東京★秩父★函館ノマド生活 末端社長!森田博の公式ブログ

趣味の世界と零細企業末端社長としての近況報告。
書きたいことを書き、たまにアッと驚くことを発表する。

文化を守ろう!家族を守ろう

2008-04-30 12:25:28 | 永住できる目黒区を考える
きょうは連休の谷間。

  この3日間では、相続税の話をしましょう。

  もしかしたら仕組みが変わるかもしれない相続税。

  それも増税方向にむかっています。

  世論調査では、「格差是正のために金持ちからたくさん税金を とることを望んでいる。」という結果が出ている、ということになっています。


  相続税は、人の生活を破壊し、文化伝統を崩壊させるおそろしい税金です。

  文化伝統を崩壊させる、とはどういうことか。

  先祖代々受け継がれた、国宝級の美術品を相続するとしましょう。

  当然、国宝級だから相当な値段がつきます。

  相続税も、それなりの金額を納めなくてはなりません。

  でも、その家にそれだけの現金がなかったらどうなるのか?

  いままでの生活費の中から、なぜか相続税のローンを支払わなくてはならなくなります。

  それが厳しい場合には、
  その価値ある美術品を売らなくてはなりません。

  でも、考えてみてください。

  その美術品を代々引き継いできた家には、かならず美術品以外にも、それにまつわる口で伝えられてきた伝承や伝説、風習、習慣といったものがあるはずです。

  そういうものを、一緒に売ることができるのか?
  
  絶対無理ですね。

  その美術品を売った段階で、そういう口伝のものはなくなってしまうのです。

  文化や伝統は、美術品だけが伝えているものではありません。

  人間が受け継いできているものです。

  そのことを忘れていては、文化を受け継ぐことはできません。

  そして、こういう話は本当にあるのです。
  
  一部の人にしか関係ないかもしれませんが、
 日本の文化は日本人全体で守らなくてはならないと思うのです。

 相続税や固定資産税は「文化の崩壊」「先祖の虚無」につながります。

 高額所得の方には、ちゃんと「所得税の比例化」で払わせればいいと思うのですが。

 そのためには、若者が働き、納税し、老人が保険料など「せっかく長生きしたご褒美」
 として逆に「すべて」無料化するべきだと思います。