五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

Love and Mercy

2007-12-28 07:24:55 | Weblog
今日(28日)は仕事納め。僕のブログも今年最後のエントリ(ブログ納め)です。
それでは、2007年 僕の10大ニュースいってみよう。

   ラヴ&マーシー

・ビリーズブートキャンプに入隊するも3日目で脱走。不名誉除隊となる
・携帯電話を機種変更するも購入初日に胸のポケットから滑り落とす。
 ココまでなら許すが、速攻で愛犬に拾われ傷だらけになる。替えなきゃ良かった
・転勤になり勤務地が名古屋(中区)にかわる。色々な誘惑が以前よりました
・通勤の友(iPod 60GB)、突然お勤めを終える(つまり故障)。合掌
・プロ野球 我が、中日ドラゴンズ53年ぶり日本一。おめでとう
・ブログ『五叉路のグラフィティ』をやめるといいながら復活し、まだ続けてる。今後は?
・・・あれ?このぐらいしか浮かばないや(笑)・・・平々凡々の善き1年でした。

   

本年も「五叉路のグラフィティ」をご愛読賜りまして誠にありがとうございました。
来年もお役に立てる情報をお伝えすることはありませんが、自己満足のため、
魅力あるBlogとなるようにがんばってまいります。(本当かよ?笑)
今年に引続き来年もご愛読賜りますようよろしくお願い申し上げます。
コメント、トラック・バックを頂いた方、重ねて御礼申し上げます。
では、皆様よいお年を。
   Love and mercy to you

( " LOVE AND MERCY " taken from Brian Wilson 1988 )
コメント (12)
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Jesus of Cool

2007-12-25 07:02:21 | 音楽
イエスさんお誕生日おめでとう。これで一緒にロックンロールしようぜ!
JESUS OF COOL ジーザス・オブ・クール ”/ Nick Lowe (1978)
ニック・ロウ最強の1stポップ・アルバムでパーティだ。

米国盤は、こんなタイトルでは宗教団体等の圧力があるのでは?と恐れ
”Pure Pop for Now People” と変えて発売。
しかし、これもニック先生らしいなんともシニカルなタイトルです。

ロックパイルのメンバーをバックに従え、ポール・マッカートニーばりの
キャッチーなメロディをもつ鮮やかなR&Rはとても楽しめます。デビュー曲
”So it Goes”や”Music for Money”そして途中で曲調の変化が愉快な
”Nutted by Reality”、最後の力強いR&R”Heart of the City ”など
英国製POPSのセンスの良さを感じるアルバムで大・大・だ~い好き。

一時期ボーナス曲2曲入りでCD再発されていたが、暫らく廃盤の状況でした。
こんなにいいアルバムなのに、と残念に思っていたところ朗報が入りました!

来年UK盤が2008年2月18日に、US盤が2月19日に“30th Anniversary Edition”
30周年記念盤として、新たに追加されるボーナス・トラックを含めて全21曲で
発売されるとのこと(涙)。4曲入りEP収録曲、アルバム未収録のシングル曲、
”Cruel to Be Kind (Original Version)”などがいい音で聴けちゃうのだ、WOW~!
サンタさん、ありがとう。メリークリスマス&
はっぴーにゅーイヤ~ンばかーん、アハ~ン!ここはブログなの。
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初めてのクリスマス

2007-12-22 08:47:01 | 音楽
みなさ~ん、楽しんでいますか Happy Holidays !
今年もエルヴィス・プレスリーのクリスマス・レコードでキメるぜ。

初めてのクリスマス / ELVIS sings The Wonderful World of Christmas (1971)
ナッシュビルでレコーディング(71年5月)された秀逸なクリスマス・アルバム。
名作ゴスペル・アルバム『至上の愛』と同時期に録音されたこともあり、
エルヴィスはクリスマス・キャロル、トラディショナル、クリスマス・ソングを
見事な解釈で真摯にブルージーに歌い上げている。素晴らしいのひとこと!

クリスマス・キャロル”アデステ・フィデレス O Come,All Ye Faithful”に
”初めてのクリスマス The First Noel”と、この荘厳な雰囲気を持つこの歌唱は
実に見事。そんじょそこらのロックンローラーじゃ真似ができない技なのだ。

そしてこのアルバムのハイライト=白眉は”メリー・クリスマス・ベイビー”。
この曲(1947年制作R&Bクリスマス・ソングの秀作)は、多くのアーティストが
レコーディングしています。エルヴィスは、ナッシュビル・レコーディングの特色を
生かしブルージーにスリリングにシャウトします。シビレます、イカシてます。必聴!
可愛らしい絵画ジャケットもXmasの雰囲気を盛り上げてくれるぜ。
    
エルヴィス・サンタからみなさまへ Merry Christmas Baby!
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Longer ~千の風になって

2007-12-19 22:43:27 | 音楽
米ロック歌手のダン・フォーゲルバーグが16日、前立腺がんのため米メーン州の自宅で死去
56歳。イリノイ州出身。 1970年代から80年代にかけて活躍したシンガー・ソングライター。
2004年から闘病を続けていたそうだ。まだ若いぞ~、残念!

フェニックス Phoenix / ダン・フォーゲルバーグ Dan Fogelberg (1979)
清涼感ある歌声の彼を追悼して、このアルバムをしんみり聴こうかな。

ロンガーLonger”(1980年全米2位)アコースティック・ギターの響きと歌声が胸を打ちます。
間奏のフリューゲルホルンFlugelhornもいい味出してます。一時期こればっかり聴いてたな。
続いて”ハート・ホテルズ Heart Hotels ”(同全米21位)も当時流行のAOR(MOR)調で
スマッシュ・ヒットになりました。

ひとりCSN&Yと言われたダン・フォーゲルバーグはAOR(MOR)路線のヒットで人気が出ました。
ヒット曲”風に呼ばれた恋 Hard To Say”や”バンドリーダーの贈り物 Leader Of The Band ”も
ラジオでよく聴いてました。残念ですね。でも爽やかな彼の歌声・音楽が不死鳥(Phoenix)
のように時折ラジオやTVでまた舞い戻ってくれるとうれしいな。千の風になってね!

Dan Fogelberg (1951.8.13-2007.12.16)

*『千の風になって』秋川雅史
(2007年オリコン年間シングルセールス部門 1位 111.5万枚)
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スヌーピーのメリークリスマス

2007-12-17 07:09:31 | 音楽
子供もおとなも楽しめる優れた米・TVアニメ番組のサントラ盤でメリークリスマス!
”スヌーピーのメリークリスマス A Charlie Brown Christmas”(1965)
これは、昨年でたリマスター・オリジナル・ジャケット復刻バージョンCD。
『可愛い~ッ!』とジャケット買いでご購入されても楽しめることを保証しますよ。

クリスマス・トラディショナル曲”もみの木( O Tannenbaum )”から始まる
リリカルなジャズ・ピアノトリオの演奏が心温まる作品集にもなってます。
そうです!ただの子供向け音楽じゃないんだ。でもJAZZだからと言って、構えて
聴かなくたっていい。ピーナッツPeanutsの仲間たちと一緒に気軽に楽しみましょう。

ヴィンス・ガラルディ Vince Guaraldi (piano)のオリジナル曲で、いまではXmas曲の定番
”Christmas Time Is Here”(インストゥルメンタルおよびヴォーカル・ヴァージョンあり)は
郷愁をさそうし”Linus and Lucy”などを聴いてるとチャーリー・ブラン、ライナス、 ルーシー、
スヌーピー達のかわいらしさ、楽しさが思い浮かびます。4コマ漫画とかもね。

JAZZYにアレンジされたよく知ってる曲”グリーンスリーヴス(Greensleeves)”などを
聴きながら今年1年を振りかえるにもぴったりな耳に優しいアルバムなのだ。
小さなお子さんがいる方はこのTVアニメのDVD(ビデオ)も素敵なXmasギフトになるはず。
        Happy Holiday !!
コメント (2)
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The Season For Miracles

2007-12-15 06:30:04 | 音楽
寒さも本格的になりクリスマス・シーズンが到来。クリスマスツリーの飾り付けしましたか?
僕の家はこんな立派じゃないけど・・・という訳で。
The Season For Miracles / Smokey Robinson & The Miracles (1970)
スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ2枚目のクリスマス・アルバムです。
S・ロビンソンのファルセット・ヴォイスでクリスマス・キャロルを歌われると
ぐっとロマンチックにXmas気分が盛り上っちゃうのだ。
 ”ひいらぎ飾ろう/たいまつ手に手に Deck The Halls/Bring a Torch,Jeanette,Isabella”
(1曲目のメドレー)と2曲目”神が喜びを下さるように God Rest Ye Merry Gentlemen”
最初の2曲のクリスマス・キャロル(賛美歌)で神聖な気持ちへと高めれくれます。
このあとは、オリジナル・クリスマス曲と有名クリスマス・ソングが続きます。
スティービー・ワンダー作の”I Can Tell When Christmas Is Near”と
S・ロビンソン作の”I Beleve in Christmas Eve”がクリスマス・アレンジで飾りながら
それぞれの個性が'60年代モータウンらしく出ていて、楽しいXmas気分に浸れます。
さあ”The Christmas Song (Merry Christmas To You)”を聴きながら
ツリーの飾り付けをしようかな!
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どげんかせんといかん

2007-12-12 06:41:38 | 映画

タクシードライバー Taxi Driver (1976・米)
監督:マーティン・スコセッシ脚本:ポール・シュレイダー
音楽:バーナード・ハーマン出演:ロバート・デ・ニーロ、
シビル・シェパード、ジョディ・フォスター、ハーヴェイ・カイテル

ベトナム戦争帰りのトラヴィス・ビックルは、不眠症の孤独な若者。
ポルノ映画館ぐらいしか行くあてのない日常。生活のためタクシードライバーになる。
大都会N.Y.ギャング、街娼、ポン引き、麻薬密売人、闇銃器売買、悪、不正が横行する。
なんとかこれらを浄化できないものか?ついに、トラヴィスの心の中で何かがはじけ
行動をおこす。『どげんかせんといかん!』といってね(ホントかよ?)。観て確かめろ!

ロバート・デ・ニーロ(トラヴィス)が凄い。封切りで観た時(僕は10代だったけど)
パフォーマンス・演技に圧倒された。歪んだ若者の心に、ピュアな潔癖性・正義感が
同居したために、堰を切ったように行動し最後の銃撃戦へと突き進むのだ。

共感と嫌悪、トラヴィスの心の痛みは多少理解できても、同様な行動はとてもできない。
悩めるアメリカの話だと片付けられない、陰鬱な痛みの残る映画でした。
バーナード・ハーマンのスコアによるアルト・サックス(byトム・スコット)が
ニューヨークの夜にマッチして素晴らしい効果・余韻を残していたっけ。

大都会の中に、きっと1人や2人ぐらいはこんな若者は必ずいる。
特に現在の日本は多そうだな。君のまわりはどうだい?気をつけろ!
それとも・・・『俺なのか、俺に向って言ってるのか? You're talking to me ?』

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街角のBGM~Xmas

2007-12-09 06:43:18 | 音楽
さてこの時期街角のBGMは、この2曲がどこからともなく流れてきま~す。
東の横綱:山下達郎の”クリスマス・イブ ”(1983)
西の横綱: WHAM ! の”Last Christams ”(1984)
日本ではビング・クロスビーの”ホワイト・クリスマス”に肩を並べる
Xmasソングの定番 どちらも好きです。・・・という訳で。
今回は、体脂肪が気になる貴方やシェイプアップを求める貴女へ
これをおすすめします・・って、そいつは『 ヴァーム VAAM 』だろうが...。
もと~い、”Make It Big”(1984) WHAM ! です。
ワム!最大のヒット・アルバム(英・米ともに№1)でしたね。

モータウン・ソウル風な曲をポップにダンサブルに’80年代風味に味付けしヒット連発。
”ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ Wake Me Up Before You Go Go” 
”フリーダム Freedom”、”恋のかけひき Everything She Wants”
僕、こういうのに弱いんだな~。でもワム!はアイドルっぽい女性向けの人気が
凄かったので、青年男子として声だかに良いとは言いづらかった。

”ケアレス・ウィスパー Careless Whisper”は見事な雰囲気をもった傑作バラード。
イントロのサキソフォンでグッと引き込む曲の持つ吸引力に脱帽。
それにジョージ・マイケルの甘いヴォーカルでもって囁かれれば
ほとんどの女性は、お持ち帰りOKなんでしょうかね?
素敵な女性のみなさ~ん、Xmas・・・甘い囁きと体脂肪には気をつけましょう。
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失はれた週末

2007-12-06 07:01:20 | 音楽
今週末(12/8)は、ジョン・レノンの命日[1980.12.8没]。
世界中のファンたちによって各地で追悼集会が行われたり、音楽特番があったりで、
この時期J・レノンの音楽を聴くことが風物詩のようになってきましたね。
僕は今年、思い入れのあるこのアルバムで追悼しようかな。

心の壁、愛の橋 Walls And Bridges (1974) / John Lennon
楽しい変形ジャケットをはじめ、エルトン・ジョンとの№1ヒット曲
”真夜中を突っ走れ / Whatever Gets You Thru The Night”が示してるように
J・レノンの"Lost Weekend"と呼ばれた頃、いつもの尖がったジョンじゃない
(酔っ払ってる?)口あたりの良いポップなアルバムでしたね。

思い入れがあるというのは、僕は1980年12月ジョンが凶弾に倒れる前の週末に
このアルバムを買って毎日のように聴いていたんだ。アルバム収録曲にあるように
訃報を聞いた時”予期せぬ驚き Surprise Surprise(Sweet Bird Of Paradox) ”でした。
当時は『どんだけぇ~』とはいわなかったけどね。

12月8日のあの日、添付ブックレットに載ってる
やさしく笑っているジョン(写真↓右側)に、僕は『どうして?』と何度もつぶやいた。
ジョンはジョークで答えてくれたよ”アッカンベー”って。

笑えなかったよ Johnny ! ”夢の夢”であって欲しかった...。
" Ah ! bowakawa pousse, pousse " (#9 Dream)
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フィラデルフィアより愛をこめて

2007-12-03 06:54:34 | 音楽
ついに師走(12月)に突入。慌ただしい時季になりました。こんな時こそ、
周りに惑わされず気持ちはゆったりと行きたいものですね、で・・・。

スピナーズ SPINNERS (1973) 完全無欠フィリー・ソウルの大傑作アルバム。
トム・ベル渾身の力を注いだプロデュースのもとハーモニーにストリングスにも
とろけるばかりに磨き上げられた全10曲。

”いつも貴方だけJust can't get you out of my mind”
”きみと僕Just you and me baby”
”いつもあなたと I'll be around”
”たわむれの愛One of a kind (love affair)”
”気をきかせてよHow could I let you get away”
”フィラデルフィアより愛をこめてCould It be I'm falling in love”
邦題のついた曲は特に偉大で(実に6曲も!)すべて僕のお気に入りです。
XmasシーズンのBGMに最高の演出をお望みなら間違いなしの逸品。
スピナーズのゾクゾクしちゃう魅惑のコーラスはドリーミンなこのシーズンに聴くが
一番ですね。これを読んでいる方で、70年代ソウルグループの多くのアルバムから
どれを選択していいのか分からないなら、まずこれをチョイスすることをお勧めします。

次のライナー・ノーツ最後の言葉がスピナーズの素晴らしさのすべてを表しています。
Weaving a web of romantic wonder , the Spinners spun gold !(A.Scott Galloway )
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