AC長野パルセイロは、松本大学と練習試合を行いました。
僕が高校、大学時代、学生を含むアマチュアが、プロクラブと試合ができることはまずなく、このような裾野の拡大が日本サッカーを支えているのだと実感します。
これまで野球はプロがアマチュアに助言すらできない風潮でしたが、イチローが巡回指導を行うなど、野球の世界も様変わりしてきました。
プロサッカーとアマチュアサッカーは連動し、垣根が低いと思いますが、野球の場合は確か「黒い霧事件」という今も重い案件があるそうで、そのことがプロとアマチュアの間に断層を築いているといいます。
ただ、技術と視野の広さ、食生活に至るまで、四六時中競技の事を考え、向上をはかるプロ選手たちの触れるだけでも、アマチュアからすれば大変大きな出来事に違いありません。
松本大学は今回、AC長野パルセイロと戦いましたが、当然環境的には松本山雅FCと対面している頻度は高いはずです。
山梨学院もやはり、ヴァンフォーレ甲府と日常的にふれあいがあると聞きましたし、アマチュアには多くの伸びしろがありますから、プロとの接し方ひとつで一気に殻を突き抜けることっもあるのでしょうか。
このような地道な方策が、中国代表、インドネシア代表に代表される帰化政策、つまり即効性があるわけではありません。
しかし「急がば回れ」という方便にあるように、最後は日本式の方が有意義ではないでしょうか。
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