お茶の水女子大名誉教授・英文学者・戸山 滋比古(しげひこ)さんの記事がありました。
「五体の散歩」「足の散歩」「手の散歩」など、心がけているという。
どういうことでしょうか・・・書き記してみます。
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90歳になるが、日々、健康になっていると笑う。昨年末の健康診断。それまで血糖や
血圧などいくつかの項目がひっかかっていたが、「ついに悪い項目がなくなりました」。
心がけているのは「五体の散歩」。
朝目が覚めてもすぐに起きず、寝床の中で30分くらい、何か楽しいこと、
面白いことないか・・・あれこれ空想して「頭を散歩させる」。
次は「足の散歩」
毎朝、冬場は家の近所、それ以外の季節には定期券を買って、丸の内へ
散歩のためだけに「出勤し」、皇居周辺をじっくり歩く。
雨降りの日は駅の地下道を歩く。
「手の散歩」は主に家事。
十数年前妻が身体が不自由になってから、料理など自分でする。
ウツウツした気分の日も家事をすれば、スッキリするという。
ところで、目、耳、口にも散歩があるという。
畑違いの人たちと集まりオシャベリする会を持ち、「家族だと刺激がない。
よその人と話すから、『へえ!』と新鮮な気持ちになれるんです。
そして言った。「老人だからって人に頼ってはダメ。年金をもらうことより、
どうやったら税金を納められるか、考えるくらいでないと」。
*** 朝日新聞元気のひみつより抜粋にて ***
どう感じられたでしょうか・・・「う~~ん」とため息をついて、感心して
しまいました。日々心がけていることを続けていること、気持ちの持ち方
次第で、楽しい日々となるようです。
クンシランが開花し始めました・・・