塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

LLビーンが持つ希少価値

2025-02-01 00:01:11 | 日記

 米国メイン州に本拠地を置くLLビーン。

 

 メイン州の本店は、絶え間なくやってくる顧客のために、何と24時間営業を実施しアウトドア愛好家から、強烈な支持を得ています。

 

 また、看板商品である「ビーンブーツ」と「トートバッグ」は、今でも米国生産であり、日本でも愛好家が多くノルディック・セーターは本場ノルウエーで編むという徹底ぶりなんですね。

 

 僕は代表作「ビーン・トート」を中古で見つけ(しかも1000円以下、汚れが内側に幾分多いため)、購入しようか検討していますが、まだ決めかねています。

 

 今でも米国生産を貫く(すべての商品ではないにしても)企業からしますと、中国と東南アジアに高い関税を設ける、と宣言している新大統領は頼もしいものなのでしょうか。

 

 ただLLビーンも

 

 当然東南アジアに工場を持つ

 従って為替や人件費に関しては気をもむ

 

 と思いますし、それはパタゴニア、エディーバウアーなども同様でしょう。

 

 僕はこのLLビーンのように、米国本国の生産、しかもメイン州は雪深く、州そのものがさほど大きくない地域に本籍を置く企業の取り組みは、日本企業にも大きな参考になる気がします。

 

 特にミズノが日本生産をモレリア、アルファで貫くことは、今後さらに難しくなると思います。

 

 それは奈良県という地方企業であるアドラーも同様でしょうが、日本生産というのは間違いなく、サッカースパイクでなくとも差別化につながると思いますし、ぜひ貫いてほしいと感じますよ。

 

 雇用の維持は企業にとっても、職人技術の継承と次世代への橋渡しが必要でしょうから。

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