うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

ナイトダイビング(蛸獲り)に行きました。

2006年01月16日 16時05分41秒 | うちなー日記(沖縄編)
今朝未明に、友達2人と沖縄本島最南端の大度海岸に蛸とりのナイトダイビングに行きました。今日は大潮で、満月が出ていて、絶好のナイトダイビング日和でした。
昨夜10時過ぎ、琉大北口ホッパーに集合。友達の車で大度海岸に向かいました。大度海岸は、南部戦跡の真っ只中にあり、すぐ東に平和祈念公園、西にひめゆりの塔に挟まれています。(こんなところでナイトダイビングとは・・・)
駐車場に着くと、一台も車はなく、真っ暗です。ただ、すぐそばに民家が数軒あるので、それほど怖くはありません。
まずは磯歩きをしました。懐中電灯の灯りを頼りに、岩場を歩きます。時折、他の二人が立ち止まってナマコやエビの種名を口にするのですが、私には何のことやらさっぱり・・・(生物系なのに・・・)
水溜りに踏み込むと、冷たいのですが、想像よりは温かく、これなら潜ることはできそうです。
潜るポイントに目星をつけ、一旦着替えのために車に戻ります。
友達二人は、ウェットスーツを持っていて、しっかりと着込むのですが、私はまだ持っていないので、Tシャツと海パンです。マスク、シュノーケル、フィン、軍手・・・ここで重要なことに気づきました。ダイビングブーツを忘れてきたのです。実は集合時間間際まで寝ていたため、慌てて準備してきたのでした。
まあ、仕方がありません。このままサンダル履きでポイントまで行くことにしました。
ポイントに着くと、フィンを装着します。サンダルを履いたままでは無理なので、裸足で着けます。午前0時半、早速泳ぎ始めると、想像以上に潮が引いていて、サンゴや岩に身体が擦れました。結構尖っていて、軽く膝を切ってしまいました。(やはりスーツが要るなあ・・)と思いながらも、仕方ないのでそのまま泳いでいましたが、どんどん水は浅くなる一方で、一度水から上がって歩くことにしました。ところがフィンでしばらく歩くと、すぐにマメができて、一歩進むたびにズキンと痛むので、5分ほどで戦意喪失・・。このままではこれ以上歩けないので、一旦サンダルを脱いだ場所まで戻って、フィンから履き替えることにしました。
戻る途中、懐中電灯を消して、周囲を見回すと、満月の月明かりで青白く染まった海岸線と海原がとても幻想的で、戦跡のど真ん中に居ることを忘れて、しばらく見入ってしまいました。

・・・(ながくなるので中略)・・・

結局、計1時間少し海に入っていましたが、サンゴがポリープを排出しているところを見れたり、昼とは違う沖縄の海を堪能できました。(怪我はちょっと痛かったですが)
それで、肝心の蛸獲りの方は、友達が捕まえて、私がフタつきのバケツで持ち帰ったのですが、車まで帰って中を確かめたら逃げてしまっていたのです。ゴム製のフタなので、そう簡単に逃げれるとも思えないのですが、非常に残念でした。(~。~;)