夜7時、暗室作業を終え、自室に戻った直後、メールが鳴りました。写真部の同学年の友達からです。今日沖縄に戻ったので、どこかに食べに行こうという内容でした。(彼は自分のバイクを持っています)食べに行きたいのは山々ですが、アシが無いので、近場にしようと返信すると、「友達からバイク借りるから・・・」との返事。免許は持ってるけど、ちょっとそれはまずいんのでは・・・と思いましたが、用意の良い彼は、すぐに鍵を借りてきてしまいました。
とりあえず、慣れるために大学構内のループ道路を一周してみます。この道路、意外にアップダウンがきつく、カーブもところどころで急になっているため、結構運転は大変です。制限20キロをあっという間に超えてしまいました。自転車でも出そうと思えば出せる速度ですが、夜間ということもあり、かなりひやひやしました。
さて、練習走行も終わり、どこへ行こうかという段になり、彼は「じゃあ北谷に行こう」と言い出しました。「えっ!北谷まで行くの?」思わず叫びました。琉球大学から沖縄随一の若者の町、北谷へは、坂を下り、国道330号線を横切り、さらに急坂を下り、大謝名交差点から沖縄の基幹道路、国道58号線を10kmも走らなければなりません。国道58号といえば、線形が良いので、普通車が100km近くの速度で走る道です。初心者には危険すぎるのでは・・・との心配の声も空しく、北口から構外へ出ました。友達は、明らかに制限速度をオーバーして走っています。「イヤイヤイヤ」と突っ込みながら、涙を出しながらも、なんとか大謝名交差点まで来ました。ここからはいよいよ国道58号線です。信号が青になり、いざ進行!出来る限り速度を維持したまま、北谷まで走りつづけました。
なんとか北谷にたどりつき、北谷食堂で夕飯を食べました。とても美味でした。
その後、せっかく北谷まで来たのだから、シンボルの観覧車を見ようということになり、「じゃあ、ジャスコの屋上くらいから綺麗に見えるんじゃないかな?」という私の意見で、一路ジャスコ北谷店に向かいました。着くと、幸いまだ屋上駐車場は開いている様子。スロープを登り、駐車場に進入します。観覧車の見えるスポットを探しながら、場内を周回していると、警棒を持った警備員が2人で向かって来るではないですか・・・!!どうやら暴走族かヤンキーに間違われているようです。(沖縄は今でも暴走族が流行っています)時計を見ると、すでに時間は11時をまわっています。まともな時間ではないな・・と思い、その場はひとまず退散し、地上に下りました。すると、店の前でも警察が車で警戒していて、どうやら今日は取り締まりの日だったらしいと分かりました。こんなところで捕まっては、色々と面倒なので、運動競技場前まで撤退しました。そこで、観覧車の写真を撮り、そろそろ帰ろうということになり、再び国道58号線にのります。時折、改造原付と思しきバイクがものすごいスピードで追い抜いていきますが、それ以外は車も少なく、意外に順調なツーリングでした。大謝名からの坂を登り、見慣れた長田の交差点から琉球大学に向かったのですが、自転車では心臓が破れるほどキツイ坂なのに、バイクではいとも簡単に登ってしまいました。「これは凄い・・・!」と感動しきりです。
こうして、なんとか無事に大学に戻ってきました。夢のような一夜のツーリングでしたが、これで、ますますバイクが買いたくなりました。
後日談:ある日、構内の交差点で信号待ちしていると、目の前で原付が凄い勢いでこけました。車体と乗っていた人は、回転しながら結構な距離を滑っていきました。歩道の縁石でようやく止まり、大丈夫かと思いましたが、運転手はそのまま車体を起こして、何事もなかったかのように走り去りました。けして、その原付は速度を出していたわけでもなく、カーブもそれほどきつくなかったのですが、それでもあんなにスリップしたことにかなり恐怖を抱きました。あれくらいで済んだのは、運転手が長ズボンに長袖だったからだと思います。私も、原付を運転する時は、安全な服装で運転しようと思いました。(この前は、Tシャツに短パンという恐ろしい服装だった・・ しかも急ブレーキ、急ハンドルの連続だったし、よく無事に帰って来れたものだ・・・)
とりあえず、慣れるために大学構内のループ道路を一周してみます。この道路、意外にアップダウンがきつく、カーブもところどころで急になっているため、結構運転は大変です。制限20キロをあっという間に超えてしまいました。自転車でも出そうと思えば出せる速度ですが、夜間ということもあり、かなりひやひやしました。
さて、練習走行も終わり、どこへ行こうかという段になり、彼は「じゃあ北谷に行こう」と言い出しました。「えっ!北谷まで行くの?」思わず叫びました。琉球大学から沖縄随一の若者の町、北谷へは、坂を下り、国道330号線を横切り、さらに急坂を下り、大謝名交差点から沖縄の基幹道路、国道58号線を10kmも走らなければなりません。国道58号といえば、線形が良いので、普通車が100km近くの速度で走る道です。初心者には危険すぎるのでは・・・との心配の声も空しく、北口から構外へ出ました。友達は、明らかに制限速度をオーバーして走っています。「イヤイヤイヤ」と突っ込みながら、涙を出しながらも、なんとか大謝名交差点まで来ました。ここからはいよいよ国道58号線です。信号が青になり、いざ進行!出来る限り速度を維持したまま、北谷まで走りつづけました。
なんとか北谷にたどりつき、北谷食堂で夕飯を食べました。とても美味でした。
その後、せっかく北谷まで来たのだから、シンボルの観覧車を見ようということになり、「じゃあ、ジャスコの屋上くらいから綺麗に見えるんじゃないかな?」という私の意見で、一路ジャスコ北谷店に向かいました。着くと、幸いまだ屋上駐車場は開いている様子。スロープを登り、駐車場に進入します。観覧車の見えるスポットを探しながら、場内を周回していると、警棒を持った警備員が2人で向かって来るではないですか・・・!!どうやら暴走族かヤンキーに間違われているようです。(沖縄は今でも暴走族が流行っています)時計を見ると、すでに時間は11時をまわっています。まともな時間ではないな・・と思い、その場はひとまず退散し、地上に下りました。すると、店の前でも警察が車で警戒していて、どうやら今日は取り締まりの日だったらしいと分かりました。こんなところで捕まっては、色々と面倒なので、運動競技場前まで撤退しました。そこで、観覧車の写真を撮り、そろそろ帰ろうということになり、再び国道58号線にのります。時折、改造原付と思しきバイクがものすごいスピードで追い抜いていきますが、それ以外は車も少なく、意外に順調なツーリングでした。大謝名からの坂を登り、見慣れた長田の交差点から琉球大学に向かったのですが、自転車では心臓が破れるほどキツイ坂なのに、バイクではいとも簡単に登ってしまいました。「これは凄い・・・!」と感動しきりです。
こうして、なんとか無事に大学に戻ってきました。夢のような一夜のツーリングでしたが、これで、ますますバイクが買いたくなりました。
後日談:ある日、構内の交差点で信号待ちしていると、目の前で原付が凄い勢いでこけました。車体と乗っていた人は、回転しながら結構な距離を滑っていきました。歩道の縁石でようやく止まり、大丈夫かと思いましたが、運転手はそのまま車体を起こして、何事もなかったかのように走り去りました。けして、その原付は速度を出していたわけでもなく、カーブもそれほどきつくなかったのですが、それでもあんなにスリップしたことにかなり恐怖を抱きました。あれくらいで済んだのは、運転手が長ズボンに長袖だったからだと思います。私も、原付を運転する時は、安全な服装で運転しようと思いました。(この前は、Tシャツに短パンという恐ろしい服装だった・・ しかも急ブレーキ、急ハンドルの連続だったし、よく無事に帰って来れたものだ・・・)
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