盗人宿

いまは、わかる方だけ、おいでいただければ。

芸能プロダクション

2019-07-11 05:07:03 | にゃんころ
私は芸能ネタにはまったく興味がないので、ジャニーさんがあっちに行っても単に「ご冥福を」と思うだけで、その後の勢力争いとか泥沼の戦いにはまったく興味がないのですが……

ジャニーズ事務所、吉本興業、渡辺プロダクションなどの大手事務所は、「人気タレントAを出演させたかったら、若手のBやCも出演させろ」と、テレビや映画などの世界で大きな圧力をかけていることはみなさんご存知でしょう。
これを業界用語で「ぶっこみ」といいます。
地上波テレビや日本映画がどんどんおもしろくなくなっているのは、このぶっこみと決して無関係ではないでしょう。
そして、一時期は「振り向けばテレ東」といわれたテレビ東京が、ひたすらマイペースを貫いていまや「目指せテレ東」といわれているのも、やはり無関係ではありません。

さて、先日その地上波テレビのドラマ「ガリレオ」の4話と6話がCSで再放送されなかった話をしましたが、4話が放送NGになった理由が気になったのは私だけではありませんでした。
それどころかずっと前から「4話は欠番」扱いなのだそうです。

ネットの意見をまとめると、原因は3つ。
蒼井そらというAV女優が出演している事。
ジャニーズを辞めた香取慎吾が出演している事。
そして再放送時に実際に類似の内容の犯罪が起きた(かもしれない)事です。

日本映画専門チャンネルは、週末の深夜にR-15やR-18の作品をしょっちゅう流していますので、時間帯さえ調整すればAV女優の出演は関係ないはずです。
また、他の番組でジャニーズを辞めたタレントが出演している作品が再放送やオンデマンドで流れている事例があるので、香取慎吾も無関係のようです。
となると理由は3つ目のように思われますが、これも調べてみると類似の犯罪が起きた話は聞きません。
結局のところ、原因はやっぱりわからないのです。


さて、話を戻してジャニーさんがあっちに行って、この殿様商売の体質ははたして改善されるでしょうか。
それとも内紛や分裂から、いままで以上にひどくなるでしょうか。

点字ブロック

2019-07-10 13:06:54 | にゃんころ
大都市だけでなく、日本の多くの道に点字ブロックが設置されています。

目の見えない人にとって、点字ブロックは社会生活の範囲を広げる生命線といえます。
ブロックがあるおかげで、これまで行きづらかった場所に安全に行ける。
これは目に障害がある人にとって、必要不可欠な存在といえます。

ところがこの点字ブロック、材質に大きな問題があるのです。

とにかく濡れると滑る。
雨の日にうっかり踏んでしまうと、接地面積が狭いこともあってつるんと滑ってしまう。
特に雨上がりに自転車で乗り上げたりすると、転倒しそうになります。
その意味では点字ブロックは健常者にとって「障害物」です。

駅のホームから転落する事故が多発する中、ホームドアを設置する駅が増えています。
目の悪い人や酔客にとって、ホームドアは命を助ける装置です。
しかし、もしも東京のJR、私鉄、メトロのすべての駅にホームドアを設置しようとすると、最低でも数兆円が必要です。
また銀座線や丸ノ内線のように古い路線では、ホームがドアの重さに耐えられないので補強工事が必要です。
これらの費用は利用者、つまり乗客が負担しなければならないでしょう。


障害のある人に優しい街を作るのは、大切なことです。
しかしそのために「負の要素」があることも、忘れてはいけません。
そのバランスをとることが重要なのです。

来年の五輪を控え、東京ではバリアフリーがあちこちで進んでいます。
しかし五輪が終わったら、どうなるでしょうか。東京以外ではどうでしょうか。
日本はバランスのとれた国であり続けられるのでしょうか。
そもそも現在、バランスはとれているのでしょうか。

たまにはポルノでない小咄でも

2019-07-09 04:56:28 | にゃんころ
ある男が靴屋に靴を修理に出して、そのまま忘れてしまった。

 「ごめんください、あの、1年ほど前に修理を頼んでそのままにしていた者ですが、まだ残っていますか」
 「1年前ですか。えーと、お名前は」
 「田中といいます」
 「田中さん、ね……ああ、ありますよ」
 「あー、よかったです」
 「出来上がりは来週の水曜日です」

七夕

2019-07-08 12:12:40 | にゃんころ
いつも申し上げているように、このブログは前日に書いて当日にアップしているので、話題が1日ずれることが珍しくありません。
この文章も7月7日に書いています。

七夕といっても東京の住宅街で天の川が見えるはずもなく、織姫と彦星の話を娘たちにする機会もありませんでしたが、保育園や小学校で教わったことでしょう。
その娘たちも、すでにアラサー。
まだ結婚の話はまったく聞きませんが、もし将来結婚して子供が生まれたら、昔話をしっかり語り継いでもらいたいものです。

で、七夕とはまったく関係ありませんが、星座つながりで。

みなさん、「ゴジラ座」が実在すること、ご存知ですか?

これは国際的に星座を定義している国際天文学連合が定めたものではなく、NASAと「フェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡研究チーム」が独自に定めたものです。
ガンマ線を放出している星をつなげて作られたもので、他に「ハルク座」や「エンタープライズ号座」「シュレディンガーの猫座」「富士山座」などもあります。

ガンマ線は電磁波の一種で、大部分は大気中で吸収されてしまうため、地上での観測は困難です。
そこでNASAはフェルミ宇宙望遠鏡を打ち上げ、宇宙のどこかで毎日のように起きているガンマ線バーストやその残骸を観測し続けました。
その10周年と、人間が肉眼で見える限界といわれる3000個の星を新たに発見したことを記念して、22の星座が作られたというわけです。

ゴジラ座を構成している星は、M82 Starburst Galaxy とか、PSR J0533 +6759 Gamma-Ray pulser など、物騒な名前が並んでいます。
といっても単なる超新星の残骸や中性子星などですが、ゴジラ座の星だと聞くと何となくそれっぽいですよね。
NASAの公式ページ(https://fermi.gsfc.nasa.gov/science/constellations/)でご覧になれます。


宇宙はロマンに溢れています。
みなさんも晴れた夜に、久しぶりに星を見上げてみませんか。

古墳

2019-07-07 04:42:18 | にゃんころ
大阪の古墳群が、世界文化遺産に登録されました。

含まれる49の墳墓のうち半分以上は天皇や皇后の墓である「陵墓」とされ、宮内庁が管理しています。
一般人はもちろん立ち入り禁止、学術的な調査も制限されています。

これ、昔から疑問に思うんですよ。
陵墓であるならこそ、なぜしっかり調査しないんだろう?

たとえば大山(だいせん)古墳は「仁徳天皇陵古墳」、誉田御廟山(こんだごびょうやま)古墳は「応神天皇陵古墳」などと呼ばれていますが、実際は誰の墓なのかはっきりわからない。
どちらも長辺が400m以上ある巨大なものですから、よほどの権力者の墓であることは間違いないでしょう。
だけど誰の墓なのかはっきりしない、それで世界遺産、って何なのよ。

世界遺産になったからこそしっかりと学術調査をして、「誰々の墓です」と世界に発信する責任があるんじゃないか、と私なんかは思うんですけどね。

それとも何ですか、誰の墓かわかったら都合が悪い、たとえば日本書紀の内容が変わってしまうとか、これまでの学説に矛盾が生じるとか、あるいは陵墓を調べるのは皇族の墓を荒らすから不遜だとか、調べちゃいけない事情でもあるんですかね。
エジプトなんて世界中の研究屋がピラミッドを調べて、観光地にまでしてますよ。

改めて宮内庁にお訊ねします。
大山古墳は本当に仁徳天皇の墓なのですか。
外国人に「ニントクという天皇の墓だ」といってしまってよいのですか。

ラスボスが掟破りに強い

2019-07-06 11:15:50 | FFXI
というわけで9月いっぱいでFFXIを引退することにしたのですが、これまでのミッションのうち「アドゥリンミッション」と「星唄ミッション」がまだ終わっていません。

どちらも途中までは進めているのであと3ヶ月あれば何とかなるだろうと思っていたら、アドゥリンMはエクソシストが帰還するというので港に迎えに行っても何も起こらず。
港の端から端まで走り回っても、ただ軽快なBGMが流れるのみ。

もともとアドゥリンMは「次のミッションに進むためのきっかけ」がわからないところがたくさんあります。
ネットに出回っている情報の一部は禁止されているリバースエンジニアリング、つまりサーバに侵入して中身を解析しているわけですが(そうでなければ数百もあるミッションや数千もあるクエストの攻略法がすべて正確にわかるはずがない)、それでもわからない。

しかたがないので星唄Mを先回しにすることにしました。
こちらはさくさく進み、2日でラスボスと対戦するところまできました。
これまであまりにさくさくすぎたので、下調べもせずにバトルフィールドに突入。
ところがこれが強いの強くないのといったら、これまでゲームで対戦したラスボスの中でもダントツに強いんじゃなかろうか。

と思ったら、ネットにはソロ(+フェイス)での攻略方法がたくさん転がっているではないですか。
やはり下調べをしなかった私の油断でした。お恥ずかしい。
次回はもっと情報収集をしてから挑戦したいと思います。

音響

2019-07-05 11:22:20 | にゃんころ
先日お話ししたように、4月に新製品が出たばかりのiMacをなけなしの預金で買いました。

紙のマニュアルは一切なし。
旧iMacとEthernetケーブルで直接接続し、画面のガイドに従って操作すればいままでの操作環境やプログラムはすべて受け継がれ、新機種にしたことを忘れるくらい当たり前に毎日使っています。

ただ、ひとつだけ気になることがあります。
内蔵スピーカーの音が気に入らない。

いや、すばらしい音なんですよ。クリアだし音の粒もはっきりしているし。
ただ、周波数特性が旧iMacと違うのです。
高域と低域が必要以上にブーストされている。

こういうのは業界用語で「ドンシャリ」といって、昔からいわゆる若者向けの音楽を再生する時の特性です。
おそらく普段からイヤホンで音楽を聴いている人にはちょうどいいのだと思いますが、私のようにフラットな特性を好む人間には、ちょっとなあと感じてしまいます。

イコライザ(周波数特性を調整する機能)は内臓されていないようなので、10月になったらパイオニアの外付けスピーカーを接続しようかと考えています。
なぜ10月なのか。
きのう参議院選挙が告示され、若干の変動はあるかと思いますがほぼ間違いなく与党の勝利だと予想されるので、9月でFFXIを引退する予定なのです。
10月に消費税が上がると、毎月の利用料が1500円を超えてしまうので、コンビニ払いが非常に面倒になるのです。

もう17年もやってきたし、ブランクが長かったから最先端コンテンツには到底追いつけないし、もう知り合いも誰もいなくなったし、どうせもうすぐWin7のサポートも終わるので、ちょうど引退のいいタイミングかな、と。
そうするといまFFXI専用になっているWin7のPCはお払い箱になるので、それにつけているスピーカーがこっちに回ってくる、と。

という長々と面倒くさい話になりましたが、いまは内臓のドンシャリで我慢して(といっても半端な外付けスピーカーよりは桁違いに音がいいですが)聴いています。
還暦を迎えて身体中がガタガタですが、耳は若い頃から人並み以上にいいので、よすぎるのも若干困り物です。


定時連絡ではないけれど

2019-07-04 12:43:02 | にゃんころ
消滅してしまったホームページを、一時的に下記↓の場所に置きました。

 https://betanature.x.fc2.com/home.html

なぜか一部の項目のみ文字化けしてしまうので、このままではいけないのですが、とりあえずどこかには置いておかねばならない。
私が明日、いや、きょう突然死んでしまう可能性が、ゼロではないからです。

文字化けの問題は引き続き調べます。


2019-07-03 13:37:16 | にゃんころ
ある男が喉風邪をひいて、声が出なくなったので医者を訪ねた。
ドアをノックすると、若くて美しい医者の妻が出てきた。
男はささやくような声で、

 「先生はいますか」

肉感的な医者の妻はささやき返した。

 「いいえ、いないわ。どうぞ入ってちょうだい」

プラスチックごみ

2019-07-02 14:23:50 | にゃんころ
仏教国のタイで、おもしろいことを考えた僧侶がいます。
「ペットボトルを『お布施として』寺院にもってきてほしい」というのです。

持ち込まれたペットボトルは再利用され繊維となり、綿などと混ぜて布にして僧衣(東南アジアでよく使われるオレンジ色のやつ)が作られます。
僧衣を縫製する人には給金も支払われます。
一般の僧衣より割高ですが、ミャンマーやラオスからも注文がきているそうです。

なるほど、分別だ回収だといわれても、行政からの押し付けと考えればひねくれて守らない人もいるでしょうが、宗教のお布施といわれれば信心の深さを示すものですから、みんな喜んで持ってくるでしょう。
いまはまだ数百着程度だそうですが、今後もっと広がっていってほしい取り組みです。

タイは廃プラスチック問題に積極的な国で、国内最大のコーヒーチェーンでもコップやストローに生分解プラスチックを使うなど、おそらく日本より進んでいるでしょう。
そのかわり、そのタイの生分解プラスチックは、日系企業の製品だそうです。

生分解プラスチックは、いまは普通のプラスチックより割高のため、目先の利益にこだわる企業はなかなか使おうとしません。
もっと大規模に使われるようになればスケールメリットでコストも下がり、やがて世界中で現在のプラスチックにとって替わられるでしょう。

面倒なのはアメリカで、サンフランシスコ市ではプラスチック製ストローの使用を禁じる条例ができた反面、テネシー州などでは経済活動の混乱を招くとして「プラスチック禁止を禁止する」条例ができたりして、どうにも手に負えません。

先日終わったG20でも「2050年までに現在のプラスチックを廃止する」指針が採択されました。
G20といえば世界の経済活動の8割を占める国々です。
目の前の利益や既得権にしがみつかず、新たなビジネスチャンスとして本気で取り組んでもらいたいものです。