うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

鉄道旅行記10

2007年01月03日 22時20分46秒 | うちなー日記(沖縄編)・・旅
現在大牟田2212発の、福間行き普通に乗って、博多を目指しています。

鳥栖から乗った列車は、ほぼ予定通りに植木に着いたのですが、植木駅から親戚の家への道のりが大変でした。
というのも、以前熊本市内から親戚の家に路線バスで行った際に、植木駅前を経由していたように思っていたのですが、それは私の記憶違いで、バス路線は町役場行きのみ、しかも次の発車時刻は一時間半後だったのです。
駅前にめぼしい店もなく、そこで一時間半も待てそうもなかったので、国道(3号線)まで歩くことにしました。
駅前にあった観光案内板によれば、駅から南へちょっと行けば出られそうでした。
ところが、これが罠だったのです。
それらしい、二車線の道を南に歩いていた(つもりだった)のですが、さっき案内図、ひどくデフォルメされていたようで、道を行けども行けども国道に出ません。二十分ほど歩いたところで、ついに不安になって駅の近くまで引き返しました。
ケータイのGPS機能で現在地の地図を表示したところ、頭の中で思い描いていたのとはかなり違ったものでした。国道は、駅から北東の方向にあり、さきほど行った道は実は遠回りの道で、分岐していた細い山道が国道への近道だったのです。
見たところ、国道まで二キロはありそうでしたが、タクシーを呼ぶのは惜しく、頑張ってもう一度歩くことにしました。
丘越えの細道を歩くこと二十分ほどで少し広い道に出て、さらに十五分ほど歩いてようやく国道に出ました。
ところが、国道に出たのは良いのですが、なかなかバス停がありません。時折親戚の家を経由する、山鹿温泉行きのバスが通るのですが、その度に乗りそびれてしまいました。
そのまましばらく歩いていると、もうこのまま歩いて行こうかなという気持ちが湧いてきました。
地図で見たところ、もうあと二、三キロ程度みたいだし、まあ良いかと思ったのです。
今日は電車に乗ってばかりだし、良い運動になりますしね。
で、またしばらく歩いていたら、今度はトイレに行きたく(最近便秘でした)なってきました。親戚の家ですれば良いと、そのまま歩き続けたのですが、一キロほどして、いよいよ痛くなってきて、ちょうど道端にあったパチンコ店でトイレを借りることにしました。
だいたいパチンコ店のトイレはウォッシュレットの綺麗なものを導入しているからです。(続く

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