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スポーツ観戦&体験記、
映画&ドラマ鑑賞記、
日々の出来事などを、綴ってまいります

笑顔のマイケルとの再会まで、あと二日!-DVD『THIS IS IT』発売

2010-01-25 00:00:00 | M.J
 後2日、正確には、後4日?!『THIS IS IT』DVDが、やってくる。

 どうしても見たかった特典映像に、ワクワク!3Dの「スリラー Thriller 」や、「アースソング Earth Song 」「スムース・クリミナル Smooth Criminal 」の映像も、もっと見られる?!但し我が家には、ブルーレイを見るすべがないので、甥の助けを借りなくてはならないかも?!

 劇場で最後に『THIS IS IT』を見てから、マイケルの本を数冊読み、ネットでも沢山の動画を見て、CDも仕入れた。

 もっともインパクトが大きかったのは、裁判実録本「 マイケル・ジャクソン裁判 あなたは彼を裁けますか? (P‐Vine BOOKS) アフロダイテ・ジョーンズ 」

 本当に、信じられない裏切り行為に唖然。善悪が、冷静に見抜ける人(マイケルの弁護士、トム・メゼロウ氏、そして、陪審員)がいて本当に良かったと思ったけれど、アメリカのマスコミ報道の怖さを改めて感じた。
 お金の為に簡単に嘘をつく(書く)人たち、誤った情報がどんなに多くの人々を傷つけるのか、嘘がどんなに罪深いものか、何も考えていない人たちの多いこと。
 その一方で、凛として最初から最後まで、マイケルを支え続けた家族兄弟、とりわけ常に、冷静にマイケルを見守っていた母親の姿には、感動してしまった。読んでいるだけでも、周りで騒いでいる人々と対照的なマイケルの姿は、胸に迫って来た。

 読んでみれば単なる『嘘つき』『たかり屋』のおこした騒ぎとしか思えなかった。ただショックだったのは、不治の病といわれた癌との闘病生活を支えてもらい、癌を克服する手助けをしてもらった恩人から、裏切られたマイケルの思い、心から支え応援していた人たちに裏切られた気持ちは、どんなに辛かった事か。信じすぎたといえばそれまでだが、大人の中で、ビジネスで繋がった人間関係の中で、せめて、子どもだけは信じていたかっただろうに・・・

 傷つき疲れきっていたマイケルが、我子の為にも実現したかったコンサート『THIS IS IT 』劇場公開時のアーティストとして、気合の入った表情とふっと肩の力を抜いた表情と、他にどんな表情を見る事が出来るのかワクワク、ドキドキしてきた。

 心から、安らかに!と願いつつ、大好きな音楽に包まれたマイケルの笑顔を見つめたい。
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千葉ちゃんの誕生日に寄せて-夢の日々『GOOD MORNING JAC』

2010-01-22 00:00:00 | S.Chiba
 年頭に古いビデオが届いた。『GOOD MORNING JAC』という1989年に作られたビデオで、千葉ちゃん、志穂美悦ちゃん、真田広之君が、JACの若きメンバーと映っていた。若きメンバーや、沢山のファンとの交流会の様子も映っていた。

  『ジャパン・アクション・クラブ』通称JAC。

 「ジャック」と聞いただけで、もう、ワクワクしてしまう!

 千葉ちゃんが、アクションシーンを一緒に作り上げる為にと、そのメンバーを集め始めたのは1969年。深作欣二監督の勧めもあり、「肉体は、俳優の言葉だ」(故、深作監督の言葉)の合言葉のもとに、アクションも出来る俳優集団の育成場を作る事になった。

 1970年、JAC正式メンバーとして入会したのは10名。弟・矢吹二朗(=千葉治郎)氏が、千葉ちゃんと一時オリンピック選手も目指した日本体育大学機械体操部の後輩・三隅修氏と共に、一日4時間のトレーニングメニューを作ったが、考えただけでもハードトレーニング!メンバー激減で、三ヶ月に一度メンバー募集した。スタントや危険なアクションを共にする為の訓練が、厳しくないわけがない!!

 初期の研究生は、春田純一氏、金田治氏、山岡淳二氏、酒井務氏、蒲原敏明氏、大葉健二氏、益田哲夫氏他。「柔道一直線」や「仮面ライダー」のスタントや子供ショーで地方にも行った。72年、志穂美悦子が研究生に。彼女は、入団試験に、一度落ちたそうで、磨けば光る!と、その後、ご両親と話して、研究生になったそう。引き止めてくれた、千葉ちゃんに感謝!!

 10年後、JACは「戦国自衛隊」でブルーリボンスタッフ賞受賞する集団に成長。悦ちゃんは、かつての師匠千葉ちゃん同様、ブロマイド売り上げNo.1アクション女優に。真田広之君も動けて踊れる深作監督と目指した俳優として活躍を始め、千葉ちゃん自ら企画した81年「冒険者カミカゼ」で、子役時代以来の競演を果たした。

 20年後、JAC20周年年記念映画「リメインズ」では、千葉ちゃんは、スタッフ側にうつり、監督として若いメンバーをバックアップする。(当初、深作監督にお願いしたという。)

 ビデオは当時のもので、JACはテレビ・映画・ミュージカル舞台へと活躍の場を広げた頃の勢いが伝わってきた。若いメンバーが演技を披露する店も作られ、グッズも販売され、ファンクラブ会員は、3,000名にも膨らんでいた。千葉ちゃん、エッちゃん、真田君他、JACメンバーと、ファンの交流会(スキー、水泳、草野球、会食会等)の楽しそうな様子も映っていた。

 あれから40年の年月が流れた。真田広之君は、アメリカでも活躍する国際スターに、エッちゃんは家庭に入り3児の母にと、JACから巣立っていった。他活躍していたメンバーの多くも、JACから旅立ち、深作監督は、もっともっと遠くあの世へ旅立った。千葉ちゃんも、尊敬する高倉健さんも勧めた、ハリウッドへ単身渡米挑戦。成果は今後も、展開を見守っていきたいが、もう5年早かったら・・・と、思わずにはいられない。大河ドラマ初出演を果し、アクションスターの看板を降ろすと宣言、その名前を継ぐような後輩を育てたいと、再度、諸先輩から受け継いだ自分の技術を伝える場を再び作る事になった。

JACは、JAEに形を変えたが、千葉ちゃん始め、JACのメンバーが作り上げたアクションシーンにはいまでも、胸が熱くなり、ワクワクして見言ってしまう。

 長い年月が過ぎ、形は違ってしまっても、”JAC”の言葉の響きは、私の胸の中で、千葉ちゃんと共に、勇者の輝きを今も持ちつ続け、いつでも心を熱くしてくれるのだ。

 千葉ちゃんがJACを立ち上げて40年、若者をメインに、スタッフとして働きたい?!思いは、千葉ちゃんの中でとても強くなっているのかもしれないが、千葉ちゃんファンは、俳優として円熟してゆく姿を見たくて、見たくて、たまらない・・・・

 千葉ちゃんの夢は、果てしなく広がっているようで、夢の実現までには、乗り越える障害が山積みだろう。それでも、それだからこそ、いつか夢が実現する日を祈っている。10人から始まったJACが、大きな翼を広げ、エッちゃんや、真田広之ほか、多くの役者さんが巣立って行った様に。

 そして、そこに、俳優・千葉ちゃんの円熟した姿があることを、心から祈っている。
  

 2010年1月22日、千葉ちゃん、71回目のお誕生日に・・・

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自分を信じて-『Hero』

2010-01-21 00:00:00 | M.J
  一昨年の、四川大地震のチャリティーで林憶蓮(サンディ・ラム)が、目を潤ませて歌っていた「HERO」が心に残った。ネットで、マライア・キャリーが歌っていると知りいつも聞いている。”a hero lies in you ”歌詞が胸に染み入って、自分を奮い立たせてくれる。

 9月に予約して12月にやっと図書館から借りた、20年前のマイケル・ジャクソンの自伝本『ムーン・ウォーク』を読み終えた。昨年、新たに寄稿文も加え、コンパクトになって横書きを縦書きした再販本を購入し読んでいたが、初版本は全く違っていた。宝物のような何ともいえない大きさと重さを感じた。その中で、以下の言葉が、強く胸に響いて残っている。

 『みんな、疑いすぎるのです。自分で自分を信じなかったとしたら、誰が信じてくれるでしょう?前と同じことをするだけでは不十分なのです。”手にいれられるものは何でもてにいれるよう”心がける事だと思います。背伸びをしたり、立派になれということではないのです。僕はそんな事を信じているのではありません。
 僕らは力に満ち満ちていると、僕は信じています。でも、心をめいっぱいに働かせてはいません。欲しいと思ったもの全てを手に入れるのに充分なだけの力を、心は持っています。』

『仕事に入ると、僕は本当に大変な自信家になります。計画に取り組む時には、それを100パーセント信じています。僕は文字通り魂(ソウル)をそこに注ぎ込むのです。そのためなら死んでもかまいません。それが僕なのです。』

 翻訳で、ちょっと不思議な文章の感じもするが、次元は全く違っても、自分と同じ思いを感じたのだ。そして、わが道を信じ、時間を惜しまず、妥協を許さず、時に命も惜しまず、作品を完成させようとする姿勢に、千葉ちゃん、そして、ジャッキーを重ねてしまった。

 板垣信方を演じてから、二年が過ぎた。千葉ちゃんが、夢を現実に出来る日を待ち望んでいる自分。そして今でもその力を信じている。

 そして、自分も、信じてみようと思う。こんな自分だけど、もっと自分を信じて、『Woman in the Mirror』 から、始めてみよう。 『a hero lies in me 』
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正直に、信じる道を一歩ずつ - 『大阪ハムレット』『ブーリン家の姉妹』

2010-01-17 15:42:00 | movie
 全国で数えるのも難しくなった映画館の一つ、
熊本県・本渡第一映劇
昨年、アカデミー外国語映画賞を受賞した「おくりびと」の脚本を担当した、小山薫堂氏が、少年時代映画を見に来た場所で、映画祭にはなかなか参加されないことで有名な高倉健さんも、映画祭に参加し訪れた事のある劇場。もちろん、千葉ちゃんも千葉祭の際、やって来てトークショーから親睦会まで参加。それもこれも、人並み以上の、バ○が付く(失礼!)ほど映画を愛している、柿久支配人が劇場を再開し、細々とでも(重ね重ね失礼!)上映を続けているからこそ。

 毎秋、劇場を愛し、サポートしてくださる仲間と共に、映画祭が開かれ、昨年も厳しい状況の中で、天草シネマパラダイスと名づけられた映画祭が開かれた。見れば見るほど、入場券が安くなる!(サービスもたっぷり!!)映画好きにはたまらない映画祭。観客は、柿久がセレクトした映画についていくだけでも、なかなかのもので 『4週間見切ったら、見終わったら映画通!』 と言っても、過言ではない!?!本当に濃い内容!!映画好き、旅行好きの方!にはぜひとも映画祭への参加をお勧めしたい!邦画から洋画まで、新旧、大作佳作、一度に味わえる映画のお祭りなのだ。

 前置きが長くなってしまったが・・・・
上映された作品の中から二作品を、年末年始、WOWOWで鑑賞。(劇場で見たかった!!)感想を!!

 まずは「大阪ハムレット」

 ドサクサの中で見たにもかかわらず、ラストはタオルを探すことになってしまった。
どこがハムレットなのか?!真面目に考えず、個性溢れる登場人物(最初になくなる父さん役=間寛平も印象的!)に、まずは引き込まれてしまう。
 最大の魅力は、松坂啓子の現代版肝っ玉母さん。明るくチャーミングで、おおらかな家族を包み込む暖かさは、まさに彼女ならでは。息子と買い物帰りの後姿、プリンプリン揺れるお尻が忘れられない!岸部一徳のフニャフニャした感じ?!も、とってもいい。
 気持ちが疲れている人に、お勧めしたい。決して、ヒーローとはいえない男3人兄弟なのに、みんなカッコよく見えてくる。一度はへこたれても、(皆一度はへこたれる!いや、次男坊だけは、あくまでもガチンコ勝負師!?!)復活してくる逞しさ、ド根性!何より自分の気持ちに正直。嘘をつかない生き方が、カッコイイのだ。
 見終わった後、あなたはあなたのままで、そのままで、いいんだよ!きっと誰かがあなたを見守っているから。と、そっと肩に手を置かれたような気持ちになった。素直な心は、とても清々しく、心地いい。

 そしてこちらは映画祭とは別に上映された、全く対照的な歴史大作洋画 「ブーリン家の姉妹」 

 真っ直ぐで無欲正直者の妹と、野心家で策略家で自信過剰の姉の物語。
 腹黒さ渦巻く宮廷での謀にまみれた日々、複雑に絡む人間関係も、見終わってしまえば、誠意が人間が動かす事を改めて確認する事に。真っ直ぐ、自分に正直に生きる事こそが自分の尊厳を守り、自らを愛しいつくしむ事に繋がると、悲劇の後に噛み締めた。嘘ほど、人を傷つけ、自らを汚す物は無い。嘘こそが自らの魂を滅ぼしてゆく。
 相手を思ってつく嘘でも、自らの心に痛みを伴う小さなささくれを残すとすれば、人を貶める嘘は、多くの不幸を呼ぶばかりだ。
 嘘への誘惑に勝てる人間こそが真の勇者、真の勇者は静かに微笑んでいるものなのだと、ラストの穏やかな風景の中、しみじみと思ってしまった。雄大な風景のロングショットを印象的に織り込みながら、描く独特の映像の中、静寂が不気味さを増幅していた。
 誇り高い美女を演じる、ナタリー・ポートマンと内から光り輝きだす美女を演じた、スカーレット・ヨハンソンの対照的な美しさも印象に残った。
 ”嘘”について考えていた自分に、まさにヒットする作品となった。 
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一つ一つ、踏みしめながら、噛み締めながら、味わいながら

2010-01-05 11:25:00 | 思い出
 遅ればせながら、HAPPY NEW YEAR !あけましておめでとうございます。

あっという間に、2010年も5日目。昨年は、書きたい思いがありすぎて、書ききれないままに年を越してしまった。駆け足で、2009年を振り返ってみると・・・

 春、3年勤めた職場のショックな出来事を機会に転職を決意。娘の就職・自立に、自らも勇気をもらい、素敵な人たちに沢山出会い自分を磨きたくて冒険することにして、ネットで職探し。数度の試験・面接に、撃沈し、短期の引越しパートでは、初めて知ることばかり!頑張っている先輩女性たちとの出会いにパワーをもらった。最終決断、介護か?子育てか?未来に続くお手伝いに決めた。

 マイケル・ジャクソン死亡のニュース、追悼番組を見て、ネットでマイケルジャクソンの歌、ショートムービーを鑑賞、多くの追悼本を読み、完全にはまり、『THIS IS IT』を見て号泣。見納めは、新宿歌舞伎町ミラノ1の最終日オールナイト。若いファンと一緒に、朝まで、手をたたき身体を揺らして見てしまった。

 スポーツでは、WBCの日本優勝そして、イチローの大リーグ新記録に興奮した。どちらも辛抱の末に、勝ち取った栄冠で、沢山の勇気、根性を頂いた。

 オフ会も、春には大勢揃ってのオフ会。夏には、懐かしい仲間が揃った定例オフ会。そして、冬には、天草の柿久氏上京に合わせた、ビデオオフ会も開催し、中身の濃いオフ会を開く事が出来た。何より、千葉ちゃんの技・演技の魅力を再確認しあった事が、嬉しかった。最後は、役者千葉ちゃんの活躍が見られる日が早く来るように!と、皆で祈った。

 初めて、職場と同級生の忘年会に参加。職場は、素敵なパワフルな先輩達に囲まれてまだまだ勉強しなくてはと、気合入れなおしました。千葉での同級生との再会は、まさにタイムスリップ。35年も経っているのに、面影がいっぱいで、その笑顔に何とも不思議な思いと共に、年を取るのも悪いことじゃないと幸せな気持ちがこみ上げてきました。

 今年はどんな年になるのか?とりあえずは、オリンピックと、娘を送り出すイベントが控えている。そして、千葉ちゃんと同じ新たな挑戦を続け、ジャッキーのように、チャリティー、特に子ども達へのチャリーに熱心で、子ども達のパワーを信じ愛した、マイケル熱は冷めそうに無い。

 無謀にも、未だ沢山の夢を抱えている自分、でも、まずは一歩一歩、じっくり、時が過ぎていくのを味わいながら、今年一年、少しずつ前進して行きたいと思う。

 そんなまだまだ未熟な自分でありますが、本年もよろしくお願いいたします。

 
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