うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

災いを呼ぶ男・・?

2007年03月25日 22時56分27秒 | うちなー日記(沖縄編)
停電し、停車中の「はやて2号」の車内

今日の能登沖地震の発生時、実は私はちょうど東北新幹線に乗っていました。
後でアップしますが、この一週間ほど、北海道を旅行してきた帰りだったのです。
八戸発の東京行き始発便、はやて2号(東京着9時51分)に乗車し、大宮を通過して、まもなく東京到着というところで、突然車内の電気が消え、速度が下がり、ついに車両は高架橋の途中で停車してしまいました。標識を見たところ、田端のあたりでした。
最初は信号停車かなにかだと思ったのですが、なかなか発車しません。
しばらくすると、にわかに車内がざわついてきました。
そこに、車掌からの車内放送が入りました。
「現在、この地域で停電が発生した模様です。車内照明、自動ドアなども停止しております。自動ドアは手で開けていただきますようお願いいたします。お急ぎのところ、まことに申し訳ありません。」
車内からは、驚嘆の声があがりました。私も、去年の8月の大停電の件(8月14日の記事参照)もあり、また東京で停電に巻き込まれるとは・・と、ただただ呆れるばかり・・・。
そこからは、よくテレビで見るような光景で、携帯電話で連絡を取るビジネスマン、何故かトイレに急ぐ女性たち、興奮する子供・・。
ひょっとしたら、ここから近くの駅まで歩くことになるかもしれません。しかし、外は雨が降り、そうなるのは避けたい状況・・・。
そこへ、続報が放送されました。
「北陸地方で地震が発生した影響で、東北・上越・長野新幹線で送電が止まっている模様。線路の点検も行なっています。復旧までもうしばらくお待ちください。」
それを聞いて、私はてっきり中越地方の余震かと思ったのですが、さらに数分後の放送で、
「石川県能登地方で震度6強の地震が発生」
との情報が入り、あの地域でそれだけ大きな地震が発生したことに驚きました。
しばらくすると、送電が再開されたようで、車内照明が点灯しました。しかし、線路点検のため、まだ発車しません。
私は、携帯電話の充電が切れており、連絡もとれず、情報も入手できませんでした。こういうとき、携帯電話のありがたさが分かります。洗面所で携帯電話を充電しようと、デッキに出たところで、
「線路の点検が終わりました。運転を再開します。」
と放送が入り、車両が動き出しました。緊急停車から20分ほどがたっていました。
その後は、10分ほどで東京駅21番線に到着、ようやくホッとしました。

しかし、昨年の8月14日も東京滞在中に史上2番目の規模の大停電に遭遇し、一昨年の3月20日には熊本へ墓参りに向う途中で福岡県西方沖地震に遭遇、5年前に初めて祖母と沖縄に行ったときには、石垣島近海で地震が発生、津波注意報が発令されるはで、どうもこのところ旅行に行く先々で災害に遭っている気がしてなりません。もしかして私のせい? まあ、私自身は毎回無事で済んでいるのですが・・。はぁ・・・・・・。orz

それにしても本当に地震は怖いですね・・。震度6強の揺れなんて、想像もつきません。今は被害を受けた能登地方の人々の早期の復興を祈るばかりです。


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