがそれ自体に対してであって、風間はそんなに強くないのである。少なくとも毎回の初戦では。≫
拍手!!そう来なくちゃ~~(笑)
≪「千葉真一が前半必ず負けて敵にとらわれる」と言うルーティーンの展開に疑問を持ったものの「それがあるからヒーローなのかもしれない」と納得もした。≫
そうなんです!苦しい時を乗り越える事が出来るのがヒーロー。久々に聞く、埃を被っていた懐かし~いワンパターン、決まり文句にVサイン。(爆)ピンチがあってこそ、それを乗り越えてこそ、ヒーロー!そんな風間君を何度も見て、刷り込まれ、大きくなった。 ピンチは見せ場であり、「くそったれ!」(失礼!)と言って、苦笑いして乗り越えるものなんだ!と、今でも疲れた自分に言い聞かせる。キイハンターの力は偉大だ。(自分にとっては!爆)
今回も120話「宝石泥郷裸で御免なさい」【45分17秒の大好きなショット】に見とれながら、こんな自分にしてしまった、いえ、してくれた、風間君、キイハンターに感謝。(涙)
『夢』の日到来に関わってくださった全ての人に感謝の心こめながら、第二段DVD-BOXへの夢をもう見始めている。
(東映さん、発売は、1,2年後で、充分ありがたいですから・・・爆)