五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

いつかどこかで聴いた歌

2009-02-27 07:58:55 | 音楽
ザ・ドゥー・ワップ・ボックス / The Doo Wop Box (1994)4CD
ロックンロール・ファン、オールディーズ・ファン、いや
全ての洋楽ファンなら、いつかどこかで聴いた歌がきっと入っています。

これを聴けば花粉症、口内炎の辛さを緩和したり逃避する効果があります。
僕は、いつもこの時期 このBOXセットを聴いて毎年凌(しの)いでいる。
個人的で偏重的聴き方は、どうでもいいですね・・・。(笑)

まあ、ともかく厳しい社会生活(仕事や人間関係や家庭)に
もまれながらも音楽(洋楽)好きを続けていると(オレ40代後半!)
この秀逸なBOXから溢れ出る いつかどこかで聴いた歌が
いつでも宝石のような輝きで僕を癒してくれるんだ!

ロマンティックでワイルドで底抜けの明るさに包まれて・・・ドゥーワ~♪
コメント (8)
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Some Girls

2009-02-24 06:56:55 | 音楽
最初にリアル・タイムでローリング・ストーンズの新譜を買ったのがこれ。
女たち Some Girls / The Rolling Stones(1978) 
78年の夏ファースト・シングル”ミス・ユー Miss You”が全米チャート1位
(現在まで、最後の№1獲得曲となっている。)に駆け上がり
異常に盛り上った思い入れのあるアルバムだ。

流行の音・ディスコ、パンクを咀嚼(そしゃく)しストーンズ流ロックンロール
に再製する。なんてことはない!リズム&ブルースをR&Rにしたように
昔からストーンズがやってることだ。実に生きのいいアルバムです。

テンプテーションズのカバー”Just My Imagination (running away with me)”
も楽しいけど”Beast of Burden”が特に大好き!僕のフェイバリット曲。
こんなこと書き続けると全10曲になっちゃう。嘘(Lies)じゃないぜ(笑)

後にクレームがついたスライドさせて髪型を変えて楽しむくり抜きジャケットが愉快。
女優ラクウェル・ウェルチやファラー・フォーセットなどの肖像権を侵害したらしい。
現在、流通している改定されたジャケットは欠陥品のようだね(笑)。
 ←裏面Girls
とにかく緩急のバランスのいい曲が揃ったベストセラー傑作アルバムなのだ。
*ひとりごと『これを熱心に聴いていた頃は、まさか本当にライブを経験するとは
思わなかったよな~』・・・シミジミ。 ストーンズ万才!
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マドンナ

2009-02-21 20:48:03 | 音楽
今も現役で女性エンターティナーのトップを走るマドンナ。どんなゴシップも
スキャンダルもすべて上手にあしらいながらポジティヴ・エネルギーに代え
新たなダンス・ミュージックを生み出すウルトラ・スーパー・ウーマン。
アラフォー(around 40)女性陣には公私とも刺激されるアーティストかな?

ウルトラ・マドンナ-グレイテスト・ヒッツThe Immaculate Collection / Madonna(1990)
1984年から1990年までのヒット曲満載のベスト盤。新曲”Justify My Love”を含め
8曲の№1ヒット(サントラ盤収録の№1”Who's That Girl”はオミットされた。)を収録。
この時期メインストリームのダンスミュージックには彼女の曲が常にありましたね。

僕は単純だからビジュアル的エロい路線にドキドキ挑発されながら、彼女に翻弄(ほんろう)
されました。最初は直ぐに消えてく尻軽女と思いきや、ズルイ女の手口だったんですね。

マドンナなんてアーティスト名からして注意すべきでした。
寅さんのマドンナとかクラス(学校)のマドンナ、吉永小百合などとは違うんです。
だってさ~ぁマドンナは小林克也さん『ベストヒットUSA』の発音Madonnaなんだもんね。
さあ週末だ、歌って踊ろう!アラフォーの女性陣もご一緒に”Like a Virgin”ヒュ~♪
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ユア・オンリー・ロンリー

2009-02-18 20:38:35 | 音楽
先月にJ.D.サウザーの来日コンサートがあったんだね。
(ビルボードライブ東京:2009年 1/28-1/29公演)
インターネットで今頃知り"ひとり寂しく取り残されました~"という訳で。

You're Only Lonely / J.D.Souther(1979)
ロイ・オービソンの名曲”Only The Lonely”(1960)全米2位に勝るとも劣らない
タイトル曲”ユア・オンリー・ロンリー”全米7位のヒット曲が思い浮かびました。
きっとJohn David Southerは"Big-O"ことR・オービソンの曲を念頭に置いて
この曲を書いたんじゃないかと推測されます。どうなんだろう?

また このアルバム、小倉エージさんがライナー・ノーツで指摘しているように
A面がノスタルジックな『ドリーミン・サイド』、B面がストレートなR&R『ロッキン・サイド』
といえる良い感じの曲目の流れがあります。CDじゃ続いちゃいますが。

J.D.サウザーというとイーグルスへの楽曲提供者、シンガー・ソング・ライターとして
またリンダ・ロンシュタットの元恋人ということでチョット気になる存在で、
我が愛の至上The Best Of My Love”(イーグルス)や”White Rhythm And Blues”
(リンダ・ロンシュタット)などの名曲を作っていました。後者は、本アルバムで
セルフ・カバーしておりリンダ・ロンシュタット盤との聴き比べも楽しみの一つですね。

口の悪い人(僕ぢゃないよ!)によると「できそこないのジャクソン・ブラウン」
というJ.D.サウザーの評価も(笑)・・・まあまあ、悪口は無視して春を待つ
しばらくの間、この哀愁感いっぱいのR&Rを聴いて過ごすのもいいもんですよ。
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恋のデュエット

2009-02-14 08:30:17 | 音楽
きょうは、バレンタインデー。
巷の流行に気軽にあわせ、楽しく週末を過ごしましょう!
恋人や伴侶とプレゼントを交換しあってニッコリとね・・・。

そんなウキウキ気分にぴったりなポップで楽しさいっぱいのアルバム。
Rocket Man・Number Ones / Elton John (2007・US盤)
エルトン・ジョンのオールタイム№1ヒット曲集から
”Don't Go Breaking My Heart (恋のデュエット) ” Elton John with Kiki Dee

この曲はE・ジョンがロケット・レーベル移籍後初の全米1位獲得曲(1976)。
なぜか初の全英№1曲!不思議だねアメリカでは何曲も1位取っているのに。
僕のE・ジョンのトップ10に入るフェイバリット曲でもあります。

なお このCD、同じ絵柄のジャケで日・英・米選曲が違うものが複数出ており
”恋のデュエット”が入ってない違うアルバムもあるので購入には御注意を。
チョコレートでもつまみ、カラオケでこの曲をデュエットしてみてはいかが。
楽しいよ。僕もこの曲ミス・ピギー(Miss Piggy)とデュエットしたいんだっ!(笑)
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ロックンロール・ミュージック

2009-02-11 08:05:11 | 音楽
あら、いつのまにかエントリも400回を更新。401回目です!
建国記念の日もかさなってめでたい、めでたい・・・しかしながら
このブログ「愛も変わらず(相変わらず)ロケンロール!」なのだ。

Rock 'n' Roll Music / The Beatles (1976)
カバーとオリジナルを問わずBackbeatの強いR&R28曲入2枚組み編集盤。
ビートルズの初期の曲が多くパ~ッとはじける休日に聴くと楽し~ッシュ。

ビートルズのオリジナル・アルバム未収録が5曲。EP"Long Tall Sally"
(A:Long Tall Sally / I Call Your Name B:Slow Down / Matchbox)
のみでしかきけない4曲と”I'm Down”が聴けるうれしいアルバムでした。


内ジャケの50年代アメリカンなイラストを眺めながら聴くと更に楽しいよ。
HAVE A NICE HOLIDAY !
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WORKING ON A DREAM

2009-02-08 10:43:02 | 音楽
ボスの新作が到着!Working on a Dream / Bruce Springsteen (2009)
インターバルもなく前作の勢いを保ったまま、軽やかに疾走するポップな傑作。
映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」じゃないけど若返っているようだ。

先週 ”ボス お時間です!”(笑)NFL:スーパー・ボウル(Super Bowl XLIII)2009.2.1の
ハーフタイムショウでも大観衆・ファンを魅了していました。4曲を時間オーバー?!の熱演。
凍てついた十番街(Tenth Avenue Freeze-Out)、明日なき暴走(Born to Run)
新曲ワーキング・オン・ア・ドリーム(Working on a Dream)、グローリー・デイズ(Glory Days)
楽しい12分間のスペシャル・ライブでしたね。本編の試合スティーラーズvsカージナルス
(27―23でピッツバーグ・スティーラーズの勝利 6度目の優勝)は1度しか観てないが
B・スプリングスティーン&E・ストリート・バンドの雄姿は何度も繰り返し観てます。w

新作の話題に戻すと、新しいけどなんだか懐かしい感じがする曲が多くて僕は気に入って
います。なお、昨年亡くなったDanny Federici(E Street Bandのキーボード奏者)に
このアルバムは捧げられている。”4th of July, Asbury Park (Sandy)”でアコーディオンを
弾く彼の姿が浮かぶね・・・今夜。
♪サンディ(Danny)
 今夜タンパ・米フロリダ州の空で花火が降り注いでいるようだ
  このSuper Bowl XLIIIの開催日に~

♪俺ら陽気な かしまし息子~♪(Glory Days)

ハーフタイムショウの効果もあってか、見事Billboard誌アルバム・チャート初登場1位獲得。
B・スプリングスティーン御一行は、あの後 無事ディズニー・ランドに行けたかな?(笑)
昔ロイ・オービソンのように歌いたいとB・スプリングスティーンは言っていたけど
いまでもそれを夢見て Rock'n On してる ~ WORKING ON A DREAM ~ 素敵だ!
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WALL・E

2009-02-05 06:01:11 | 映画
ウォーリー WALL・E(2008・米)
監督、脚本:アンドリュー・スタントン 音楽 トーマス・ニューマン
歌曲・歌:ピーター・ガブリエル”Down to Earth”
声の出演:ベン・バート/横堀悦夫(ウォーリー)
エリッサ・ナイト/園崎未恵(イヴ)、ジェフ・ガーリン/草刈正雄(宇宙船艦長)

*ものがたり*
29世紀 人類はゴミだらけになった地球を捨て、宇宙に逃れた・・・。
ただひとりのゴミ処理ロボット”ウォーリー WALL・E”を残して。700年もの間、
たったひとりで(ゴキブリはいるけど 笑)働いているウォーリーの前に
ある日最新鋭ロボット”イヴEVE”が現われ、壮大な宇宙の冒険が始まる・・・。

ゴミ処理ロボット、ウォーリーのCGの動きが圧巻。さすが、PIXAR映画。

人類が地球を滅ぼしたゴミの処理問題、温暖化問題(映画の中で何度も
砂嵐がやってくる!)など、物質文明への批判も映画のテーマのひとつだろうが、
感情を持ち始めたロボットが伝えるのは、(逢ったとたんに一目ぼれ)恋する
気持ち、つなぐ手と手のぬくもり、「愛」のすばらしさは700年後も決して
変わらないというものだろう。

映画ファンには、ネタばれになるので何処とは言えないが「ウエストサイド物語」
「E.T.」「ハロー・ドーリー」「ショート・サーキット」「2001年宇宙の旅」などニヤリ
とするシーンが出てきて楽しい。音楽ファンには、P・ガブリエルの歌が聴けるぞ!

ただ、残念なのは前半の地球でのシーン(CG画面)では、すこぶる好調
(ウォーリーの宝物・コレクションがいっぱいの隠れ家でのシーンが抜群)だが、
宇宙へ飛び出し宇宙船内シーン(アニメ画面)では、ドタバタ追っかけがシツコく
SF小説・映画にありがちなストーリー展開がちょっと残念なところかな。でも
これから観る人に!そんな事は気にせぬよう Don't Worry, Be Happy(笑)
ラストはディズニー、ピクサー映画らしい爽やかな感動が味わえますヨ。
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ブルースの囚人達

2009-02-01 22:30:55 | 音楽
ヤードバーズは、ギター奏法の技術革新に大いに貢献した伝説のグループ。
3人の有名なギタリスト(エリック・クラプトン、ジェフ・ベックおよびジミー・ペイジ)
を輩出したことによりロック・ファンが一度は通過儀礼する英国のロック・バンド。

しかし欧米らしい契約社会の弊害・犠牲にあい(3人のプロデューサーへと渡り
歩いた為)彼らの足跡・功績が、分断されて正当に評価されていないようだ。
名前は伝説的に有名でも音楽としてグループの変遷・魅力が伝わりづらかった。
これは多数のアルバムに音源がちらばり、貧弱で不十分なベスト盤の乱発など
レコード会社に食い物にされ果てはグループのイメージさえ歪(いびつ)にされる。

Ultimate ! / The Yardbirds (2001)Rhino
これでやっと60年代の偉大なロック・グループの業績がトータルで聴けることに!
ライノさん偉いね~。全活動期間1963年から1968年のヤードバーズの全貌が
最高の音質で聴ける2枚組CD、52曲を盛り込んだ究極のコレクション。

デモ・テープ”Boom Boom”に始まりEric"Slow Hand"Clapton!アナウンス有りの
マーキー・クラブ・ライブに、E・クラプトンがグループと決別したヒット曲”For Your Love”

Jeff Beckがファズ、モード奏法、フィードバック奏法などアイディアいっぱいに
”ハートせつなく Heart Full Of Soul”日本のグープサウンズのような”いたずらっ娘
Evil Hearted You”やJimmy Pageが加わったサイケな”幻の10年
Happenings Ten Years Time Ago”や映画「欲望Blow Up」の挿入歌”Stroll On”

J・ペイジによるレッド・ツェッペリンの序章(ニュー・ヤードバーズ)ともいうべき
”White Summer”に、歌は並だったがハープ/Harmonicaが救いのヴォーカリスト
Keith Relfソロのオマケまで、ヤードバーズの全てがここにあります。
いんちきロック霊感/鑑定士moondreams殿の鑑定によりますと・・・
これで、囚われの身になれないようでしたらロック以外のジャンルをお聴きに
なることをお薦めし、一方 気にいった方はロック・ファンの資質を持っていると
いえるでしょう。(=立派に通過儀礼されたとみなされます) シャーッ!
コメント (4)
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