ロシアのウクライナ侵略はロシアにはロシアの正義と論理があり、ロシアの立場に立てば必ずしも無法な侵略戦争とは言えないし、中立的な立場から見ても必ずしも「力による現状変更」とは言えないと昨日までのブログに書いてきた。
モスクワからウクライナは近すぎる。ウクライナがNATO加盟国になり、ウクライナにNATO軍が駐留し、ミサイルや最悪核兵器が配備されることになればロシアの安全保障に極めて大きな問題になる。米国はキューバ危機を忘れてはおるまい。ロシアにとってのキューバ危機なのだ。
これも繰り返してきたが、ヤヌコビッチ政権は強権的で腐敗していたかもしれないが、欧米の基準に叶う公正な選挙で選ばれた大統領だった。それを米国、オバマ政権が民衆を扇動し、転覆させたのだ。これは戦争ではないが「現状変更」ではある。
しかもウクライナに親欧米の政権を樹立しておきながらNATOにもEUにも加盟させず、軍事支援もしない。それどころかバイデンは「ロシアがウクライナを侵略すれば厳しい経済制裁を科す。米軍は派兵しない」と繰り返し述べてきた。
プーチンからすれば経済制裁を覚悟すればウクライナを侵略しても米国及びNATOと戦争にはならないと判断できたのだ。北朝鮮の韓国侵略の朝鮮戦争で金日成はアチソンラインにより韓国を侵略しても米国の介入はないと判断したから侵略したのに米国は介入した前例があるから、バイデンの発言以外にも米軍やNATOの派兵はないか様々な角度から慎重に検討したはずだが。
そしてNATOの派兵はないと見切ったから北京五輪の終了後ウクライナを侵略したのだ。バイデンがハッタリでもロシアのウクライナ侵略は米軍との戦争があり得るなどの発言をしておけばプーチンは侵略できなかったのではないか。
ウクライナの親露政権を転覆させて、親欧米政権に統治させるなら軍事支援をしてロシアのウクライナ侵略にもっと備えさせるべきだった。ウクライナの親露のヤヌコビッチ政権を転覆させてロシアを挑発しておいてやることが中途半端すぎるのだ。
おそらくオバマが「ロシアは地域大国」と述べたようにロシアのGDPが韓国より小さく米国の10分1にも満たないから侮ったのではないか。ロシアの「縄張り」に安易に手を出して、力の空白は埋めないで放置する。それでは侵略を招くだけだ。
それにしてはウクライナ軍が予想以上に強い。傀儡政権の軍隊は弱いと相場が決まっているのだが、ウクライナ軍の兵士が命懸けで戦っている。これが本当に意外であった。
アフガニスタンも米軍が撤退したら即座にタリバンに政権を奪われたように傀儡政権は弱い。イラクも湾岸戦争時のフセイン政権のイラク軍は精強であったが、フセイン政権を打倒して米軍が育成したイラク軍は弱くて話にならなかった。今のイラク軍は少しはマシなのだろうか?
ウクライナ軍は予想以上に頑強に抵抗しており、ゼレンスキー大統領も根性がある。キエフ攻防戦になっても逃げ出したりしないのだ。単純に欧米の傀儡政権ではないのかもしれない。親欧米政権には違いないが。
プーチンはウクライナに傀儡政権を樹立するのが目的なのか。それともウクライナ全土を併合するのだろうか。私はウクライナを併合すると考えていたのだが、テレビなどでは傀儡政権の樹立と述べている。この記事を書いている時点ではウクライナ軍が予想以上頑強に抵抗してキエフは陥落していないからプーチンの目的はわからない。
ウクライナを併合するとソ連復活ということになるかもしれない。西側の経済制裁でロシアの通貨、国債、株式は暴落しているが、持ちこたえてはいるのだ。戦争に勝てば信用は上がる。そうなると話は違ってくるかもしれないのだ。
冒頭にロシアにはロシアの正義があるに戻るが、それに日本が付き合う義理はない。ロシアにはロシアの正義と国益があるように、日本には日本の正義と国益があるからだ。日本も西側と歩調を併せてウクライナ侵略を非難すれば良いのだ。またウクライナに傀儡政権ならともかく併合だと困ったことになりかねない。
これも同じ話だが、北海道で自衛隊の演習をしてウクライナを側面支援してはどうか。ウクライナ軍は予想以上に頑強に抵抗しているから援護になるかもしれない。ロシア軍は総力を挙げてウクライナ侵略に注力しているから必然的に東は疎かになる。そこに東で火の手が上がれば動揺を誘えよう。
帝国陸海軍が健在ならば千島列島と樺太を奪還できたのだが、今の政府と自衛隊にできる話ではない。
またロシアのウクライナ侵略で憲法9条があれば日本は安全というお花畑安全保障は説得力を失っていくし、そうでなくてはいけない。そしてそれにより日本の軍事費を増やして自衛隊を強化したい。ある程度までなら軍事費は経済成長に資するし、外向も裏付けたる軍事力があってこそ上手くいく。軍事費は無駄にならないのだ。
侵略されたウクライナ国民には悪いのだが、今回の戦争を最大限日本の国益に繋げたい。
(参考記事)


モスクワからウクライナは近すぎる。ウクライナがNATO加盟国になり、ウクライナにNATO軍が駐留し、ミサイルや最悪核兵器が配備されることになればロシアの安全保障に極めて大きな問題になる。米国はキューバ危機を忘れてはおるまい。ロシアにとってのキューバ危機なのだ。
これも繰り返してきたが、ヤヌコビッチ政権は強権的で腐敗していたかもしれないが、欧米の基準に叶う公正な選挙で選ばれた大統領だった。それを米国、オバマ政権が民衆を扇動し、転覆させたのだ。これは戦争ではないが「現状変更」ではある。
しかもウクライナに親欧米の政権を樹立しておきながらNATOにもEUにも加盟させず、軍事支援もしない。それどころかバイデンは「ロシアがウクライナを侵略すれば厳しい経済制裁を科す。米軍は派兵しない」と繰り返し述べてきた。
プーチンからすれば経済制裁を覚悟すればウクライナを侵略しても米国及びNATOと戦争にはならないと判断できたのだ。北朝鮮の韓国侵略の朝鮮戦争で金日成はアチソンラインにより韓国を侵略しても米国の介入はないと判断したから侵略したのに米国は介入した前例があるから、バイデンの発言以外にも米軍やNATOの派兵はないか様々な角度から慎重に検討したはずだが。
そしてNATOの派兵はないと見切ったから北京五輪の終了後ウクライナを侵略したのだ。バイデンがハッタリでもロシアのウクライナ侵略は米軍との戦争があり得るなどの発言をしておけばプーチンは侵略できなかったのではないか。
ウクライナの親露政権を転覆させて、親欧米政権に統治させるなら軍事支援をしてロシアのウクライナ侵略にもっと備えさせるべきだった。ウクライナの親露のヤヌコビッチ政権を転覆させてロシアを挑発しておいてやることが中途半端すぎるのだ。
おそらくオバマが「ロシアは地域大国」と述べたようにロシアのGDPが韓国より小さく米国の10分1にも満たないから侮ったのではないか。ロシアの「縄張り」に安易に手を出して、力の空白は埋めないで放置する。それでは侵略を招くだけだ。
それにしてはウクライナ軍が予想以上に強い。傀儡政権の軍隊は弱いと相場が決まっているのだが、ウクライナ軍の兵士が命懸けで戦っている。これが本当に意外であった。
アフガニスタンも米軍が撤退したら即座にタリバンに政権を奪われたように傀儡政権は弱い。イラクも湾岸戦争時のフセイン政権のイラク軍は精強であったが、フセイン政権を打倒して米軍が育成したイラク軍は弱くて話にならなかった。今のイラク軍は少しはマシなのだろうか?
ウクライナ軍は予想以上に頑強に抵抗しており、ゼレンスキー大統領も根性がある。キエフ攻防戦になっても逃げ出したりしないのだ。単純に欧米の傀儡政権ではないのかもしれない。親欧米政権には違いないが。
プーチンはウクライナに傀儡政権を樹立するのが目的なのか。それともウクライナ全土を併合するのだろうか。私はウクライナを併合すると考えていたのだが、テレビなどでは傀儡政権の樹立と述べている。この記事を書いている時点ではウクライナ軍が予想以上頑強に抵抗してキエフは陥落していないからプーチンの目的はわからない。
ウクライナを併合するとソ連復活ということになるかもしれない。西側の経済制裁でロシアの通貨、国債、株式は暴落しているが、持ちこたえてはいるのだ。戦争に勝てば信用は上がる。そうなると話は違ってくるかもしれないのだ。
冒頭にロシアにはロシアの正義があるに戻るが、それに日本が付き合う義理はない。ロシアにはロシアの正義と国益があるように、日本には日本の正義と国益があるからだ。日本も西側と歩調を併せてウクライナ侵略を非難すれば良いのだ。またウクライナに傀儡政権ならともかく併合だと困ったことになりかねない。
これも同じ話だが、北海道で自衛隊の演習をしてウクライナを側面支援してはどうか。ウクライナ軍は予想以上に頑強に抵抗しているから援護になるかもしれない。ロシア軍は総力を挙げてウクライナ侵略に注力しているから必然的に東は疎かになる。そこに東で火の手が上がれば動揺を誘えよう。
帝国陸海軍が健在ならば千島列島と樺太を奪還できたのだが、今の政府と自衛隊にできる話ではない。
またロシアのウクライナ侵略で憲法9条があれば日本は安全というお花畑安全保障は説得力を失っていくし、そうでなくてはいけない。そしてそれにより日本の軍事費を増やして自衛隊を強化したい。ある程度までなら軍事費は経済成長に資するし、外向も裏付けたる軍事力があってこそ上手くいく。軍事費は無駄にならないのだ。
侵略されたウクライナ国民には悪いのだが、今回の戦争を最大限日本の国益に繋げたい。
(参考記事)

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世界のニュース トトメス5世
うーん。バイデン政権が嵌めたというわけではなく、カーターみたいに力の空白を生んだ結果そこをロシアに侵略されたのだと思うのですが。ロシアからすれば親露政権を転覆させられたから縄張りを力で取り戻す感じでしょうか。