Tik's little window 

スポーツ観戦&体験記、
映画&ドラマ鑑賞記、
日々の出来事などを、綴ってまいります

強さの魅力ー『プロフェッショナル、仕事の流儀』

2007-04-24 08:10:33 | TV番組
 生身の身体で勝負する人に憧れ、自分もほんの少しでも近づけたらと思う。

 ライバルとの真剣勝負、批判にさらされる日々、限りある肉体、そして、衰えていく肉体一つで勝負する人達。「プロ」「スター」などと称される人達。その、人達の日々の努力、格闘・奮闘する姿を見せてくれるのが、NHKの『プロフェッショナルー仕事の流儀』ドキュメンタリー好きの自分は思わず見入ってしまう。

今回のプロフェッショナルは、バレリーナ、吉田都さん。ライバルが多いイギリスで、40歳を過ぎても主役を勤め高い評価を受けている。

 故障を抱えてもなお、努力・鍛錬の日々。戦いの為に、練習も身につける道具もこだわりを持って、全てに最善を尽くす。そして、その結果に、言い訳をすることなく、自分を信じ日々戦いを続ける姿を見て、膝を痛め悶々としはじめてきた自分の中で、何かが熱くなった。

 スケールは全く違うけれど、年齢関係なく好きな事に、自分に、こだわり続けて生きたい。たとえ、趣味であっても、痛んだ老体と共に、こだわって、行きたいと思う。
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変わらぬ青い春ー小椋桂

2007-03-12 23:46:30 | TV番組
NHKの番組で、小椋桂さんの歌を久々に聞いた。

 いつも自然体が大好きな中村雅俊さんが案内役で出ているのも嬉しかった。(一時、コンサートによく行っていた。同じような生き方に憧れて「俺達の旅」カースケ役が、たまらなく好きだった。)

 あっという間に、高校時代ギターを弾き歌っていた歌詞が、浮かんできた。「時」「俺達の旅」「少しは私に愛を下さい」「ただお前がいい」「めまい」・・・

 それにしても若い!63歳と聞いて、見た目には納得しても、声の艶は、未だに若々しい、いや、年を感じるふとした瞬間があっても、それは、若い時以上に力強く、深みのある豊かな響きも伸びがある

 いろんなことを体験して時間を積み重ね、豊に熟してますます、旨味を増し、いつも、今がこれまでで一番いい味出しているというような生き様がとても素敵。

 自分が良く弾いていた曲を明日は弾き語りしてみようか・・・
「お腹の大きな王子様」 そして、自分がそうなる夢を描き、憧れながら歌っていた「木戸を開けて」を・・・

 自分も、いつも、「今が最高の自分」と言いながら生きて行きたいと思った。本当に素敵な声に癒され、パワーを貰った。

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素顔の市川亀次郎さんー『土曜スタジオパーク』

2007-03-10 00:55:53 | TV番組
 本日土曜スタジオパークに、市川亀次郎さんが登場。

 とっても楽しみにしていたので、しっかりチェック!(お話を聞いて、前のブログも少々訂正させていただきました。)

 初めて見る、市川亀次郎さんのトークショー出演
素顔の亀次郎さんは、晴信に負けず劣らず笑顔が爽やかで、「間違えたか確認する為に、いつも脚本を側においている」とか、「今の演技どうだった?」と、撮り終わるとすぐに共演の方に聞かれるとか、ご自分の考えをしっかりを持ちつつも、周りへの心配りを忘れないご様子が伝わってきました。

 先週の板垣に刀を抜かせるシーンは、脚本に指定が無かったので、みんなで話し合って決めたそう。そこに太陽がちょうど落ちてきたので、カメラさんが「今、撮ろう!」といって、撮ったシーンだそうです。相手は自然。これ程素晴らしい自然の景色を、タイミング良く撮影できる事はなかなか無いと、話されていました。

 今後、晴信から武田信玄になり、声のトーンもぐっと落ちてきて、言動、行動も、父の部虎とそっくりになってくるそう。果たして、その時、板垣は、勘助は、どう導いていくのか?!後半も、目が話せそうにありません!
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我が愛しのオリンピックーその時歴史が動いた

2007-02-01 17:19:44 | TV番組
 オリンピックは、スポーツ大好きな自分にとってサイコーのイベント!技の素晴らしさを味わい、選手の表情を心に留め、スポーツと言う筋書きの無い生のドラマを、リアルタイムで体感することが出来る。4年に一度だけ、沢山の世界のさまざまな国から、さまざまな競技に出場する選手達が、一つの地に一度に集まる、奇跡に近い大きなイベント、オリンピック。

 途中から見た 『その時歴史が動いた』 は、オリンピックの話だった。オリンピックで国をあおろうと、東京オリンピックを開こうとしたこと。それが、戦争で中止になったこと第二次世界大戦後、オリンピックは東西冷戦の舞台の一つになったこと日本選手団もその中に巻き込まれつつ出場が認められたこと。そして、戦後、アジア大会など協議会で、日本の選手は罵声や物が飛んでくる状況で、参加しなければならなかった事。

 恥かしいことに、全く知らない世界だった。今のオリンピック、アジア大会などで、ここまで激しい怒りを選手がぶつけられた様子は見たことがなかった。サッカーアジア大会で、中国人が日本選手に物を投げ反日感情をあらわにしたことが、自分の中では唯一の記憶だったが、その何倍もの反日感情・怒りが、渦巻き、ぶつけられた事実を始めて知った。考えてみれば納得できる。理解できる。でも、涙が出てきた。選手達はどんな思い出参加したのだろうか・・・。

 そして、平和な国日本を世界に発信すべく、東京オリンピックを、大きな大きな夢を見る一人の人物が実現させた。誰もが生活の追われて、夢を見る余裕がなかった頃に、ただ一人実現を信じて動き始め見事に夢を実現させた。

 その人物とは、日本水泳連盟の田畑政治 (たばたまさじ)。反日感情をなくし、平和を願う国に変わったことを理解してもらう為、戦争被害を与えたアジア諸国を10万人の手でつなぐ大聖火リレーを計画した。実際、走った時、各地でおこった暖かいシュプレヒコールに涙が出てきた。努力すれば伝わると思った。
 
 そして、もう一つ最後まで、彼が望み譲らなかった聖火ランナーの企画。広島出身者に走ってもらいたいと言う思い、最終ランナーは原爆が投下されたその日、広島で生まれた選手、戦後平和への思いの象徴のランナーが実現した瞬間の話に、涙が止まらなかった。本当に恥かしいことに、これも始めて知ったことだった・・・・

 世界が衛星中継でその様子を見て、あの日本が平和を願う国に本当になったことを、確認した瞬間、オリンピックが平和を実感する瞬間になった日だった。

 あの日から40年以上もの月日が流れ、オリンピックの度に、参加か不参加か、参加方法はどうするかなど、つねに国際情勢や政治がオリンピックには付いてくる。しかし、戦争や内乱・動乱がどんなに続こうとも、平和がささやかなものであっても、オリンピックは多くの国とそこに住む人たちの平和を感じる瞬間でありたいと思う。

 多くの国の人たちとともに、短い時間であってもささやかであっても、友情を育て互い尊重し、平和を実感し祈る機会であって欲しい。生身の人間の可能性、そのすばらしさを、実感し応援する時間を大切にしたいと思う。その裏にいろんな思いがうごめいていようとも、リアルな、汗や涙や記録に、みんなが声援を送り拍手する瞬間であって欲しい。

 来年は、北京オリンピック!何が起こるかどんな瞬間が見られるのか、今から楽しみにしている。
 
 
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頑張り屋さんに、涙

2006-09-05 22:22:37 | TV番組
跳び箱を飛べない一年生を、飛べるようにするテレビ番組の企画。飛び箱だけは得意で大好きだった自分は、どんな教え方をするのか、興味津々で見た。
 体操で有名な高校の体操部の監督が、一日付きっきりで指導してくれるということで、まず飛ばせてどんな様子か見る。先生は、一目見て「大丈夫!飛べるようになるよ。」と笑顔で一言。少年は安心して先生の言うことを聞き、踏み切り板をしっかり両足で蹴る練習を繰り返す。先生はずっと横で見ていて、一回一回、良かったところ、ダメだったところを、彼に言う。 踏み切れるようになったら、スポンジ片で作った海へと、飛ぶ込む練習?!思いっきり蹴って怖がらずに遠くへ飛ぶ練習なのだとか。ふかふかのスポンジはとっても気持ちよく楽しく恐怖感を無くしてくれる。
 遠くへ飛ぶコツを掴んだら、4段の跳び箱に挑戦。なんとあっという間に飛べるようになった。嬉しそうに褒める先生に、5段挑戦宣言した少年。数回でクリアし、ほめられて、6段に挑戦したいと言う。しかし、これは思いのほか高かった!
 なんといっても小学一年生の胸まである高さ。何度やっても出来ない。見かねてまず一つ先生のアドバイス。手を付く場所にマークを付けてくれた。手がつけるようになると、しっかり褒める。
 少年は汗ダラダラ、内腿は真っ赤。それでも諦めない!いつの間にか走り出す構えまで見違えて、気合が入ってきていた。そしてついに飛び越えた!!!抱きしめ髪をかきむしるようになでて、先生が褒めちぎる少年の目から涙がぽろぽろ。スタジオのコメンテーターも、私もつられてポロポロ。汗まみれ、涙まみれの少年の顔つきが、変わって大人びていたのは錯覚ではない。
 
 子育て(親でも、親ではなくても)の醍醐味は、子供の成長していく場面に立ち会える瞬間!嘆き涙したり、感激して涙したりする、一瞬一瞬に、一喜一憂して、拍手し涙する喜び。その感動を一緒に味わうために、励まし応援し見守り、じっとその時を待つのは、仲間であったり、人生の先輩、親であったり。どんなに時間がかかろうとも、諦めずやり遂げる人、見守り励まし続ける人、どちらも頑張る!そんな単純だが根気の要る繋がりが、気が付くと、減ってきてはいないだろうか?時間が無いと、諦めたり、いらいらするからと避けてみたりしてはいないだろうか・・・。
 子供たちと一緒にレスリングをする格闘家も話も素敵だった。根気よく取っ組み合いをしたくなるときまで、ずっと見守り続ける姿が素敵だった。そして子供も、そんな彼を信頼しぶつかっていく。子供たちの将来の姿を夢見てこつこつ続ける若者の姿は、すがすがしかった。何より信頼関係で繋がっている様子が伝わってきた。
 やるほうも、見守り応援するほうも、もうちょっと頑張ってみたら、人と人のつながり、親子のつながりも、変わって来る気がする。ちなみに、自分の夢は”芝居(ごっこ遊び)”しながら、子供たちと繋がること。先の先の事だけど・・・
 
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