五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

ウェイク・アップ・エヴリボディ !

2007-08-31 06:08:03 | 音楽
夏休みが終わる明日から9月。こちらでは、新学期の始まりなのです。
妻女がまた子供達に毎朝こう叫ぶ!”Wake Up , Everybody !”(もちろん日本語でね)
という訳で...。

Wake Up Everybody / Harold Melvin & The Blue Notes (1975)
でいだらぼっち(ダイダラボッチ)ジャケットでお馴染みフィリー・ソウルの傑作。

これはギャンブル&ハフ(Kenneth Gamble and Leon Huff)により見事にプロデュースされた
ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツの輝かしいTSOP(The Sound of Philadelphia)なのだ!
ダンディーでスモーキーなテディ・ペンターグラス(Theodore "Teddy" Pendergrass)の
ヴォーカルを堪能しながら、去り行く夏に別れを告げようか。次なる恋のBGMにもOKよ。
タイトル曲と4曲目 "Don't Leave Me This Way"が、僕はめちゃ好きだな。
あら、賛同者いないですか?僕を『独りぼっちにさせないで』MFSBよ!(笑)
新学期が始まるというのに、ブログ投稿拒否になっちゃうよ。
Dedicate to 岩鬼正美(ドカベン),モンスター(Frankenstein) & 浜乙女 with 
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スリラー

2007-08-28 07:03:59 | 音楽
明日はKing Of Popことマイケル・ジャクソン(1958.8.29生まれ)49回目の誕生日。
ジャクソン5時代からやってるわりに意外と若いかな。現在の風貌では年齢不詳かな?
世紀のスーパースターを超有名モンスター・アルバムでお祝いしよう”アウォッ!”

スリラー Thriller(1982) Michael Jackson
MTVが台頭しプロモーション・ビデオ(PV)との相乗効果が抜群の成果を生んだアルバム。
ギネス級の大ヒットをし、7曲ものビッグ・ヒットを生んだ。全9曲どれも最高。
これ以降はご家庭にあるアルバム(きっと一家に一枚はあるはず)を聴きながら読んでね。

The Girl Is Mine  御大ポール・マッカートニーに敬意をはらった楽しいデュエット曲。
Billie Jean  モータウン25周年記念(Motown 25:Yesterday,Today,and Forever)
        で初披露したムーンウォーク、全身鳥肌が立つくらいカッコよかった。
今夜はビート・イット Beat It  エディ・ヴァン・ヘイレンのギター・ソロが鳴り響き
          PVは『ウエスト・サイド物語』を下敷きにしたあのダンス・ダンス・ダンス!
Wanna Be Startin' Somethin'  Seママ・まあ・臭さ~お前の母さん●臍~!(Yeah,Yeah)
Human Nature 美しいバラードなの ダタッ..ダダダ・・・。
          あのマイルス・デイヴィスまでがカバーしています...名曲。
P.Y.T. (Pretty Young Thing)  [Repeat After Me]
                 (Moondreams)”これも大好きだNaNa Na!”                      
                 (皆さんご唱和 )”私も大好きだNaNa Na!”
Thriller  きっと100回以上観てるPV(ショート・フィルム)は大傑作ですね。
狼男アメリカン(1981・米)傑作!を撮ったジョン・ランディス監督を起用したのが大正解。
一世を風靡したゾンビ・ダンスは、今では囚人更生プログラムに入ってるほど素晴らしい。
集団で協力しダンスを完成させるのが、社会性を取り戻すのに効果があるという。

あれからM.J本人が、スーパー・スターから本物のモンスターに変貌していくのは
ファンとしてはつらいです。モンスターになるのはアルバム(音楽)だけでいいの”ダッ!”
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アメリカン・ガール

2007-08-25 13:06:41 | 音楽
前回の記事で、マイク・キャンベルにちょっとふれたら...
むずむずと僕のR&R聴きたい症候群 大爆発! というわけで

Tom Petty And The Heartbreakers(1976)なのだ。
トム・ペティのソロ名義アルバムは以前ココで書いたが、
このデビュー・アルバムには彼のエッセンス(魅力)が充満している。

チェロキー・インディアンの血が1/4だか混ざってるらしい26才・
痩身のお兄ちゃん(トム・ペティ)が奏でるストレートなR&Rが小気味良い。
ボ・ディドリー風のイントロからキマッてる”American Girl”のかっこいいこと。
”Breakdown”の曲調は、すでにトム・ペティ節が冴えています。

このあともトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ名義のアルバムを結構
買ったっけ(5枚も!)。70年代から80年代に出した良質な作品群さ。
皆さんも試しにどれかおひとついかが?。ヒット曲も多いしきっと楽しめる
はずですよ。このセンス、力量があったこそ最年少での
トラヴェリング・ウィルベリーズ参加になったんでしょうね。

アメリカン・ロックンロールの楽しさをナマで感じたいな。死ぬまでに1度はライヴ
をみてみたい。米国までいって観ないとダメなのかな~。でないと本当の魅力は
わからないんだろうな。ほんと罪つくりな人たち(Heartbreakers!)なのだ。
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The Boys Of Summer

2007-08-22 22:51:35 | 音楽

佐賀北が5―4で広陵を下し初優勝 8回に逆転満塁HR(朝日新聞) - goo ニュース
がばい佐賀北 強か~。優勝おめでとう!
今日は、1日仕事がお休みでした。(時期ずれの夏季休暇)
ちょうど夏の高校野球 決勝戦の日、テレビ桟敷席で観戦しました。

広陵(広島)の野村投手に佐賀北は7回まで1安打で完璧に抑えられていた。
0-4で敗戦濃厚の8回裏
佐賀北3番打者の副島に逆転満塁本塁打が出たとき、
寝転んで見ていたが思わず座りなおし、TV画面に釘付けになりました。

佐賀北は、開会式直後の第1試合から出場し、2回戦では
宇治山田商(三重)との延長15回引き分け再試合を制して
勢いづいてそのまま決勝まできたんだよね、運も味方につけて。

負けた野村投手にも笑顔があったのは、よかったね~。
全力を尽くして戦ったので涙がなかったのであろう。
そんな熱い夏を戦い終えた高校球児たちへ
The Boys Of Summer / Don Henley(1984) この曲で乾杯しましょう。

イーグルス・メンバーでソロ2作目(Building The Perfect Beast)からのヒット曲。
ドン・ヘンリーとマイク・キャンベル
(トム・ペティ&ハートブレイカーズのギタリスト)との共作。
哀愁を帯びたドン・へンリーのボーカルは夏の終わりに実にマッチしてgood。
大好きで~す。ボーイズ・オブ・サマーよ永遠なれ!

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ふたりのシーズン

2007-08-19 07:24:07 | 音楽
夏といえば、お化け・幽霊・妖怪・怪談話のシーズンという訳で
ゾンビーズ(The Zombies)です。なんという安直な展開!(笑)

”ふたりのシーズンTime Of The Season”は全米3位の大ヒット曲(1969)
ド・ド・ドンッ・ぱん・ドン~(ドラムのリズム・パターンのつもりです。笑)
♪"あーッ"        (ビール、はじめの一口じゃないよ。 苦笑)  
ド・ド・ドンッ・ぱん・ドン~(盆踊り、祭り太鼓でもないよ。   高笑)
♪"あーッ"        (みなさん、ご一緒に どうぞ!   爆笑)
♪"It's the Ti-i-i-m-e Of The Seasonツン・ツン・ツン"実にカッコイイですね~

これは、2ndアルバム『オデッセイ・アンド・オラクルOdessey and Oracle』(1968)
に収録。アルバムは解散後に売れたが、今は名作として定評がありますね。
サイケ&ポップなソフト・ロック仕上がりで夏の終わりに聴くのにGOOD !

ゾンビーズは、このほかコンピ盤などで聴くことができるヒット曲も素敵です。
「シーズ・ノット・ゼア」(She's Not There)(1964全米2位)
「テル・ハー・ノー」(Tell Her No)(1965全米6位)など。
という訳で僕はゾンビーズが、好きさ・好きさ・好きさ(I Love You)  

”おまえの~すべてぇ~い!”
(By ザ・カーナビーツ 訳詞:漣健児 より)
これも、ゾンビーズの有名なGSカバー曲でしたね。
Time Of The ZOMBIES!
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Beetlebaum !

2007-08-17 19:00:24 | 音楽
中央競馬の全レース、一転中止に…馬インフルエンザで(読売新聞) - goo ニュース
記録的な猛暑(8/16多治見、熊谷で40.9度)に続き、お馬さんまで異常事態だ。
なんでも、1971年 年末の馬インフルエンザ感染での中止以来とのこと。
珍事の連続で、もう冗談でも言ってないと やってられないね。
冗談音楽の元祖スパイク・ジョーンズ(1911-1965)でも聴いて不快さを笑い飛ばそう。

Spike Jones Is Murdering The Classics !” Spike Jones and City Slickers
『元祖!冗談音楽大傑作大会~クラシック編~スパイク・ジョーンズ』
古今東西のクラシックの名曲を、くしゃみやうがい、ピストル音などの効果音、
犬のなき声、メロドラマのパロディ、レースの実況中継...etcにしてしまう。

ハンガリー狂詩曲、美しき青きドナウ、くるみ割り人形、カルメンなどの
名曲を、意表を突いたユーモアでもって料理しているのだ。
小・中学校の音楽の時間だって、これから学べれば
クラシック・アレルギーも直るよ、きっと。そんな先生いないのかね~。(笑)

スパイク・ジョーンズによる”音楽と笑いの融合”の創造性は、
精神的なつながりで言えば、ロックンロールなんだぜ。
ベートーベンをぶっとばせ!(Roll Over Beethoven)

そうそう、タイトルのビートルバウムBeetlebaumというのは”ウイリアム・テル序曲”
を競馬実況放送にした傑作曲に出てくるお馬さん(見事1着!)の名前です。
(おまけ)
”走れコータロー”ソルティー・シュガー(1971年の№1ソング)も
競馬実況放送を模倣した日本の傑作でしたね。
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The 30th anniversary of the King of Rock and Roll

2007-08-14 07:16:21 | 音楽
~ エルヴィス・プレスリー没後30周年記念!! ~

もうすぐ(8月16日)エルヴィスの命日。今年は節目の年なので
いろいろなイベントが世界中で行われている。
東スポ(タブロイド紙)なんかでは、よく「エルヴィスは生きている!」
なんていう楽しい記事でも、いまだにエルヴィス・ファンを楽しませてくれる。

そんな生きているかのような、おしゃべりや笑い声もカットなしで収録している
ライヴ音源で、僕は追悼だ。(グッド・ジョブ FTDレーベル)
ELVIS at the International ”1969年8月23日ベガス(Las Vegas)
でのミッドナイト・ショウを満喫しよう。アルバム・ジャケットが秀逸!

69年は、エルヴィスがインターナショナル・ホテルでステージを再開した年。
歌声には、まだまだ艶がある。
ビートルズの”Yesterday/Hey Jude”を軽く歌い流し”イン・ザ・ゲットー”へ。
この曲は、この夏全米3位の大ヒット。
そして新曲”サスピシャス・マインド” 8分13秒の熱演だ。
(このショウの開演期間中はまだ未発売。69年9月発売で全米1位に輝く)
そしてレイ・チャールズの”What'd I Say”で最高潮。ああ一度体験したかった。

2007年・記念の夏、ロックンロールの王者 revive。
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南から来た男

2007-08-11 21:01:48 | 音楽
暑中お見舞い申し上げます。

<第一部>
連日の猛暑 では、この爽やかな歌声で和らいでいただきましょう。
Christopher Cross 邦題"南から来た男" (1980)です。

1曲目”Say You'll Be Mine”(全米20位)からハイ・トーンの伸びやかで
澄んだクリストファー・クロスのボーカルでもって汗が引きますね~。
マイケル・マクドナルド、J.D.サウザー、ニコレット・ラーソンなど
LAのミュージシャンが挙(こぞ)ってサポートしたこのデビューアルバム。
大ヒットも約束されたようでした。

このジャケットと多数のヒット曲”風立ちぬ Ride Like The Wind”(全米2位)
”Sailing”(同1位) ”もう二度と Nener Be The Same”(同15位)”
実に’80年代らしい懐かしい曲調。体感温度3度下がりませんか?(笑)

でも’80年当時涼しげな歌声に誘われ、はじめて御本人を見たときは、
暑く苦しさを感じたな~。当時このイメージの差、結構驚きだったよね。

<第ニ部>
もうちょっとここで、涼んで居られますか(笑)...では。
ヒッチコック劇場って昔よく観ませんでしたか。あのテーマ曲が思い浮かびました?
最初、白黒オリジナルの時は深夜番組でみてました。
次に’80年代にも『新ヒッチコック劇場』でリメイクされたね。その中の1話に
”小指切断ゲーム”というのがありました。(旧ヒッチコック劇場では”指”で製作)

原作は「The Man From the South(南から来た男)」(1948)
というロアルド・ダール(Roald Dahl)の傑作短編。
”若者と老人が賭けをする。若者がライターで10回連続して火を付けたら
高級自動車をあげるが、着火に失敗したら左手の小指を落とす。
さて結末は...”という話。

映像化にもってこいのすこぶる傑作な話。単純なプロットの中に人間の心の奥底を
えぐる(極限まで追い詰める)ような、キュッと身体を冷やす効果があります。
これは、ホラー、スプラッタ映画より知的にクールダウンさせてくれますよ。
現在DVDもでているようだし、原作を読んでもOK...未だの方是非お試しを。
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移動式遊園地で最高のキッスを

2007-08-08 06:27:49 | 音楽
The first of a million kiss”邦題『ファースト・キッス』(1988)
いいですね~いいですよ~
ヴォーカルのエディー・リーダーの歌声が爽やかで
夏の夕暮れ...涼しげな風のよう。

風呂上り 浴衣で縁側に出て
右手にビール、左手の団扇で身体を扇ぎながら
今日の疲れを癒す。(♪浴衣の君はススキの簪~...コレは鼻歌です 汗)
そんでもってBGMに、Fairground Attractionをかければ
”It's got to be-e-e-e-e-e-e Perfect ! ”(『パーフェクト』より)

この素敵な英国のグループ フェアグラウンド・アトラクションは
あっという間に解散しちゃったけど
[ ヴォーカルのE・リーダーはソロでがんばってますね。 ]
アコースティックな音の響きが実に爽快。曲によってはトラッドぽかったり
Jazzテイストも醸し出して実にユニーク。お洒落な貴方にもぴったり。
Fairground Attractionを聴くと、いつもメランコリックな
夏の情景をイメージしてしまう僕なのでした。
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ううぉおいあ~、あうぇやぐっい~、ぎゃるうう~

2007-08-06 06:48:27 | 音楽
俺いらはロックン・ロール・アニマル
Sweet Janeを求めてんだ
Heroinを打たれ気分は上々
頭の中ではLady Day(ビリー・ホリデイ)がRock'n'Rollを歌ってるぜ

暗闇の中、4階建ての館に白い明かりが見えたんで忍び込んだのさ
しかし、母娘が騒ぎ出したんで白熱バトルをしちまってあの惨劇さ
本当は、俺いら 自由を求めていたんだ

その時の俺いらの行動は
『モルグ街の怪事件』The Murders in the Rue Morgue (1841)
by エドガー・アラン・ポオ にも載ってるぜ

しかし俺いらよりオーギュスト・デュパンというちんけな奴が有名になっちまった
なぜ俺いらが冷たい檻に閉じこまれなきゃ(終身刑)いけないんだウェエホホ!
Rock'n'Roll Animal(1974) Lou Reed
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