映画『ウエスト・サイド物語』やマイケル・ジャクソン「オフ・ザ・ウォール」に あったような
壁に落書きされた”BUDDY HOLLY LIVES”の文字が印象的なジャケット!
久々にコレ↓を取り出して聴くとやっぱり胸が躍るな~。
Buddy Holly & The Crickets 20 Golden Greats 1978
この年(1978年)ゲイリー・ビジー主演の映画『バディ・ホリー・ストーリー』 が
全米で公開されてヒットしたので、このコンピレーション盤も売れたようです。
しかし、この映画 日本では未公開だったので、僕はレンタルビデオで観ました。
しっかりした伝記映画なのに 未公開とは、1978年当時 日本のB・ホリーの低評価及び
映画界(邦画&洋画)自体の 斜陽を物語っていますよね。劇場で観たかった!
話をこのアルバムに戻せば、今回久々に聴いてグッときたのがバディ・ホリーが歌う
ロッカバラード良さ。どれも素晴らしい。特に”Listen To Me”,”True Love Ways”
”Raining in My Heart”,"It Doesn't Matter Anymore"がいい。何度聴いても
鮮烈さを保つ良い曲だな~と、感慨を新たにしたのでした。
けだるいブラジルのボサノバ調の歌がFMラジオでかかる度に、良い曲だな。
この曲は、なんてタイトルだろう・・・ ”トニオの歌”かぁ?...。
と、名前も知らないまま、僕の頭の中にこのメロディが刷り込まれていった。
レコード店に行っても「トニオの歌」or「十二夫の唄」は見つからなかった。
”アントニオの歌(虹を綴って)Antonio's Songs(The Rainbow) ”
スリーピング・ジプシー/マイケル・フランクス
Sleeping Gypsy / Michael Franks (1977)
『トニオ・じゃ・ネイロ!』(驚)
時は流れ後年このアルバムを入手し、正しいタイトル名も判明。
僕の高校生時、ヒアリング能力の乏しさを知ったのでした。
・・・ 洋楽空耳(勘違い)は、貴方にも経験ありますよね? ・・・・
追伸
アントニオ猪木の登場時『猪木ボンバイエ!』の掛け声で有名なテーマ曲
”炎のファイター/アントニオ猪木のテーマ INOKI BOM-BA-YE”(1977)は、
1977年当時、地元のレコード店ですぐに見つかったんだけどね。(汗)
”ANTONIO BOM-BA-YE!!! (♪虹の向こうは、RIOなのかしら)”
さあ今年 第31回オリンピックは、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ!
・・・なんの話やねん。(完)・・・
Mama Said / Lenny Kravitz (1991)
レニー・クラヴィッツの母親が息子のアルバムついて言わはった・・・
「ごめんやす
レノンはんや ヘンドリックス兄さん C・メイフィールド兄さんに
たんと似た作りにしてますけど かんにんどっせ
そやけど 息子は一所懸命いろんな楽器をひとりで いらうて
作ってたさかい 気に入ってくれると ほんま嬉しいどすなぁ
あんさんも 1枚買うておくれやすの おおきに」
It Ain't Over 'Til It's Over
花粉情報が最盛期の今日この頃、花粉症の人には申し訳ないが
のべつ幕なしにくしゃみをされると、これから書くことは
趣も情緒もあったものではないのですが....。
ストレンジャー/ビリー・ジョエル(The Stranger / Billy Joel) (1977)
大好きな曲「素顔のままで(Just the Way You Are)」を収録している大ヒットアルバム。
日本では、タイトル曲”ストレンジャー”の方がウケてましたよね。
哀愁たっぷりにピアノと口笛のイントロが 鼻腔を刺激して・・・『ハクション!』
くしゃみについでに、ストレンジャ-とマザー・グースの唄を思いついたのでした。
(講談社文庫刊マザーグース1より)
月曜日のくしゃみは、危険のしるし (Sneeze on Monday, sneeze for danger)
火曜日のくしゃみは、知らない人にキスをする(Sneeze on Tuesday, kiss a stranger)
水曜日のくしゃみは、手紙がくるぞ (Sneeze on Wednesday, get a letter)
木曜日のくしゃみは、いいことあるよ (Sneeze on Thursday,something better)
金曜日のくしゃみは、悲しいしるし (Sneeze on Friday, sneeze for sorrow)
土曜日のくしゃみは、あした好きな人に逢える
(Sneeze on Saturday,see your sweetheart tomorrow)
貴方は、何曜日にくしゃみをしましたか?
God bless you !
なぜか名前を呼ぶのに恥ずかしい?写真家ジャレッド・マンコーウィッツ
Gered Mankowitzがカメラレンズに直接グリースを塗って1966年11月にストーンズの
メンバーを撮った写真を秀逸なアルバムジャケットにした愛らしいストーンズの5作目。
”ビトゥイーン・ザ・バトンズ(Between the Buttons)”/ The Rolling Stones(1967)
曲目イエスタデイズ・ペイパー、マイ・オブセッション、バック・ストリート・ガール、コネクション
・・・最後の曲まで聴いてもストーンズの知られたヒット曲はない。当時のライバル達の音楽
(ビートルズ『リボルバー』,ビーチ・ボーイズ『ペット・サウンズ』,ボブ・ディラン『ブロンド・オン・
ブロンド』)に刺激されフォーク・ロックとサイケデリックが陽気に同居した作品になった。
1967年の英国製ポップ・ロック(当時の音)の流行りものを取り入れたのでしょう。よって
ローリング・ストーンズが演るにしては、可愛らしいという印象をうけます。ストーンズTOP5
アルバムには選ばれなくても、ベスト10には滑り込ませたい愛しいアルバムなのです。
オリジナルアルバムは、タイトル・ロゴとグループ名がチャーリー・ワッツのジャケットの
ボタンの中に2つ小さく描かれており、洒落ています。僕が持ってるドイツ再発盤には
右上にも大きなロゴがある。ついでに廉価盤シールが左上にも貼ってありますが。(汗)
"Between the Buttons"っていうのは英国では『考え中』という慣用句でもあるらしい。
チャーリー・ワッツがアンドリュー・ルーグ・オールダムに「次のアルバムのタイトルはどうな
るのか」と聞いたところオールダムが「まだ考え中(Between the Buttons)だ」と答えた。
それが後にアルバムタイトルを決める段になって、これが洒落で本決まりになったらしい。
しかし、なんだね。ジャケットをみる度思う。ブライアン・ジョーンズはレコーディングで疲れて
いたのかジャケットの顔はまるで幽霊のようで、後の事件のこともチラッと考えてしまう。