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安倍元首相、統一協会会長と面談か 総裁応接室で支援を確認

2024年09月18日 | 社会・経済

「しんぶん赤旗」2024年9月18日

“総裁候補は解明公約すべきだ”

 統一協会(世界平和統一家庭連合)と安倍晋三元首相との深い癒着関係がまた明るみに出ました。2013年の参院選直前に、協会会長ら幹部と現職の首相だった安倍氏が自民党本部の総裁応接室で面談したとみられると、「朝日」(17日付)が写真入りで報じたのです。この時期に何があったのか―。(統一協会取材班)

「朝日」報道

 「朝日」によると、面談したのは参院選公示4日前の13年6月30日。統一協会からは徳野英治会長、協会政治団体「国際勝共連合」の太田洪量(ひろかず)会長(いずれも当時)、後に協会世界会長をした宋龍天(ソンヨンチョン)氏。自民党側からは安倍氏のほか、実弟の岸信夫元防衛相、萩生田光一元経済産業相が同席したとしています。

 面談の目的は、統一協会が参院比例候補だった北村経夫参院議員=現、参院山口選挙区=の支援を確認することだったといいます。

 参院選で統一協会は北村氏を支援したのか―。

「票の上積み必要」

 13年の参院選で北村氏の福岡事務所でスタッフをしたジャーナリストの近藤将勝氏は、本紙の取材にこう証言します。

 「福岡事務所幹部から、統一協会関連団体の『世界平和連合』から支援を受けることになったと聞いた。協会の信者は事務所内でリーフの発送や名簿整理など実務を手伝っていた」

 なぜ支援対象が北村氏だったのか。近藤氏によると、北村氏は産経新聞政治部長だったものの全国的な知名度はなく、事務所内では「票の上積みをしないと厳しい」といわれていました。「参院比例は全国区だ。北村氏には大きな組織の支援が必要だった」

 本紙が入手した北村事務所の名簿には、京都府や兵庫県にある統一協会のダミー団体幹部名、電話番号が記されています。協会の支援が全国に広がっていることをうかがうことができます。

 近藤氏は13年6月ごろから北村氏の福岡事務所に出入りし、同7月にはずっと詰めていたといいます。「安倍氏と統一協会幹部が面談されたとする日付と、協会が北村氏を支援し始めた時期は重なってくる」と振り返ります。

 実際に統一協会の末端組織でも、熱心な支援が行われていました。本紙が入手したSNSの写しによると、13年の参院選期間中に信者らに繰り返し北村氏の支持拡大が呼びかけられていました。

 投票日の3日前には、信者らに「『投票は政党ではなく個人名で!』『きたむら、だけでも大丈夫です!』」と、北村氏の個人名での投票を徹底するよう指示。投票日前日には「今の状況は、五分五分です! 他の候補が少し頑張れば難しくなります! 本当に危ないのです!」と檄(げき)を飛ばしています。

 このSNSには支持拡大の電話かけをした信者と北村氏との写真も紹介されていました。

 この選挙の比例区で自民党は18議席を確保。北村氏は約14万2000票を得て15位で初当選。同党比例候補の当選ラインは約7万7000票でした。

 前出のSNSには投票日4日前とみられる投稿に、「我々は、現在、期日前投票が(中略)『約12万』です」と書かれています。この通りならば、統一協会の支援なしに北村氏の当選はおぼつかなかったこととなります。

 北村氏は22年9月に自民党が公表した自主点検の結果で、「選挙におけるボランティア支援」を受けたと回答しています。ただ、「選挙支援の依頼、及び組織的支援、動員等の受け入れ」をした議員には含まれていません。

 北村氏に統一協会から支援を受けた理由を質問しましたが、期限までに回答はありませんでした。

岸元首相から続く

 統一協会と安倍元首相との癒着は、13年の参院選以前からの“歴史”が深く関係しています。

 自民党と統一協会との深い関係を結んだのは安倍氏の祖父、岸信介元首相でした。1968年に岸氏は協会の開祖、文鮮明(故人)がつくった「国際勝共連合」の発起人に名を連ねます。協会が発行した『統一教会四十年史』には、岸氏と文鮮明が握手している写真が冒頭のほうに掲載されています。

 統一協会は世間と隔絶したビデオセンターに誘い込むなどして洗脳し信者を獲得します。複数の元信者は「洗脳の最終段階で岸氏と文鮮明が握手する写真を見せられた。これで『教祖はすごい』と思い込まされる」と振り返ります。

 安倍元首相は21年9月に統一協会のダミー団体「天宙平和連合」が韓国で開いた大会にビデオメッセージを贈り、「(文鮮明の妻)韓鶴子総裁をはじめ、皆さまに敬意を表します」と述べていました。

 ある信者2世はこのビデオメッセージを見て、「信者の洗脳が強化される」と懸念したと語ります。ビデオメッセージは、選挙支援などの“見返り”になった形です。

 これだけ深い癒着があるにもかかわらず、自民党は、安倍氏の死去を理由に統一協会と同氏の関係の調査を回避しています。しかし安倍氏の関与については、岸元防衛相や萩生田元経産相、北村議員など聞き取りができる対象者は多くいます。

 もともと自民党は議員の「自主点検」にとどめています。癒着が組織的に広がった経緯の調査はしておらず、真相解明を拒否し続けています。現在行われている自民党総裁選でも、候補者9氏全員が統一協会との癒着解明や被害救済を政策として示していません。

 ジャーナリストの鈴木エイト氏は、指摘します。「自民党は統一協会との組織的関係を否定してきた。しかし安倍元首相が自民党総裁応接室で協会幹部と面談していたという報道で、組織的に取引していたことが明白になってきた。自民党は徹底的に調査する必要がある。総裁選候補たちも解明を公約すべきだ。党ができないというなら、第三者委員会の立ち上げが必要だ」


 運転免許更新してきた。
高齢者講習は受けているので視力検査と顔写真、会計で30分ほどで終わった。
次回は3年後なのだ。
面倒だ。
今の借家は辺鄙で車がなければ生活が成り立たない。
今後のこと、真剣に考えなければならない。
体がいつまで動いてくれるかもわからないし・・・