五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

コントロール

2022-01-20 11:21:39 | 音楽


もうすぐスーパーボウルの季節。今年は通常より1週間遅い2月13日に第56回スーパーボウルが
ロサンゼルを舞台にAFCとNFCの王者が激突。音楽ファンにはハーフタイムショーもお楽しみ。

世界が注目する生中継を放映するTV局が”コントロール”できなかった歴史的大事件があった!
第38回(2004年)NFLスーパーボウルのハーフタイムショーでの出来事。ジャネット右胸露出
ニップル・ゲート事件(Super Bowl XXXVIII Halftime Show -The incident,"Nipplegate")だ。
これでミソをつけちゃったのがジャネット・ジャクソン、という訳で...。

Control / Janet Jackson (1986)
マイケル・ジャクソンの妹、ジャクソン家の可愛い末娘なんて呼ばれるのはウンザリ。
私は”ベイビー”なんて名前じゃなく”ジャネットさん”よ!と背水の陣で臨んだ3作目が大ヒット。
成功の要因は、元プリンス・ファミリーで先鋭R&Bのプロデューサー・コンビ:ジャム&ルイス
(ジミー・“ジャム”・ハリスとテリー・ルイス)と組んだこと。初の全米アルバム1位を獲得。

ここからシングルが続々ヒット。R&BチャートNo.1が4曲、全米No.1(When I Think of You)
が1曲とマイケルとプリンスに人気・実力ともに肩を並べる快進撃が始まる。

"恋するティーンエイジャー"をやっと過ぎた頃(当時まだ二十歳)。彼女の声質が好きだなぁ~。
スーパーボウルが始まる時が、”あなたを想うとき”なんてのは、あまりにも"Nasty"。
マイケルやプリンスのように”急がせないで”、ダイアナ・ロスやアレサ・フランクリンのような
息の長いミュージシャン活動が続くように今後も無事に”コントロール”してほしいものですね。

追伸 今年のハーフタイムショー出演者(豪華な5組のアーティスト)
・ドクター・ドレー
・エミネム
・スヌープ・ドッグ
・メアリー・J. ブライジ
・ケンドリック・ラマー

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グッド・オールド・ボーイズ

2022-01-09 11:35:30 | 音楽

年越しに僕のお気に入りコメディ映画がTV放映され、嬉しい新年を迎えました。
『サボテン・ブラザース(Three Amigos!)』(1986年・米)で初笑いさせてもらったのだ。
<NHK-BS 12/31午後11時17分~1/1午前1時01分>
劇中シュールな”歌う低木”(Singing Bush)で歌っていたのがランディ・ニューマンなんだぜ、
知ってた?...観ていない方にとっては”Singing Bush”て何??…ってな訳で。(笑)

グッド・オールド・ボーイズ/ランディ・ニューマン
Good Old Boys/Randy Newman(1974)
アップした写真が手振れ・ピンボケしているのは僕の腕が悪くてそうなってるんじゃない。
元々レコードジャケット写真がわざと露出不足・手振れ・ピンボケしてるのだ。
いいね~!ひねくれてますね!ランディ・ニューマンらしいですね!

曲目は、米国南部をコンセプトにして、貧しい庶民ルイジアナで1927年に起った大規模洪水
郷土愛大統領愛しい人酔っ払いなどを歌い綴ったもの。ランディ歌詞がなんとも辛辣・
独自のユーモアで一筋縄ではいかない。”ホワイ?アメリカンピーポー!可笑しいダロウ!”
ランディ・ニューマンのGood Old Boys時代を控えめに振り返っているようだ。
ランディ・ニューマン、幼年・少年期は米国南部(フロリダ州やアラバマ州)で育つ。

キャッチーで郷愁を誘うメロディだけ聴くと優雅な往年のハリウッド映画のサントラのようだ。
ランディのおじさんには映画音楽の巨匠(アルフレッド・ニューマンライオネル・ニューマン
がいる。1980年以降本人も映画音楽を多く手掛け叔父さんたち負けぬ活躍ぶりは周知のとおり。

さあ、貴方もバーボン・ウイスキーを片手に、このアルバムに酔ってみませんか。
できればバーでジャケットに写ってるような愛しい人と一緒に ・・ GOOD OLD BOYSに乾杯

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

New Year's Day(元旦)

2022-01-01 00:00:11 | 音楽

2022年 新年 明けましておめでとうございます

元旦にちなんでNew Year's Dayを収録してるアルバムを聴きましょう。 
アイルランドはダブリンから世界的なロックグループとして成長、支持を得た傑作だ。
WAR(闘)/U2(1983)全英1位

U2の代表曲、2曲が誕生しました。
ブラディ・サンデー Sunday Bloody Sunday と ニュー・イヤーズ・デイ New Year's Day
聴いているとアルバムタイトル WAR(闘)に共鳴するようなんだか力が湧いてきます。

そう!U2(ウニ)といえば、正月にお節料理に雲丹(うに)を食せばさらに元気も出ます。
雲丹には、皮膚の粘膜を正常に保つ役割やガン予防など栄養面に優れており
ビタミンAが豊富に含まれているので、女性には嬉しい美肌効果が期待されるそうですよ。

WAR~(ワ~・・・💦)ピーター・ローウェン君(ジャケットの鋭い眼差しの少年の事です)
おじさん、新年早々つまらないこと言ってごめんね。話をアルバムに戻そう。
B面最後の曲 ”40” は旧約聖書の詩篇(第40篇)から採ったという平和の祈りを込めた曲。
そして今年2022年はコロナ禍も早く鎮静化してほしいと願いも込めて聴きたいと思います。
×2を聴きながら祈念しませう今年こそ素敵な1年になりますように... you,too !

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする