五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

♪Open up, open up, Open your eyes, it's time !

2008-09-27 10:50:36 | 音楽
今年3月にブログ更新が途絶え最後がBRIAN WILSON(Beach Boys)"SMiLE"だった。
再開もやはり、この新作について書いておきたい気分。
THAT LUCKY OLD SUNザット・ラッキー・オールド・サン”(2008)BRIAN WILSON

ブライアン・ウィルソンの明るく溌剌しとした<カリフォルニア賛歌>傑作です。
なのに、泣きたくなるような感動はなぜ?天国と地獄を味わった
ブライアン・ウィルソンンの半生を振り返っているアルバム・コンセプトに
ブライアン、ビーチ・ボーイズファンの想いが重なるからなのでしょうか。(うるうる)

曲間を語り(Narrative)でつないだ あっという間ノンストップ38分間音楽マジック。
彼に、思い入れがなくたって大丈夫。ポップ・ミュージック作りの天才が紡ぎだす
メロディーは、美しい。ノスタルジックでありながら明朗快活な曲が Oh,It's Magical !
最近、単調なレゲエ風味ラップが蔓延しているJ-Pop(ほとんどがゴミ)の低レベルを
嘆いている(エッ!僕だけ・・・汗)貴兄・淑女のみなさんもお手に取って。

最近のインタビューで、人生で最も重要なアルバムは?問いに
「ランディ・ニューマンの『セイル・アウェイSail Away』(1972年)、
フィル・スペクターの『クリスマス・アルバムA Christmas Gift for You』(1963年)
ビーチ・ボーイズの『サマー・デイズSummer Days (and Summer Nights!!) 』(1965年)
だな」と答えてました。

皆さん、気づきました? All right !! そう3枚のAlbumの要素(ノスタルジー、Xmas Gift
特別なもの:自叙伝、カリフォルニア)は、全てこのアルバムに入ってるんだってこと。
音楽のマエストロで天才の彼は、こういった感じで新作プロモーションをするのだよ。
素敵な新作を届けてくれた”ラッキー・オールド・ブライアンさん”に幸あれ!
コメント (2)
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私を待つ人がいる?

2008-09-23 20:00:03 | 音楽
今日は、お彼岸「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、
パソコンに向うにもちょうど良い季節。お墓参りの後
この”お地蔵さんジャケット”をちょいと思い出して・・・。

高石ともやとザ・ナターシャー・セブン”(1972)1stアルバム

1960年代後半 高石ともやは、関西フォークを引っ張るリーダー的存在となるが
当時の社会運動との連動・過激化に疲弊し逃げるように1969年渡米。
米国のトラッド・フォーク、ブルーグラス、カントリーのルーツ探訪の後
ザ・ナターシャー・セブンを結成し、気分のいい音楽を提供してくれた。

これ、聴くとすご~く気持ちイイ。秋の高い青空の下、稲穂に吹く風のよう。
最近の高石ともやは、ジジくさい(最初からジジくさい人ですが・・・笑)んだけど
録音時はザ・ナターシャー・セブンの若いメンバー(高石ともや もまだ31歳)と
一緒に楽しくやっている。のびやかに・陽気に・おおらかに・爽やかに。

”私を待つ人がいる” ”陽のあたる道” ”谷間の虹” ”あしたになればね!”etc。
後に「107ソングブック全集」にも再録されていく楽曲は、いつまでも心に残る
良い唄です。24bitリマスター盤は探し出して聴く価値ありますよ。

さあ 今日は久しぶりに、
♪唄うよ~Hey Hey Hey!("ヘイ・ヘイ・ヘイ / New York Town"より)
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