スパコン「京」が、世界1位になりました・・・というニュースが以前に
流れましたが、詳しいことは知らずにいました。
説明が書かれていましたので、書き記してみます。
ご参考になさってください。
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日本が作ったスーパーコンピューター(スパコン)の「京=けい」が、
計算の速さを競うコンテストで、2回続けて世界1位になりました。
スパコンとはどんな装置で、何の訳に立つのでしょうか。
「京」は数の単位。「億」の一万倍が「兆」、「兆」の一万倍が「京」です。
その名のとおり、1秒間に1京回、つまり一億回の一億倍の計算ができる。
ここでいう計算とは、一つひとつは算数の鶴亀算のような内容です。
米国の専門家たちが、世界から集まったスパコンの性能を比べて、
京が一番速いと発表した。前回のコンテストに続く2連覇だった。
スパコンとは、ふつうのパソコンよりずっと速く、大量の計算をこなせる
コンピューターのことで、身の回りのいろいろな現象を再現し、ものづくりや
科学の研究に役立てるために、作られています。
とてつもない回数の計算が必要で、スパコンならこれができる。
自動車が走っているとき、車体のまわりで空気がどう流れるか、
を調べる計算でも、スパコンが必要です。
人の体の中で、何が起きているかを調べて、薬をつくることにも行かせる。
京は計算が速いだけではなくて、実際に役立つ成果を出したことも
認められました。
「京」は、理化学研究所という研究機関と、富士通という会社が作りました。
大型の冷蔵庫のような箱形の計算機を864台もつなげている。
機械が出す熱を冷やす設備や、電気をつくる装置も必要で、神戸市にある
地上3階、地下一階の建物におさめられていて、作るのに1120億円がかかった。
スパコンはその国の科学技術の力のもとになるから、世界で競争が激しい。
*** 朝日新聞・ニュースのおさらいより抜粋にて ***
シロ沈丁花の蕾です