面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

日本の政党、政治家は公約を守らない

2019-07-07 23:36:26 | 政治
昨日も書いたが、マスコミの参院選序盤情勢調査で消費税増税を公約にする安倍晋三自民党が改選過半数を取るのは確実な情勢だとわかった。

自民党の安倍晋三政権に政権が戻ってからもう6年半になるが、やはり民主党政権への失望による反動だろうか。

私の母など民主党政権だけはあり得ないと毛嫌いしている。グダグダな政権運営だったし、公約を破り捨て消費税増税を敢行した。もう何ひとつ信用できないのだ。

選挙公約を守らないのは何も民主党の専売特許というわけではない。選挙は甘くないなで書いたように社会党が選挙の度に公約にして来た自衛隊は違憲、消費税は廃止するという二大公約を政権に就いたとたん裏切った。

村山内閣以降社会党は、党名を社民党に変えたが、泡沫政党になった。公約を守らず国民の信用を裏切ったからだ。

自民党も野党時代はTPPに加入しないと声高に言っていたが、政権に戻ったとたん農家を裏切りTPPに加入した。3年前の東北の参院選一人区6県で1勝5敗の結果が出るのも無理はない。

そもそも自民党が公約を守らないから「マニフェスト」という言葉が出てきたのだ。そのマニフェストも守らないから消えたが。

枝野幸男は民主党政権時代に経済産業相として消費税増税の閣議決定に署名したことは間違いだったと言っているがあまりに軽い。

仮に立憲民主党が政権に就いたとしたら野党時代に消費税増税に反対していたことは間違いだったと言って消費税増税に邁進しそうだ。民主党政権の中枢に居た連中は信用ならない。

だから支持が集まらない。

この6年半の安倍晋三政権で良くなったことはとくにないが、政権運営がグダグダではない。それだけで国政選挙は負けがないのだから、安倍晋三は運が良すぎる。

日本の政党、政治家は公約を守るという当たり前のことをしない。

毀誉褒貶激しいトランプだが、公約はかなり守っている。

駐イスラエル米国大使館をエルサレムに移すということも公約だったから実行したのだ。それが良いことかはわからないが。少なくとも米国大使館をエルサレムに移すことは米国の議会を通った法律ではあった。

それが日本の政党、政治家と来たら公約を破ることを何とも思っていない。マスコミも有識者も財務省の息が掛かっているから、公約を破ることを「現実主義」などと言って褒め称える屑ばかりなのだ。

民主党が解党して後継政党も信頼されないのは公約を破ったことだけではなく、政権運営がダメダメだったからだが。

野党がここまで信用されないと消費税増税のような国民を痛めつける政策を公約に掲げても選挙に勝ててしまうのだ。選挙はよりマシな政党、政治家を選ぶものだから。

消費税増税と緊縮財政による停滞の日々が続き、移民受け入れで日本人の権利が縮小されていくのに何もできないのは辛い。

過疎ブログだから影響力ほとんどないしな。

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