パロディ ~愛犬編~
夏の盛り
田んぼの稲はお日様と水の恵みを受け青々と生長
愛犬は朝の5時30分から散歩の誘いをかける
昼間の灼熱アスファルトはたまんないからな
眠い眼をこすりながら飼い主の役目をこなそう
水が張ってる田んぼの畦道(あぜみち)をいく
かすかな涼風があくびを誘い
ぼんやりした頭を醒めさせてくれる
きらり 飼い主 ふくみわらい
リードを放し先回り 畦道の角をまがり
20m先から愛犬の名(クッキー)を呼ぶ
放牧犬の本性を見せるが如く全力で
脱兎のように弾丸のように走る走る
短い足と長い胴のアンバランスがそうさせたのか
彼女は遠心力を知らないのか
それとも堪えきれなかったのか
角をまがりきれず水を張った田んぼにドボン
きらり どろんこ にがわらい
えらい目に遭った、あんなことになるなんて。
ガルルルウッ!あれは仕組まれた罠よね、読者の皆様!
福音館書店刊「どろんこハリー」 子供によく読んだ絵本です。
お風呂に入ったらさっぱり、どう?
また、散歩いきましょう。
ホントはどろんこも楽しかったよ!by COOKIE
パロディ ~ロック編~
AMラジオのインチキ・コマーシャル仕立てで、
アイデア倒れの愛すべき(コンセプト)アルバム。
THE WHO SELL OUT(1967)
素晴らしくメロディの良い曲がある。
「リリーのおもかげPictures of Lily」以来の自慰についての歌だ。
「マリー・アンヌMary Anne with The Shaky Hand」である、素晴らしい。(笑)
次回作で傑作に仕上げた『トミーTOMMY』の発芽がうかがえる曲がある。
「ラエルRael」だ。トミーの曲になる「スパーク」「アンダーチュア」が豊かな
発想で登場しており、ドラマティックな展開で僕を楽しませてくれる。
愉快なニセ商品宣伝のアルバム・ジャケットがある。
<front cover>脇の下に消臭剤"Odorono"by ピート・タウンゼント
浴槽に缶詰食品ベークド・ビーンズ"Heinz"by ロジャー・ダルトリー
<back cover>ニキビ予防クリーム"Medac"by キース・ムーン
ボディー・ビルのコース"Charles Altas"by ジョン・エントウィッスル
要は、豊かな想像力で、このアルバム(ロック&ロール)を聴けば
ゴキゲンな気分にさせてくれるのことを示唆してるんだ。
あまり、ピンとこなかった?
でも 大丈夫だよ。ここまで、ピンとこない貧相な発想の方にも
「恋のマジック・アイ I Can See For Miles」がある。
こんなに気持ち高揚させてくれる強力な傑作は、そうはないぜ!
これは、嘘でもパロディでもない大いに宣伝したい名曲さ。
♪”サクラ吹雪の サライの空へ~”
今年の(日本テレビ系)『24時間テレビ29 愛は地球を救う』(8/2618:30~)
のテーマは「絆」なんだそうだ。
"絆"といや日テレなんかより ”JAKE aaa~nd ELWOO~OD!”兄弟との絆が深い。
Saturday Night Live(米NBC-TV)1977年番組の企画から出てきたBlues Brothers。
好評につきノリノリのデビューLive盤”Briefcase Full of Blues”(1978)発売
ジェイク&エルウッドそして豪華バックバンドはソウルの大御所The MG’Sの
スティーヴ・クロッパーとドナルド"ダック"ダン他バリバリのソウル・マン達が
脇を固める。名門R&Bレーベル、アトランティックから出してるのが凄いね。
オープニング(&クロージング)は”お前をはなさないI Can't Turn You Loose”
にのって登場するいかした奴ら。
ソウル・マンSoul Man(全米14位)も大ヒット(本家サム&デイブもビックリ)
ココまで本気のR&Bを聴かせてくれるなんて、米国エンターテイメントの凄さですね。
行け行けドンドンで、同キャラクターで映画化。これまた大傑作で大当たり。
ご存知「ブルース・ブラザーズ The Blues Brothers」(1980 ・米)
監督ジョン・ランディス 主演はもちろんジョン・ベルーシとダン・エークロイド。
ゲスト出演のソウル・ミュージシャン達のパフォーマンスにも泣き笑い,,最高!
ブリーフケース一杯のブルースを
Jake & Elwood の愛と絆を
サライの空から皆に届け
Bluesが地球を救うのさ
トレイシー・ウルマン(Tracey Ullman)の1stアルバム
”You Broke My Heart in 17 Places”(1983)
こりゃ、楽しいね!はじめて聴いた時'60年代ガール・ポップの
デジャヴdeja vuな感覚がうれしくて、すぐにレコードを買いました。
ヒット曲”They Don't Know”(全米8位)をはじめとするオリジナル曲は、
’60年代ガール・ポップへの楽しいオマージュ。最高! カバー曲
”ボビーに首ったけ”等もティーンエイジャーのように、可愛らしく唄ってます。
ジャケットのなりきりぶりが笑わせてくれます...なんともイカしてる~ウ!
英国ガール・ポップの大先輩ダスティ・スプリングフィールドの
瞳を閉じてワン・ツー・スリー”I Close My Eyes and Count to Ten”
をしっかりカバーしてます。
(2ndアルバムでもD・スプリングフィールドの”Little By Little”をカバー)
さすが、舞台出身の英国女性でありコメディアンヌのセンスは大したもの。
(プロデューサーがえらいのな?)
パロディながらオリジナルに対する愛情や感覚・嗅覚が楽しい楽曲に
表れています。伝統を大事にする英国人気質の表れでしょうか?
こういうの好きなんだな~。当時の僕は、
”トレイシーに首ったけ”
これは、チープ・トリックの来日公演(1978.4)を収録したLIVE盤。
ハードでpopかつ、しっかりとしたロックンロールが聴ける好盤ですね。
黄色い歓声に包まれた日本武道館にて”Hello There”に始まり
ロック古典”Ain't That a Shame”も披露している。
ビートルズを彷彿とさせるヒット曲”甘い罠 I Want You To Want Me ”や
”Surrender”(傑作!)など、あっという間の10曲。(現在完全盤2CD有)
とにかくゴキゲンなLiveの真空パック。あまりの良さに日本限定発売
だったのが逆輸入の形でアメリカでも発売になったんだよね。
"安っぽいごまかし"のグループなんかじゃないってことを証明した
アルバムなんです!
そういえば、ついでに思い出したんだけど、当時カセットテープに洋楽の
お気に入り曲を編集し『Cheap Entertainment』なるタイトルをつけて
A面 Pop side , B面 Rock side とかやってました。
お恥ずかしい...(おしまい)
『太陽系には、12の惑星(水星、金星、地球、火星、セレス、木星、土星、
天王星、海王星、冥王星、カロン、2003 UB313)があり、
このうちClassical Planetsが8つ、Plutonsが3つということになる。』
チェコの首都プラハで行われている国際天文学連合総会
(8月24日最終案決議予定)の話題に注目です。
太陽系の惑星の数が、僕達の習った頃とは変わるのか?
教えて!Ziggy Stardust ということで、
「屈折する星くずの上昇と下降、そして火星から来た蜘蛛の群」(1972)
”The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars”
長い長いタイトルのDavid Bowieの傑作アルバムです。
グラム・ロックなんていわれた頃、デヴィッド・ボウイは中性的で
日本のビジュアル系ロックの元祖。正直、最初はこれ買うの
躊躇していたけどね。...喰わず嫌いなのでした。(笑)
異星からやってきた架空のスーパースター(ジギー・スターダスト)が、
ロック・スターとしての成功からその没落までを描くという、ひとつのイメージの
世界が”Starman”、”ロックン・ロールの自殺者 Rock'N'Roll Suicide ”なんか
の曲を通してうまくいってるコンセプト・アルバムなのだ。
さてZiggy Stardust を聴きながら、望遠鏡を取り出して、新惑星を探そう!
”おっと、お向いのうち 夫婦喧嘩か?”
....それって、『裏窓』じゃん!望遠鏡の方位仰角に注意しましょう。
これには、ポップなヒット曲はない。
ぶ厚くてHeavyなブルース・ギターのエリック・クラプトンが聴けるのだ。
以前に出たコイツのステレオ&モノラルの2バージョン収録したCDもイイぜ。
ジャケットにもあるように、むさくるしくて男くさく、シカゴ・ブルースを追求する純粋な
男たちによる、見事に純化されたブルースが記録されている。ジョン・メイオール自身の
ハーモニカもいい(Another Man)。そしてジョン・マクヴィ(ベースギター)&
ヒューイ・フリント(ドラムス)の力強い演奏も素晴らしい。
こう糞暑い日(ご免、言葉遣いが悪くて!)が続くと
こういったブルースを酔っ払いながら聴きたいんだな。
...男も濡れる音楽なんだね!
Baby,What'd I Say. Oh,Baby
Well Alright,Baby. Yeah,Yeah,Yeah !
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モスコさんのE・クラプトンの記事
(”「俺はこんな曲、ポップだから演んないよ」・・・といって
ヤードバーズを抜けた”)
に触発され、TBエントリしてみました。
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ジョー・コッカーJoe Cockerのデビュー・アルバム
”with a little help from my friends” (1969)です。
言わずと知れたリンゴ・スターが唄った名曲を、
酒やけした声でブルージーBluesyに聴かせてくれます。
他にも好きな曲が”マジョリーンMarjorine”、ボブ・ディランが2曲
”Just Like a Woman ”と”I Shall Be Released ”
『♪だーれのせいでもありしゃしないー、みんなオイラがわるいのさあー・・・』
日本じゃ尾藤イサオが唄って有名("あしたのジョー"の主題歌でも有名!)な
”悲しき願い Don’t Let Me Be Misunderstood ”もあるでよ~。
"ウィズ・ア・リトル・ヘルプ"ってことで、このアルバムに
有名なジミー・ペイジやスティーヴ・ウィンウッドらがお助けして ござんす。
そりゃ デビューに際して、こんな顔で騒がれたら、お友達は助けなしゃーないで。
映画『愛と青春の旅だち AN OFFICER AND A GENTLEMAN (1982・米)』
の主題歌”Up Where We Belong”(...しびれます!)
ジェニファー・ウォーンズとデュエットでの復活もありました。
この酔っ払いおじさんは"心の友"がいないとだめなのね。
助けるとおもって聴いてやっておくれ。
1曲目から穏やかな”Jamaica Say You Will” ではじまる
JACKSON BROWNE ジャクソン・ブラウン・ファースト(1972)
を帰省のお供に如何かな?
ヒット曲”Doctor My Eyes”が好きでよく聴きましたよ。
ジャクソン・ブラウンを聴くとなぜか心が落ち着く。
ご先祖様に線香をあげ、お墓参りし、心を清めよう。(オイオイ!)
J・ブラウンは、年を重ねるごとにウエスト・コーストにおける
シンガーソングライターの重鎮のようになってきていますね。
僕は、ポップなヒットソング”Somebody's Baby”(1982)からリアルタイムで
意識しはじめました。当時、こんな音がよ~さん 流行ってました。(笑)
さすがにJ・ブラウンさんはオリジナル・アルバムには収録しませんでしたね。
映画「初体験/リッジモント・ハイ」"Fast Times At Ridgemont High"(1982・米)
のサントラ盤に収録。・・・あほな僕は、当時人気のあった女優
フィービー・ケイツの***シーンに釘付け!
動機は不純ながら、内省的なJ・ブラウンの名盤を聴くようようになったのは、
『煩悩(ぼんのう)あればジャクソン・ブラウンあり』ってことか?
(正しくは・・・”煩悩あれば菩提(ぼだい)あり”ですよ。学生諸君!)
という歌詞の陽気なレゲエ・ナンバーが、僕は大好き。
これは、傑作2枚組LP エルトン・ジョンの黄昏のレンガ路(1973)からの1曲。
実は、原題が” Jamaica jerk-off ”という意味深?卑猥(ひわい)な
タイトルのため まったく無視されています。
この柔らかい邦題タイトル『碧の海、ジャマイカにおいで』
で英・米も発売すればよかったのに...(無理か!)
まあ このアルバムには、こんなことも気にならないくらいに、
わんさか良い曲が収録されてるからね。例えば...
『風の中の火のように Candle in the wind 』
『ベニーとジェッツ Bennie and Jets 』
『グッバイ・イエロー・ブリック・ロード Goodbye yellow brick road 』
『土曜の夜は僕の生きがい Saturday night's alright for fighting 』
...で ” Jamaica jerk-off ”(笑)
クレジットもイカかしていてます。
( Written by Raggae Dwight and Toots Taupin )となってるんですね、
通常なら( Written by Elton John and Bernie Taupin )なるところ。
DwightはElton Johnの本名からで、
Tootsはこの人のこと指してま~す。
この三つ折りの豪華なジャケットと楽しいイラスト一杯のアルバム。
一度は、聴きにおいで!