竹中平蔵を政治に関わらせてはいけない

～～引用ここから～～
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000195642.html

成長戦略会議16日に初会合　アトキンソン氏ら起用へ
[2020/10/15 10:41]

　政府は成長戦略を議論する会議を新設し、16日に初会合を開きます。民間人のメンバーとして、国際政治学者の三浦瑠麗氏や菅総理大臣のブレーンのデービッド・アトキンソン氏らが起用されます。

　これまで成長戦略を議論してきた「未来投資会議」は廃止され、新たな会議では加藤官房長官が議長を務めます。民間からのメンバーとして官房長官時代からの菅総理のブレーンである元金融アナリストのデービッド・アトキンソン氏が起用されることが分かりました。また、竹中平蔵元経済財政担当大臣や三浦瑠麗氏らも起用される予定です。「経済財政諮問会議」が司令塔となって方向性を示したうえで、成長戦略会議で具体論を議論する方針です。
～～引用ここまで～～

この事もブログで何度か繰り返してきたが、竹中平蔵は政治に関わる資格がない。それは竹中平蔵が売国奴で利己主義の極致の政商、レントシーカーであるからではない。それはそれで十分な理由だが。

参議院議員を任期途中で放り投げたからだ。

「体調不良でこれ以上続けられない」あるいは欧米的な話だが、「家族との時間を大事にしたい」などの理由で任期途中で国会議員や地方議員、首長を辞任することは筋が通る。もう政治に関与してはならないが。また日本は米国と違うので国会議員や知事になるためにはそれまでの職を辞職しなければならない。選挙に出るために辞職することも筋は通る。

しかし竹中平蔵が参議院議員を辞めたのはそれまで首相（小泉純一郎）のブレーンないし閣僚（経済財政担当相、総務相）として政治を動かしてきたのに参議院議員を一回生からやるのが莫迦らしいという理由だった（竹中平蔵は明言していない）。それを許せようか。

参議院、国会は国権の最高機関である。確かに自民党は、野党もそうかもしれない、当選回数がものをいう世界で一回生からやるのは莫迦莫迦しいかもしれない。しかし責任というものがある。参議院通常選挙で竹中平蔵に投票した国民はどうなるのだ。騙されたのかもしれないが、彼らの投票を踏みにじる行為だ。

参議院議員を任期途中で放り投げた日本人は竹中平蔵他に故大橋巨泉がいる。故人だからもちろん政治に関与できないが、参議院議員を投げ出した後、存命中は政治に関わる資格がなかった。竹中平蔵と故大橋巨泉は政治に関与させてはならないのだ。

しかし私は国会議員でも報道機関の一員でもない。著名人ではない。世の中に対する発言力がないのだ。細々とブログに書いても世の中にさざ波さえ起こせない。ツイッターを炎上させられればマスコミが報道して問題になるかもしれないが、それもできそうにない。世の中に声高に訴えたいくらいだが、マスコミは日本学術会議の任命拒否問題ばかりだ。マスコミのスポンサーである財界に竹中平蔵は都合が良いからだ。

またこれが初めてのことではないが、外国人の「デービッド・アトキンソン」を政府有識者会議の民間議員にして良いものか。外国人の政治参画ではあるまいか。外国人地方参政権に反対する保守派もそれで良いのか。


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