昨夜おふくろが亡くなって初めておふくろの夢を見た。
なんだか大勢いる宴会場のようなところで、死者と会う場所だったらしい気がする。
やたら賑やかで、他は家族ぐるみの方々ばかりの中で、布団で寝ている母ちゃんの横に座っているとスッと起き上がり、ものすごく綺麗な日本髪をいって、黒に襟の部分が真っ赤の着物を着ていた。
何か話したがよく覚えてないが、ずっと寝ていて足腰弱っているのか、枯れ葉のように歩いて言ってお茶かなんかを入れに行ったようだった。
戻って着たか、手を握ると恐ろしく冷たかった。やはり死んでいるが、しっかりしていて非常に妙な感じだった。
しばらくは色々話したような、全く意思疎通できてないような、不思議なひと時だった。
旅立って行ったのか? 何か伝えたかったのか?
どちらにしても、初めて夢を見た。
やはり、生きているということはいかに大事であるかが痛感できた気がする。
たまには、若返って出てきて欲しいものだ。