ウナイ・エメリ政権で好調を維持するアストン・ビラ。
やはりエメリはアーセナルに代表される、ビッグクラブよりも選手たちが自分の意見を受け入れる下地がある、中堅クラブのほうが働き甲斐があるのでしょうか。
エメリはセビージャ時代のヨーロッパ・リーグ3連覇という成績が評価され、パリ・サンジェルマンでも指揮を執りましたが、リーグ優勝は当然という周囲にきっと戸惑ったことでしょう。
UEFAチャンピオンズ・リーグの獲得こそが至上命題
そうでなければ意味がない
という感覚は、就任時から離れることはなかったはずです。
そのアストン・ビラは、マンチェスター・ユナイテッドから、イングランド代表のマーカス・ラッシュフォードを獲得すると囁かれています。
ラッシュフォードはいわゆる「ホーム・グロウン」に相当しますが、アモリム新監督は
ラッシュフォードはもっと真剣に練習に取り組むべきだ
彼は責務を果たせていない
と痛烈に批判します。
しかし、この発言は逆効果ではないでしょうか。
イングランド代表でもあり、クラブの10番を背負う選手が、そんな簡単に練習を投げ出すようなことはしないと思いますし、むしろ低迷するクラブの内情に嫌気がさしているかもしれません。
アストン・ビラからすれば大きな補強となるでしょうし、クラブの雰囲気はきっとこちらの方が朗らかでしょうから、移籍はよい考えのように見えてきます。
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