うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

第64回 勝毎花火大会、観てきました!

2014年08月14日 21時42分38秒 | えぞ日記(北海道編)・・旅
こんばんは、もとすけです。
さてさて、昨日は予告どおり研究室の同僚たちと一緒に日帰りで帯広に勝毎花火大会を観にいってきました。


札幌を午前0時に出発、下道で帯広に向かいました。
途中、狩勝峠で日の出を迎えました。


小雨が降っていたため、日の出と同時に虹が出現してびっくりしました。
これは幸先が良い・・。


途中寄り道しながら走ったので、帯広には7時前に到着。
早速花火会場に場所取りに行きました。
こちらは花火会場である十勝川公園の西側で、まだ人の気配はありませんが・・、


会場の中心に近い、十勝川大橋の東側では既に場所取りが行われていました。


なんとか、有料席(発売から僅か30分で完売したそうです)に隣接するエリアの堤防上に席を確保できました。
実は、勝毎花火大会では2012年から公式には場所取りが禁止されており、シートやテープで事前に場所を確保しておいても、無人にしていた場合には係員に没収される恐れがあります。
ただし、人が座っている場合には公園利用者として認めてくれるので、場所を確保するためには、その場に居続けなければなりません。
・・というわけで、私は朝8時から花火開始までの11時間以上、この場所でひたすら待ち続けました。(その間、同僚達はカラオケ屋で仮眠していました)


朝方は雨が降っていたのですが、昼には予報どおり快晴に・・。
事前にコンビにで買っておいたドリンクや食べ物を適宜食べながら、持参していた折り畳み傘で直射日光を遮り、なんとか昼の暑さを乗り切りました。気温は30℃近くまで上がったものの、幸い風がそこそこ吹いていたので、思っていたほどはキツくなかったです。
花火打ち上げ開始まで3時間も残した午後4時半には、既に会場内はいっぱいになりました。
この花火大会の人気は凄まじいですね。


夕方に研究室の同僚達と合流、ついに花火開始の時間を迎えました。
会場には主催者発表で20万人もの人が詰め掛けており、川沿いを人の波が埋め尽くしました。


今年の勝毎花火大会は例年よりも1部多い、以下の6部構成で行われました。
第1部 SKY☆LIVE HANABI
第2部 輝く明日へ
第3部 JAPANEMOTION
第4部 花火ファンタジアin十勝
第5部 JIMOTO花火
第6部 グランドフィナーレ 輝く未来へ

いずれの部もこれまで見た事もない、大迫力の花火の連続だったのですが、
動画を撮影した中で特に凄かったものを以下に紹介します。



第1部 SKY☆LIVE HANABI
開始早々、打ち上げ会場(十勝川の帯広側500m、音更川800m)の幅を目一杯使った超ワイドな花火が打ち上がりました。
こんなに空間を広々と使った花火は初めて観たので、早速度肝を抜かれました。



第4部 花火ファンタジアin十勝
BGMに合わせた花火の打ち上げで知られる丸玉屋が手掛ける花火エンターテイメントショー「花火ファンタジア」。
最近では真駒内花火大会など、他の花火大会でも観られるようになってきましたが、この形式の花火を取り入れたのは実は勝毎花火大会が先駆者なんだそうです。
今年は新たな仕掛けとして、会場の中心に高さ30メートルの足場を組み、そこから立体的に花火を打ち出すという試みもされていました。
真駒内花火大会も素晴らしかったですが、広い会場ならではの、とてもボリュームのある花火でした。



第6部 グランドフィナーレ ~輝く未来へ~
花火の最後を締めくくる、13分間にも及ぶ一大花火ショーです。
特に最後の数分間は惜しみなく膨大な数の錦冠(にしきかむろ)花火が打ち上げられ、凄まじい迫力でした。

計1時間半の花火でしたが、さすがに全国的に有名な大会だけあって、これまでで最高に楽しめました。
最後の方は、感動しすぎて涙が出そうでした。
5年間北海道で暮らしてきて、(恐らく)最後の夏にこの花火を見られて本当に良かったです。

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