相田 みつを
平成３年１２月１７日・６７歳にて永眠
・ にんげん一番いやなことは
じぶんがじぶんに うそをいうときだ
・ 忍
がまんをするんだよ
がまんをするんだよ
くやしいだろうがね
そこをがまんを するんだよ
そうすれば ひとのかなしみや
くるしみが よくわかってくるから
・ 道
道は じぶんでつくる
道は じぶんでひらく
ひとのつくったものは
じぶんの道にはならない
いちずに一本道
いちずに一ッ事
かんのんさまに助けられて
ほとけさまに守られて
曲がりなりにも一本道
迷いながらも一ッ事
・ 気が小さくて臆病で
人のいうこと気になって
三日もねむれぬこともある
おだてられれば いいきになるし
わるくちいわれりゃ 腹立つわたし
物欲色欲名誉欲
人間はねぇ
欲望の固まりだな
人間のわたし
・ 外灯というのは
人のために つけるんだよな
わたしは どれだけ外灯を
つけられるだろうか
・ あなたの
こころが きれいだから
なんでも
きれいに みえるんだね
・ かんのんさまは
どうして こんなにしずかなの
かなしみに たえた人だから
どうして こんなにやさしいの
ひとの世のくるしみに
一番泣いた方だから
＊＊＊ 遺稿集より ＊＊＊
胸が熱くなります。
飾り立てた言葉はいっさい無いのに、
どうしてこんなに胸を打つのでしょうか！
慰められたり、元気をもらったり、
一歩前に押し出してもらったりします。
噛み締めて読めば読むほど、奥行きが
広がっていきます！
このような詩を心に刻みつけてもっとよい子供でいたかったと・・・
又他人に対しても良き人間でありたいと思いながらなかなか実行できない。
結局優しさが１番かしら？
やっとこちらに来れました。
留守中もコメントありがとうございました。
何をするにも時間がかかってしまい、本当にお久し振りです
motokoさんのテンプレート、秋を感じてとてもいいですね。。。私も秋を感じるもの見つけなくては・・・・
↓もゆっくりと読ませて頂きました。
瓢箪・・・父が育てていましたが出来上がりしか見ていませんでしたので、このように実が付くのですね
桔梗の花もお上手！
棕櫚の木・・・飛んできた種でこんなに育つものなんですね、motokoさんのお庭はきっと土がいいのね
8/31野菜の日・・・一つ一つの野菜をじっくりと読ませて頂きました、知らなかった事もあり得した気分よ
フウセンカズラ・・種子がこんな模様であるなんて初めて見せて頂きました。可愛い種子なのね、motokoさんの遊び心にもにんまりのsuwaroですよ。このハートの裏もハート？それとも真っ黒？・・今年取れたら裏も見たいわ
人生へんろ・・・motokoさんの心に残った方々の言葉、皆さんにも私にも頷け、残る言葉ですね
相田 みつを・・普通の言葉でさり気ない事を言っているのに心に響きますよね。
感性が違うのでしょう、私もこのような感性を持ち続けたいものです
今日の書き込みに、私の感情は、ひとことも書きませんでした。
読んでくださった方には、心にジーンと感じとって
いただけるものが、有るのでは、と思いましたので・・・
かんのんさまのことも、このように考えて・・・私だったら、このような思い、考えが浮かんでくるだろうか・・と考えさせられました。
飾った言葉ひとつも、有りませんのに、教えられる
心いっぱいの言葉ばかりでした。
物書きの人の感性は、豊かなのですね。
どうして、このように思える心が、有るのだろうかと
思ってしまいます。
外灯みても、私には人のためにという思いは、浮かばないと思います。
＞他人に対しても良き人間でありたいと思いながら・・
やさしい気持ちでと、心で悟っても、私も実際は心が
かたくなになってしまうときが有り、実行できないときがある一人です。
＞結局優しさが１番かしら？
やさしい気持ちでないと、こんなに優しい心の言葉の
表現は、出来ないと思ってしまいます。
平らな気持ちの優しさを持つのも、難しいですね。
８月は、多忙な月でしたね。
でも、お元気の様子で、安心いたしました。
瓢箪～昨年、中を洗ってこぼした水の中に、種が有って、芽を出してくれたようです。
大きくなりましたら、また、写して見たいと思います。
棕櫚の木～最初、観音竹と思って、鉢に植えましたが
棕櫚の木でした。高くなるまで、年月かかると思います。
フウセンカズラ～ハートの裏は、真っ黒です。
今年は、ハートの裏も写してみますね。
人生へんろ～夫々の方の人生経験。経験上の言葉は
いい勉強と、心に残りますね。
相田 みつを～物書きの方の感性は、優れていると思います。気がつかないことを、気づかせてもくれますね。
苦しみと、悲しみに耐えた後は、心が穏やかになるのかもしれませんね。