ジャニーズ事務所が揺れていることは間違いない様子です。
ジャニー喜多川という稀有な人物が他界したこともそうですが、ジャニーズが得てきた商売内容が、ここにきて大きく変貌していることもあるのでしょう。
ジャニー喜多川氏は、自分が失われた後でも在籍する俳優たちが困らないように、手を打ちました。
その「手」が滝沢秀明氏の抜擢だったわけですが、現実は彼もまたいなくなるという、根底から覆る事態となりました。
人望や戦略に長けた人物が去った際の混乱は、プレミア・リーグでも堅調です。
アーセナルはウナイ・エメリを簡単に見切り、ミケル・アルテタが初年度でFAカップを得るなど、少なくともマンチェスター・ユナイテッドよりは指揮官交代の頻度を抑えています。
ただアルテタにしても、ガボン代表のオーバメヤンとフランス代表のラガゼットを放出し、前線を刷新するなど必死にもがいたことも確かです。(メスト・エジルやルーカス・トレイラもそうですね)
一方のユナイテッドはブルーノ・フェルナンデスという、素晴らしい選手が加入した一方、シティに移籍直前のロナウドが入団に合意するも、今季は半ばで退団するという事態に陥っています。
選手個人の資質だけをみれば、マンチェスター・シティやリバプールと遜色は無いと思いますし、エリック・テン・ハグには少なくとも時間が与えられている様子です。
ただリーグ優勝から10年の月日が経過し、ファンのうっ憤はたまる一方でこの点は気がかりですね。
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