昨日、中古でジャン・リュック・ゴダールの作品「勝手にしやがれ」を購入しました。
ブルーレイではなく、通常版のDVDですので1000円でおつりが来ました。
冒頭3,4分ほど再生して視聴しましたが、ダイナミックさが冒頭から感じられ、なるほど1960年公開当時から大きな反響が得られた理由が、どことなく分かったきがします。
FCバルセロナが2010年代、「ティキタカ」と呼ばれるパス・アンド・ムーブで大きな潮流を作り、昨年の欧州選手権優勝のスペイン代表も、マイボールを大切にしながらヤマルに代表される若い選手を飛躍させました。
ただ、僕としてはナンバー1100号で中村敬斗が語るように、このパス・アンド・ムーブは確かにサッカーの基本ではありますが、プレイする選手の個性を相当制限するように見えます。
つまりこの展開についていけない選手は、指揮官から見向きもされないと感じますし、むしろレアル・マドリードのように
一直線にゴールに向かう展開
パスをつなぐサッカーを、まどろっこしいと思うファンは一定数存在する
ということを思うと、現在の日本代表は3-4-2-1のダイナミックさが、アジアでの戦いに有利に立つ理由ではいでしょうか。
ダイナミックは逆に言えば「単調」というべきなのでしょうが、どちらの戦術でもすべては完璧に終わらないことが、サッカーの面白さにつながっている気がしますね。
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