うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

スウェーデン旅行記 2  いざ、北欧へ 1(ビジネスクラス体験記)

2017年07月20日 21時24分07秒 | スウェーデン旅行記
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2016年2月11日午前11時前、関西国際空港第1旅客ターミナルビルの北端に位置する6番搭乗口付近に到着するやいなや、私の名前が放送で呼ばれました。搭乗口のカウンターに向かって歩きながら、「もしかして預け手荷物に入れた実験用サンプルが検査に引っかかったのかな?」等と考えました。
カウンターに着き、先ほど放送で呼ばれた者ですが・・と伝えたところ、フィンランド航空の係員からこんなもの↓を渡されました。


笑顔の係員さん曰く、「本日エコノミークラスのお座席が満席になりましたので、ビジネスクラスに変更させていただきました」とのこと。つまり、(昨今某アメリカの航空会社で話題になりましたが)オーバーブッキング対応で私の座席をアップグレードしてくれたわけです。
思わずガッツポーズしてしまいました。初めてのヨーロッパ行き長距離フライトでまさかビジネスクラスに乗れるとは・・!
搭乗券には「Frequent Flyer」と表示されており、初めてフィンランド航空を利用したにも関わらず、何故かお得意さんとして認証されていたようです。
フィンランド航空にはファーストクラスは設定されていないので、ビジネスクラスが最上級クラスとなります。ビジネスクラスに乗ったのは、2000年にソウル~関空間で乗った大韓航空以来、長距離路線では初めての経験でした。
なお、ビジネスクラス利用者は日本航空のラウンジを利用できるとのことでしたが、フィンランド航空の場合、ビジネスクラスは出発30分前から搭乗開始となるため、今回はラウンジを利用する時間はありませんでした・・。


11時5分にビジネスクラスの搭乗が始まり、私は先陣を切って機内に向かいました。


こちらがフィンランド航空ビジネスクラスの座席です。
エコノミークラスでは1列に2-4-2の計8席が並ぶところ、ビジネスクラスは1-2-2の5席配置となっています。
特に右側窓側は1人席となっていて、個室のような感覚で使えて快適そうです。


今回の私の座席は窓側ではなく、中央部右側の通路側席でした。
2席並んだ席でしたが、千鳥配置となっており、フライト中、隣の席の人のことは殆ど気になりませんでした。


前の席との間隔はこんな感じ。
平均身長の高い北欧の航空会社だけあって、十分すぎるくらい間隔が空けられていて、思いっきり足を伸ばせました。
前方には大きな液晶モニターがあり、好きなときに好きな映画やゲームを楽しめます。
ちなみに、私は16年ぶりの海外旅行だったので、個人用液晶モニターの付いている飛行機に乗るのはこれが初めてでした。
昔は文庫本を空港の書店で買ってから機内で読んだものでしたが、時代は進歩したものです。


リクライニングやフットレストの出し入れは全て電動。なんとマッサージ機能まで付いていました。
さらに、就寝時にはフルフラットのベッドにも変形します。


ビジネスクラスはアメニティも充実しています。
フィンランド航空ではフィンランドのアパレルメーカー、マリメッコデザインのブランケット、スリッパ、アイマスクなどが付いていて、さらにノイズキャンセリング機能付きヘッドフォンが各自に用意されていました。
このヘッドフォンのおかげで、飛行中の機内でもクリアな音を楽しめました。


オーバーヘッド・ビン(手荷物収納棚)は一人で扉一枚分まるごと使用でき、たくさんお土産を持参していても余裕で収納できました。


初めてのヨーロッパ行きフライト、初めての長距離路線ビジネスクラス体験に、出発前から興奮しっ放しでしたが、ひとまずウェルカムドリンクで喉を潤し、落ち着きました。

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