マスコミによる参院選序盤情勢調査が出た。それによればどのマスコミでも自公で改選過半数は確実な情勢とのこと(引用はしない)。
国民の5割が投票先をまだ決めていないそうだから流動的な面はあるが、恐らくこの通りの結果が出るだろう。何かしら大きな問題が起これば違うだろうが、安倍晋三も失言には注意している。
自民党が消費税増税を公約にしても選挙に悪影響はないようだ。民主党政権への失望による反動は大きい。
それに山本太郎の「れいわ新撰組」もあまり浸透してはいない。掲げている経済政策は満点なのだが。選挙は甘くないな。
内閣支持率も自民党支持率も高いから予想できたことではあったが残念でならない。消費税増税を防ぐ最後の機会だったのに。
このまま消費税増税と緊縮財政による停滞の日々が続くのだ。それが国民の選択ならばどうにもならないが、残念極まりない。
野党の候補者一本化が遅すぎた。国民は民主党政権への失望による反動で、安定している自民党を消極的ながらも支持しているのに危機感がない。
候補者が決まらなければ選挙運動もできない。候補者の顔もわからないのでは投票しようがない。勝つ気がないとしか思えない。
山本太郎の「れいわ新撰組」も寄付金を2億円集めたり、ネットでそれなりに評価されるようになったが、浸透するには時間が足らなすぎたのだ。
今回国政初挑戦の「れいわ新撰組」は、当たり前だが政党要件を満たしていない。だから党首討論会にも出られない。ネットから一般にじわり浸透しているが、それは政治に関心のある人だけだ。まだまだ本当の「普通の人」には浸透していない。
何度も繰り返しているが、経済を成長させるには減税か国債発行しかないのだ。財務省の言いなりになって消費税を増税し、国債発行を抑制する緊縮財政をしていては経済は成長しない。
消費税は逆進性が高く低所得者に辛い税だ。国債発行で歳出を拡大すべきだが、どうしても税で徴収するなら所得税の累進課税を強化するか、法人税を増税すべきだ。
野党も消費税「中止」ではなく、「減税・廃止」を掲げればもう少し支持が拡がったかもしれないのに。
民主党は政権交代前は4年間は消費税増税をしないと一丁目一番地の公約に掲げて政権交代したのに、野田佳彦はそれを無視して消費税増税法案を成立させた。これほどの裏切りはなかなかない。
社民党が存亡の危機と一部で騒がれている。大多数の国民にとって社民党は「終わった政党」だろう。
それは社民党の前進である旧社会党が永年の公約を政権に就いたとたん裏切ったからに他ならない。
社会党は消費税廃止と自衛隊は違憲だから解消を永年の公約にしていた。しかし自民党と連立を組んで村山内閣で政権に就いたとたん公約を破り捨てた。
自衛隊解消は現実的には確かにあり得ない。しかし公約は公約だ。それで国民から投票され国会に議席を保持してきたのだから守らなくてはならなかった。
政権に就いたとたん自衛隊は合憲と180度意見を変えたことは国民に対する裏切りに他ならない。
消費税も同じだ。それどころか村山内閣は消費税の5%への増税も決めた。これもまた裏切りである。
国民を裏切る政党を誰が支持しようか。労働組合も支持を止めてしまった。何人かは鳩山の民主党に移れたが、大多数は「排除の論理」で排除された。
社民党に党名を変えたが一度国民を裏切った事実は重い。極一部のコアな支持者以外支持しなくなった。
拉致問題を永年ないと言い続けてきた事実も重い。社会党の「人権」とは何なのだ、となる。
非自民党の細川連立内閣が僅かな期間で崩壊した原因も消費税だった。唐突に国民福祉税構想を掲げて消費税の名称を変え、7%に増税すると言い出した。
竹下内閣が消費税を導入して以来自民党の支持率が低迷し短命内閣が続いてきた。そして小沢一郎が子分を引き連れて集団離党したことでついに自民党は下野してしまった。
しかし細川連立内閣が消費税をさらに増税するならば自民党を政権から追い落とした意味がないではないか。
小沢一郎は今回の参院選で目立った動きを見せていないが、野田佳彦の公約破りの消費税増税に集団離党してまで異議を唱えた。筋を通したのだ。
今回の参院選で消費税「減税」を掲げれば、集団離党してまで筋を通したことにより説得力がある。国民民主党に支持が集まったのではないだろうか。残念なことだ。
消費税増税を何とか止めたいのだが、そううまくはいかないな。選挙は甘くないな。
国民の5割が投票先をまだ決めていないそうだから流動的な面はあるが、恐らくこの通りの結果が出るだろう。何かしら大きな問題が起これば違うだろうが、安倍晋三も失言には注意している。
自民党が消費税増税を公約にしても選挙に悪影響はないようだ。民主党政権への失望による反動は大きい。
それに山本太郎の「れいわ新撰組」もあまり浸透してはいない。掲げている経済政策は満点なのだが。選挙は甘くないな。
内閣支持率も自民党支持率も高いから予想できたことではあったが残念でならない。消費税増税を防ぐ最後の機会だったのに。
このまま消費税増税と緊縮財政による停滞の日々が続くのだ。それが国民の選択ならばどうにもならないが、残念極まりない。
野党の候補者一本化が遅すぎた。国民は民主党政権への失望による反動で、安定している自民党を消極的ながらも支持しているのに危機感がない。
候補者が決まらなければ選挙運動もできない。候補者の顔もわからないのでは投票しようがない。勝つ気がないとしか思えない。
山本太郎の「れいわ新撰組」も寄付金を2億円集めたり、ネットでそれなりに評価されるようになったが、浸透するには時間が足らなすぎたのだ。
今回国政初挑戦の「れいわ新撰組」は、当たり前だが政党要件を満たしていない。だから党首討論会にも出られない。ネットから一般にじわり浸透しているが、それは政治に関心のある人だけだ。まだまだ本当の「普通の人」には浸透していない。
何度も繰り返しているが、経済を成長させるには減税か国債発行しかないのだ。財務省の言いなりになって消費税を増税し、国債発行を抑制する緊縮財政をしていては経済は成長しない。
消費税は逆進性が高く低所得者に辛い税だ。国債発行で歳出を拡大すべきだが、どうしても税で徴収するなら所得税の累進課税を強化するか、法人税を増税すべきだ。
野党も消費税「中止」ではなく、「減税・廃止」を掲げればもう少し支持が拡がったかもしれないのに。
民主党は政権交代前は4年間は消費税増税をしないと一丁目一番地の公約に掲げて政権交代したのに、野田佳彦はそれを無視して消費税増税法案を成立させた。これほどの裏切りはなかなかない。
社民党が存亡の危機と一部で騒がれている。大多数の国民にとって社民党は「終わった政党」だろう。
それは社民党の前進である旧社会党が永年の公約を政権に就いたとたん裏切ったからに他ならない。
社会党は消費税廃止と自衛隊は違憲だから解消を永年の公約にしていた。しかし自民党と連立を組んで村山内閣で政権に就いたとたん公約を破り捨てた。
自衛隊解消は現実的には確かにあり得ない。しかし公約は公約だ。それで国民から投票され国会に議席を保持してきたのだから守らなくてはならなかった。
政権に就いたとたん自衛隊は合憲と180度意見を変えたことは国民に対する裏切りに他ならない。
消費税も同じだ。それどころか村山内閣は消費税の5%への増税も決めた。これもまた裏切りである。
国民を裏切る政党を誰が支持しようか。労働組合も支持を止めてしまった。何人かは鳩山の民主党に移れたが、大多数は「排除の論理」で排除された。
社民党に党名を変えたが一度国民を裏切った事実は重い。極一部のコアな支持者以外支持しなくなった。
拉致問題を永年ないと言い続けてきた事実も重い。社会党の「人権」とは何なのだ、となる。
非自民党の細川連立内閣が僅かな期間で崩壊した原因も消費税だった。唐突に国民福祉税構想を掲げて消費税の名称を変え、7%に増税すると言い出した。
竹下内閣が消費税を導入して以来自民党の支持率が低迷し短命内閣が続いてきた。そして小沢一郎が子分を引き連れて集団離党したことでついに自民党は下野してしまった。
しかし細川連立内閣が消費税をさらに増税するならば自民党を政権から追い落とした意味がないではないか。
小沢一郎は今回の参院選で目立った動きを見せていないが、野田佳彦の公約破りの消費税増税に集団離党してまで異議を唱えた。筋を通したのだ。
今回の参院選で消費税「減税」を掲げれば、集団離党してまで筋を通したことにより説得力がある。国民民主党に支持が集まったのではないだろうか。残念なことだ。
消費税増税を何とか止めたいのだが、そううまくはいかないな。選挙は甘くないな。
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