翌朝、つまり今朝は7時に起床しました。
友人は朝に弱いようで(というよりも前日徹夜だったそうで)、まだ眠りの世界・・。
私は眠い目をこすりながらビーチまで歩き、フルーツジュース(ミニッツメイド)を飲みながらしばらく海を眺めて、目を覚ましました。(ああ幸せ)
私は島の朝の風景が好きなのですが、今日も一人原付で、渡嘉敷島内一周に出かけました。
阿波連集落から林道前岳線で島の南端まで行き、そこから少し引き返して島の東部を走る久比里原林道、林道渡嘉敷線を北上、渡嘉敷集落に出て、そこから島の北端部の山中にある「国立沖縄青少年交流の家」へ続く村道青年の家線を往復、阿波連への帰りは村道阿波連線を走り、ほぼ島内を一周しました。全長20kmほどのコースでしたが、なかなかアップダウンがあり、ツーリングを楽しめました。特に、2年ほど前にできた久比里原林道は、100m以上の断崖の上を走るため、かなり見晴らしがよくて面白い道でした。途中何箇所か展望台が設置されていて、ゆっくり景色も楽しめました。
本当は、国立沖縄青少年交流の家からは大谷辻林道に接続し、慶良間の内海沿いに走ろうと思っていたのですが、交流の家の敷地内を通過するのに、ちょうど朝の集会をやっていて、通りにくかったのでそこから引き返しました。
ちなみに、今回走ったコースとほぼ同じコースで、「鯨海峡とかしき島一周マラソン大会」というのが2月にあるそうです。ほぼハーフの道のりですが、結構アップダウンが激しいので、キツいコースだと思います。体力のある方はご参加をおススメしますよ。
さてさて、阿波連の民宿に帰った私は、しばらく朝寝?した後、ようやく起きた友人と渡嘉志久ビーチに向かいました。島の観光リーフレットによれば、「運が良ければウミガメに遭遇できるかも!?」と書いてあり、ならば行ってみようということになったのです。
途中、森林公園(長ーいローラー滑り台がある)や照岳展望台(やたらに段数の多い階段で死にかけました)に寄りつつ、渡嘉志久ビーチに着きました。
実に美しい海でした。「コーラルブルー」そのままの色で、サバニ(沖縄伝統の木造船)がそこに浮いている様は、もはや絵葉書そのものでした。
潜る用意をして、ビーチからエントリーすると、沖合いの方から、「ウミガメだ!」という遊泳客の声がしました。急いでその方向に泳ぐと、まもなく見えました、全長1.5mほどのアオウミガメが・・・!すぐ手の届くところを悠々と泳いでいました。さすがの私も初めて見る光景に、声を失ってしまいました。
無心で写真や動画を撮り続け、時折潜ってウミガメと並んで泳いだり、甲羅に触れたりして(すべすべでした)、気分は浦島太郎のようでした。
気がついたときには、結構岸から離れていて、通りかかったグラスボートの船頭さんに怒られてしまいました。(でも、写真も動画も十分に撮れたので後悔はありません)
その後は、しばらくのんびりと泳ぎました。身体の力を抜いて、うつぶせで浮きながら水中の様子を眺めていました。この渡嘉志久ビーチには、枝サンゴの死骸というか、骨が海底を覆っていて、恐らくは以前はたくさんのサンゴが存在していたことがうかがえるのですが、今は砂地が目立ち、阿波連ビーチとは異なり、ほとんど生きたサンゴは見受けられませんでした。しかし、その分海藻が繁殖し、ウミガメの好い餌場となっているように思われました。
約2時間の遊泳を終えたときには、時間は午後2時半になっていました。よく考えると、帰りの船は午後4時出港予定なので、潜水器具の洗浄や荷造りを考えると、ちょと時間が押し迫ってきました。
急いで阿波連の民宿に帰り、器具を洗って、ダイビングバッグに荷物を詰め込んでから、村道で渡嘉敷港へ直行しました。幸い、出港30分前には港に着くことができました。原付と荷物を荷役係の人に預け、友人と港の喫茶店にでも入ろうと思ったのですが、なんと午後3時半で閉店・・・。(出港ぎりぎりまで開けといてもいいのに・・)渡嘉敷集落には他に飲食店はなく、まだ昼ご飯を食べていなかった私たちは、腹を空かせながら、別れることになりました。(友人はまだあと二泊します)次に会うのは互いに帰省から戻った後の10月ですから、しばらくは会えません。男の友情を噛み締めつつ、さらばといきたかったのですが、彼はなかなかドライで、空腹に耐え切れずに阿波連集落へ早々に帰ってしまいました。(ま、それくらいの関係がちょうど良いのですけど・・)
定刻に出港した「フェリーけらま」は、台風の影響でややうねる海上を、全長60m程度の小さな船体(ジャンボ機:B747とほぼ同じ)で、軽快に駆け抜け、1時間10分の定刻で、那覇泊港に入港しました。原付で埠頭に降り立ち、那覇の超高層ビルが視界に入った(泊港旅客施設「とまりん」は高さ60mを超える超高層ビルです)とき、ついさきほどまでウミガメと泳いでいたのが夢か幻のように感じました。きっと浦島太郎が味わった感覚に近いものだと思います。
さーて、明日からは生物学実習だぁ・・・!Yhaooooo!
友人は朝に弱いようで(というよりも前日徹夜だったそうで)、まだ眠りの世界・・。
私は眠い目をこすりながらビーチまで歩き、フルーツジュース(ミニッツメイド)を飲みながらしばらく海を眺めて、目を覚ましました。(ああ幸せ)
私は島の朝の風景が好きなのですが、今日も一人原付で、渡嘉敷島内一周に出かけました。
阿波連集落から林道前岳線で島の南端まで行き、そこから少し引き返して島の東部を走る久比里原林道、林道渡嘉敷線を北上、渡嘉敷集落に出て、そこから島の北端部の山中にある「国立沖縄青少年交流の家」へ続く村道青年の家線を往復、阿波連への帰りは村道阿波連線を走り、ほぼ島内を一周しました。全長20kmほどのコースでしたが、なかなかアップダウンがあり、ツーリングを楽しめました。特に、2年ほど前にできた久比里原林道は、100m以上の断崖の上を走るため、かなり見晴らしがよくて面白い道でした。途中何箇所か展望台が設置されていて、ゆっくり景色も楽しめました。
本当は、国立沖縄青少年交流の家からは大谷辻林道に接続し、慶良間の内海沿いに走ろうと思っていたのですが、交流の家の敷地内を通過するのに、ちょうど朝の集会をやっていて、通りにくかったのでそこから引き返しました。
ちなみに、今回走ったコースとほぼ同じコースで、「鯨海峡とかしき島一周マラソン大会」というのが2月にあるそうです。ほぼハーフの道のりですが、結構アップダウンが激しいので、キツいコースだと思います。体力のある方はご参加をおススメしますよ。
さてさて、阿波連の民宿に帰った私は、しばらく朝寝?した後、ようやく起きた友人と渡嘉志久ビーチに向かいました。島の観光リーフレットによれば、「運が良ければウミガメに遭遇できるかも!?」と書いてあり、ならば行ってみようということになったのです。
途中、森林公園(長ーいローラー滑り台がある)や照岳展望台(やたらに段数の多い階段で死にかけました)に寄りつつ、渡嘉志久ビーチに着きました。
実に美しい海でした。「コーラルブルー」そのままの色で、サバニ(沖縄伝統の木造船)がそこに浮いている様は、もはや絵葉書そのものでした。
潜る用意をして、ビーチからエントリーすると、沖合いの方から、「ウミガメだ!」という遊泳客の声がしました。急いでその方向に泳ぐと、まもなく見えました、全長1.5mほどのアオウミガメが・・・!すぐ手の届くところを悠々と泳いでいました。さすがの私も初めて見る光景に、声を失ってしまいました。
無心で写真や動画を撮り続け、時折潜ってウミガメと並んで泳いだり、甲羅に触れたりして(すべすべでした)、気分は浦島太郎のようでした。
気がついたときには、結構岸から離れていて、通りかかったグラスボートの船頭さんに怒られてしまいました。(でも、写真も動画も十分に撮れたので後悔はありません)
その後は、しばらくのんびりと泳ぎました。身体の力を抜いて、うつぶせで浮きながら水中の様子を眺めていました。この渡嘉志久ビーチには、枝サンゴの死骸というか、骨が海底を覆っていて、恐らくは以前はたくさんのサンゴが存在していたことがうかがえるのですが、今は砂地が目立ち、阿波連ビーチとは異なり、ほとんど生きたサンゴは見受けられませんでした。しかし、その分海藻が繁殖し、ウミガメの好い餌場となっているように思われました。
約2時間の遊泳を終えたときには、時間は午後2時半になっていました。よく考えると、帰りの船は午後4時出港予定なので、潜水器具の洗浄や荷造りを考えると、ちょと時間が押し迫ってきました。
急いで阿波連の民宿に帰り、器具を洗って、ダイビングバッグに荷物を詰め込んでから、村道で渡嘉敷港へ直行しました。幸い、出港30分前には港に着くことができました。原付と荷物を荷役係の人に預け、友人と港の喫茶店にでも入ろうと思ったのですが、なんと午後3時半で閉店・・・。(出港ぎりぎりまで開けといてもいいのに・・)渡嘉敷集落には他に飲食店はなく、まだ昼ご飯を食べていなかった私たちは、腹を空かせながら、別れることになりました。(友人はまだあと二泊します)次に会うのは互いに帰省から戻った後の10月ですから、しばらくは会えません。男の友情を噛み締めつつ、さらばといきたかったのですが、彼はなかなかドライで、空腹に耐え切れずに阿波連集落へ早々に帰ってしまいました。(ま、それくらいの関係がちょうど良いのですけど・・)
定刻に出港した「フェリーけらま」は、台風の影響でややうねる海上を、全長60m程度の小さな船体(ジャンボ機:B747とほぼ同じ)で、軽快に駆け抜け、1時間10分の定刻で、那覇泊港に入港しました。原付で埠頭に降り立ち、那覇の超高層ビルが視界に入った(泊港旅客施設「とまりん」は高さ60mを超える超高層ビルです)とき、ついさきほどまでウミガメと泳いでいたのが夢か幻のように感じました。きっと浦島太郎が味わった感覚に近いものだと思います。
さーて、明日からは生物学実習だぁ・・・!Yhaooooo!