時が流れるのは早いもので...という訳でポール・サイモンをいってみよう!
時の流れに Still Crazy After All These Years /Paul Simon(1975)
1曲目 昔の恋人との再会を歌ったタイトル曲”時の流れに”を聴いただけで、傑作と
直感できるアルバムだ。都会的センスの魅力に溢れる曲群は、どれも均整がとれ
大人っぽい歌詞も優れている(細かいニュアンスは掴み取れませんが 苦笑)。
アート・ガーファンクルとのハーモニーが復活した”My Little Town ”は古くからのファンも
楽しいし、№1ヒット”恋人と別れる50の方法 50 Ways To Leave Your Lover”は
スティーブ・ガットのドラムが印象的な秀作。
このアルバムのトーンは、MOR的ともジャズ的(クロスオーバーと言うのかな?)いえる
大人のサウンドですが、MORの欠点であるベトつくような甘さに陥ってない点が素晴らしい。
ジャケットのセピア写真にあるように、NYのアパートメントでコレを聴いたら素敵だろうな。
そんな気分を味わうように、これで”楽しくやろう Have a Good Time”!
このジャケット写真を見るといつも『ウエスト・サイド物語』を思い出すのは僕だけだろうか?
”優しいあなた You're Kind”は、賛同してくれるかな。(笑)