塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が思うプーマのジレンマ

2025-03-17 23:10:05 | 日記

 僕の勝手な想像に過ぎないのですが、プーマはキングを本来の形で生産、提供したいのが本心ではないでしょうか。

 

 プーマのキングといいますと

 

 長い期間、プーマのスパイクを代表する名品であり、看板商品であった

 ポルトガル代表のエウゼビオから始まり、契約選手に愛されてきた

 

 ことがよく知られています。

 

 しかし、近年は環境問題が一般にも浸透し、過去のようにカンガルーレザーの供給に批判的な声も多く、プーマはキング・アルティメットの生産に関して、動物皮革でなく植物由来殻に変更したことを明記しています。

 

 そのせいだけではないでしょうが、現在のキング・アルティメットは、過去のキングに関しての面影は薄くなりましたね。

 

 例えばコンバースは日本製の最高峰「タイムライン」に関して

 

 コンバース・ジャパンがコレクターに掛け合い、購入することさえある

 その際はオリジナルが収められていた箱まで、忠実に再現する

 当然、商品の完成度を極限にまで高める

 

 ことで、大きな評判を得ています。

 

 ただスニーカーと異なり、スパイクは選手に提供、履いてもらうことが一番ですから、過去のキングを2025年に再登場させることも、無理な側面があることも確かです。

 

 ネイマールや三苫薫はウルトラ、フューチャーという、最新素材を採用したスパイクを履いていますし、キングの存在はプーマにとって、ジレンマなのかしれません。

 

 それでも「キング」が、大きな物語を紡いできたことも確かですよね。

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