【bluebird】
スズメ目ツグミ科ルリツグミ属の鳥。
青い小鳥で、鳴き声が美しく春告げ鳥として親しまれている。
給油に行ったのは母の申し込んだ携帯電話を受け取りに行く道すがらでした。
ショッピングモールの駐車場に車を停めたら、
ざんざ降りの雨が車窓を打ちつけ始めました。
雨粒を眺めていたら泣きたくなってきたので泣きました。
ぼろぼろ出るだけ泣いて泣き終えた自分の顔をミラーに映したら、
あまりのひどさに苦笑いするしかなく。
雨の日にサングラスをかけて店内へ。
携帯ショップの手前に一度も入ったことのない、
フラワーショップを見つけて。
ふらふらと足が勝手に、そちらの方向へ。
奥の一角の多肉植物のスペースを、
ぼんやりと見つめていました。
私の育てているもの、それと同じ種類のものが幾鉢。
ふと、その傍に目をやると多肉なコーナーはそこだけに止まらず。
棚の上に下に、その3倍もの鉢の数が並べられています。
欲しいものが2つ3つ見つかって手に取って眺めては、
またそれを置かれていたところへ戻すを繰り返す。
何度か、そんなことをしていると。
私の目に留まったのはラベルに書かれた、「ブルーバード」の文字。
ブルーバードは私が多肉を育て始めるきっかけとなった植物。
手元にはありません。
他に欲しいものもあったけれど・・・
今日はブルーバードを傍に置いておきたい気分かな。
その時は、そう思って。
レジに連れて行きました。
この鉢を見るたびに、
きっと今日の顛末を思い出すのだと思います。
自分の意気地の無さを。
スタンドでテンチョーが灰皿を確認に来てくれた時、
今の会員価格を説明してくれました。
そのとき、まじまじとテンチョーの顔を見ました。
たぶん、すごい目で見つめていたと思います。
テンチョーの顔を、できる限り強く濃く自分の中にしまっておきたかったから。
今日のテンチョーは眼鏡をかけていなかったので、
いつもよりはっきりとその瞳を見ました。
あっという間に会話が終わりそうだったから、
「また値上がりすると。聞いたのですけれど。」
と。やっとの思いで聞きました。
そうしたらテンチョーは、
たまらない笑顔でニッコリ笑ってくれて、
「まだ、そういう情報は入ってませんよ。」
と言ってくれました。
たった、それだけだったけど。
その時の、あの笑顔を鉢を見るたびに思い出すと思います。
今日は渡せなかったし、
また次の機会にチャンスが巡ってくるとも限らないし。
もう2度と好機は、こないかもしれない。
でも、まだ終わったわけでも。失ったわけでもないから。
もうちょっと自分の気持ちに正直に、って思ってます。
自分が、どうしたいか。わかったから。
もし私が行動を起こしても、
テンチョーから好い反応がもらえる可能性はとてつもなく低いけど。
何もしないで、このまま終わりたくないし。
終わらせられそうにもないから。
ブルーバードに願掛けて、また来週懲りずに通ってみるつもりです。
スズメ目ツグミ科ルリツグミ属の鳥。
青い小鳥で、鳴き声が美しく春告げ鳥として親しまれている。
給油に行ったのは母の申し込んだ携帯電話を受け取りに行く道すがらでした。
ショッピングモールの駐車場に車を停めたら、
ざんざ降りの雨が車窓を打ちつけ始めました。
雨粒を眺めていたら泣きたくなってきたので泣きました。
ぼろぼろ出るだけ泣いて泣き終えた自分の顔をミラーに映したら、
あまりのひどさに苦笑いするしかなく。
雨の日にサングラスをかけて店内へ。
携帯ショップの手前に一度も入ったことのない、
フラワーショップを見つけて。
ふらふらと足が勝手に、そちらの方向へ。
奥の一角の多肉植物のスペースを、
ぼんやりと見つめていました。
私の育てているもの、それと同じ種類のものが幾鉢。
ふと、その傍に目をやると多肉なコーナーはそこだけに止まらず。
棚の上に下に、その3倍もの鉢の数が並べられています。
欲しいものが2つ3つ見つかって手に取って眺めては、
またそれを置かれていたところへ戻すを繰り返す。
何度か、そんなことをしていると。
私の目に留まったのはラベルに書かれた、「ブルーバード」の文字。
ブルーバードは私が多肉を育て始めるきっかけとなった植物。
手元にはありません。
他に欲しいものもあったけれど・・・
今日はブルーバードを傍に置いておきたい気分かな。
その時は、そう思って。
レジに連れて行きました。
この鉢を見るたびに、
きっと今日の顛末を思い出すのだと思います。
自分の意気地の無さを。
スタンドでテンチョーが灰皿を確認に来てくれた時、
今の会員価格を説明してくれました。
そのとき、まじまじとテンチョーの顔を見ました。
たぶん、すごい目で見つめていたと思います。
テンチョーの顔を、できる限り強く濃く自分の中にしまっておきたかったから。
今日のテンチョーは眼鏡をかけていなかったので、
いつもよりはっきりとその瞳を見ました。
あっという間に会話が終わりそうだったから、
「また値上がりすると。聞いたのですけれど。」
と。やっとの思いで聞きました。
そうしたらテンチョーは、
たまらない笑顔でニッコリ笑ってくれて、
「まだ、そういう情報は入ってませんよ。」
と言ってくれました。
たった、それだけだったけど。
その時の、あの笑顔を鉢を見るたびに思い出すと思います。
今日は渡せなかったし、
また次の機会にチャンスが巡ってくるとも限らないし。
もう2度と好機は、こないかもしれない。
でも、まだ終わったわけでも。失ったわけでもないから。
もうちょっと自分の気持ちに正直に、って思ってます。
自分が、どうしたいか。わかったから。
もし私が行動を起こしても、
テンチョーから好い反応がもらえる可能性はとてつもなく低いけど。
何もしないで、このまま終わりたくないし。
終わらせられそうにもないから。
ブルーバードに願掛けて、また来週懲りずに通ってみるつもりです。