五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

デジャ・ヴ

2013-02-20 18:03:03 | 音楽

日本独自の大ヒット映画『小さな恋のメロディ』Melody(1971・英)は何度もリバイバル上映
されたり名画座でも人気プログラムのローティーン向け映画でした。映画好き少年達にとっては
(僕も入ってます。笑)主演のトレイシー・ハイドが、来日したりしてアイドル人気を得ていました。
映画の感動を盛り上げる挿入曲としてビー・ジーズの“メロディ・フェア”や“若葉のころ”など共に
爽やかなラストを飾った曲が、“ティーチ・ユア・チルドレン“。好感をもっていた曲でした。しかし、
このアルバム収録曲だと知るのは映画を観たずっとあと、ロックの魅力に目覚めてからでした。

急ごしらえのグループだった為なのか?
『黒住、捨野那須と矢口』みたいに、ただ苗字を並べただけのグループ名
『クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング』名義のウェストコースト・ロックの傑作アルバム
“デジャ・ヴ Déjà Vu ” / Crosby, Stills, Nash, & Young (1970)

ある日 ニール・ヤングに興味が出てきた頃、病み上がりのような声の”Helpless”を聴きたくて
このアルバムを購入。あれっ!?既視感(デジャ・ヴ)と思ったら”Teach Your Children ”が
映画公開の以前に、このアルバム(A面 2曲目)に収録されていたことに気づいたんです。
ついでに言えば、ニール・ヤングについても、どっか既視感(Déjà Vu)を感じていた・・・!!?
 この野郎!
 おう!猿の惑星(1968)コーネリアス

いや、よく記憶を巡らせば、これも既視感(Déjà Vu) じゃなかった。前回のエントリにも顔を
出している映画 「猿の惑星」シリーズ(1968-1973 全5作)のトラウマ(trauma)でした。(笑)

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ARGO Fuck Yourself !

2013-02-13 22:05:55 | 映画

今年もそろそろアカデミー賞発表の時期(2月24日/日本では25日)ですね。先日、
2月11日(祝) 遅ればせながら観てきた映画がメチャ面白くて・・・こいつで作品賞は決まり!

アルゴ Argo (2012・米)ワーナー映画
監督ベン・アフレック 脚本クリス・テリオ 出演ベン・アフレック、
ブライアン・クランストン、アラン・アーキン、ジョン・グッドマン

お話;1979年11月 革命中のイランでアメリカ大使館襲撃、人質事件が起きた。
混乱の中、大使館 裏口から脱出したアメリカ人6名がカナダ大使公邸に逃げ込む。
見つかれば公開処刑を免れない。これをCIA・人質救出専門の職員トニーが
「最高の最悪案」=“ハリウッド作戦”ニセの映画製作案で救出に向かう。

なんと、これが実話で18年間封印されていた米国の最高機密だったという。
当時の映画製作事情も分かって楽しい。ワーナー・ブラザ-ズのコーポレーション・ロゴも
当時のもので映画が始まるし、僕が初めてロードショー公開で観た(2本立てでした)映画
最後の猿の惑星(1973・米)もチラっと出てくる(重要な映画のポイントにもなっている)
のがうれしい。ロック・ファンにはレッド・ツェッペリンのレヴィー・ブレイクが結構いい場面で
かかるし、ダイアー・ストレイツ(悲しきサルタン)、ローリング・スト-ンズ(リトルT&A)、
ヴァン・ヘイレン(踊り明かそう)なども緊張感あるの画面に、ふっと かかるのがまたよろしい。

arGo Fuck Yourself ! 「最高の最良サスペン映画」だね、未見の方是非。
“アカデミー賞獲得作戦”も、最もありえるんじゃないか!!!(笑)

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黄金狂時代

2013-02-09 14:32:10 | 映画

立春を過ぎたというのに今週末も冬型の気圧配置が続くようで、
近郊・岐阜県山間部でも朝晩は雪が降るという。早く暖かくならないか・・・。
チャップリンの黄金狂時代でも観て、凍える寒さを笑い飛ばそう。

チャップリンの黄金狂時代 The Gold Rush (1925・米)B&W
製作・監督・脚本・主演 チャールズ・チャップリン
物語;ゴールドラッシュに沸く雪のアラスカ。われらが放浪者チャーリーは、
凶悪犯や探鉱者の待つ吹雪の中の山小屋へ向かう。はたして金鉱を手にして
恋のライバルを打ち負かし、美しい踊り子との恋を実らせる事ができるのでしょうか?

パントマイムで磨いた芸・ギャグ、山小屋でのダイナミックなドタバタ芸の
“雨あられ”。吹雪の雪山のお話だから“雪みぞれ”なのかな!?(笑)

現在では、古典と語り継がれる名シーンおよびギャグの数々。
本格フレンチを頂く様なドタ靴の食事シーン、パンにフォークを刺してダンスを踊る夢のシーン
崖の上のポニョならぬ崖の上からずれ落ちかける山小屋、いつも銃口に追いかけられる、
空腹のあまり相棒が大きな鶏に見える、・・・などのギャグがいっぱい。

あまり語られていなくて、僕が好きなシーンは
愛する踊り子に、Xmasイブ夜の食事の約束を取り付け、嬉しさで部屋中を転げまわり
枕が破けるのも忘れ枕を相手に踊りまくり、羽毛で部屋一杯になるシーン。
チャンと落ちがついているのは、さすがです。
また、ドタ靴を片方食べちゃったので、最後までぼろ布を巻いているのが偉い。傑作!!!

ビバ! チャップリン

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雨に微笑を

2013-02-02 15:40:02 | 音楽

セダカズ・バック / Sedaka’s Back ( Sedaka is Back ) (1975)
’60年代に一時代を築いたポップス・ヒット・メーカーのひとり ニール・セダカ Neil Sedaka
彼の’70年代半ばの復活を祝した※日本独自編集盤。
このレコード収録曲の数々を聴いて改めて稀代のメロディ・メイカーだと再認識しました。
※(日本独自の編集ため?)同タイトルのCDとはジャケット及び収録曲が違います。

10年間の活動休止のあと、1973年に活動再開。“ 雨に微笑を Laughter In The Rain ”で、
1975年全米1位の大ヒット。見事復活し、現在も現役を続けているのるがうれしい。

sideA 1.雨に微笑を 2.悲しみの瞳 3.イミグラント(移住者) 4.ラスト・ソングを二人で
5.音の世界に魅せられて 6.ベイビー・ブルー sideB 1.ソリテアー 2.バッド・ブラッド
3.Medley:おお ! キャロル/星へのきざはし/誤)Hey ! リトル・でぶ → (正)小さい悪魔/
すてきな16才/悲しき慕情/可愛いあの娘/カレンダー・ガール 4.愛ある限り

エルヴィス・プレスリーやカーペンターズらがカバーした名曲 ソリテアー (Solitaire)
キャプテン&テニールの歌唱で全米1位の愛ある限り (Love Will Keep Us Toghther)
エルトン・ジョン全面バックアップ、勢いの勝利で全米1位のバッド・ブラッド(Bad Blood)
1974年2月ロンドンはロイヤル・フェスティバル・ホールでの7曲の オ-ルディーズ・
メドレーもあって楽しさいっぱい!♪  音の世界に魅せられて って感じになってます。
Come on come on ,Down doo be do down, down !

花粉症の季節がやってきましたが、この時期ユウウツな人は、
雨が降れば ♪ Laughter In The Rain となるのかな(笑)

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