僕の勝手な想像に過ぎないのですが、プーマはキングを本来の形で生産、提供したいのが本心ではないでしょうか。
プーマのキングといいますと
長い期間、プーマのスパイクを代表する名品であり、看板商品であった
ポルトガル代表のエウゼビオから始まり、契約選手に愛されてきた
ことがよく知られています。
しかし、近年は環境問題が一般にも浸透し、過去のようにカンガルーレザーの供給に批判的な声も多く、プーマはキング・アルティメットの生産に関して、動物皮革でなく植物由来殻に変更したことを明記しています。
そのせいだけではないでしょうが、現在のキング・アルティメットは、過去のキングに関しての面影は薄くなりましたね。
例えばコンバースは日本製の最高峰「タイムライン」に関して
コンバース・ジャパンがコレクターに掛け合い、購入することさえある
その際はオリジナルが収められていた箱まで、忠実に再現する
当然、商品の完成度を極限にまで高める
ことで、大きな評判を得ています。
ただスニーカーと異なり、スパイクは選手に提供、履いてもらうことが一番ですから、過去のキングを2025年に再登場させることも、無理な側面があることも確かです。
ネイマールや三苫薫はウルトラ、フューチャーという、最新素材を採用したスパイクを履いていますし、キングの存在はプーマにとって、ジレンマなのかしれません。
それでも「キング」が、大きな物語を紡いできたことも確かですよね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます