面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

熊本県知事川辺川ダム建設容認へ

2020-11-21 23:19:10 | 政治
~~引用ここから~~

熊本知事、川辺川ダム容認 白紙撤回から12年

7月の熊本豪雨で氾濫した球磨川流域の治水策を巡り、熊本県の蒲島郁夫知事は19日、県議会全員協議会で、最大支流の川辺川へのダム建設を容認...

西日本新聞ニュース

 


 7月の熊本豪雨で氾濫した球磨川流域の治水策を巡り、熊本県の蒲島郁夫知事は19日、県議会全員協議会で、最大支流の川辺川へのダム建設を容認する考えを表明した。現行の貯留型ダム計画を完全に廃止し、環境に配慮した新たな流水型ダム(穴あきダム)の整備を国に求めた。2008年に「脱ダム」へとかじを切った流域は、県内で65人が死亡した未曽有の災害を経験し、ダム建設を前提に「流域治水」へと大きく転換する。

 川辺川ダム計画は1966年、相次ぐ水害を受けて国が発表。賛成派と、アユが生息する清流の水質悪化などを懸念する反対派が対立してきた。用地買収はほぼ完了したが、蒲島氏は08年9月、「球磨川そのものが守るべき宝」として、ダム計画の「白紙撤回」を国に求め、翌年、当時の民主党政権が中止を表明した。

 その後、国や県、流域自治体はダムの代替案を検討してきたが、費用や工期の面でまとまらない中で豪雨に襲われ、球磨川が氾濫。ダム建設を巡る議論が再燃した。国は10月、「ダムが建設されていれば、人吉市の浸水域が6割減少した」とする検証結果を公表していた。
~~引用ここまで~~


熊本県の蒲島郁夫知事は熊本豪雨の被害を受けて「脱ダム」を転換し、川辺川ダム建設の容認を表明した。当然だろう。脱ダムは机上の空論でダムがなければ治水できないことが証明されてしまったのだから。

脱ダムは悪しきポピュリズムだ - 面白く、そして下らない

川辺川ダムが建設されていれば熊本豪雨による被害は減らせたと思うが、どの程度減らせたかはわからない。國の検証によれば人吉市の浸水域が6割減らせたそうだが。こういうものの検証にこそスパコンを使えば良いと思うのだが。使えないだろうか。

しかし脱ダムを実行してきた蒲島郁夫知事は引責辞任しろとまでは言わないが、もう少し責任を感じるべきではないのか。川辺川ダムを建設していれば被害を減らせたはずなのだから。

それとマスコミだ。脱ダムを煽ってきた朝日新聞や毎日新聞は謝罪すべきではないのか。川辺川ダムが建設されていれば犠牲者は少なくて済んだはずなのだから。朝日新聞も毎日新聞も間違いを認めようとしないのだが。

脱ダムを主張してきた無責任な新聞 - 面白く、そして下らない

ダム建設で故郷を逐われる人々への配慮は必要だ。経済的補償も必要だが、とくに感情的配慮が。一度拗れれば修復は不可能だからだ。「御上」意識を振りかざして土地収容に高圧的に出ると成田空港建設の際のように始末に終えなくなる。

自然災害列島の日本には公共事業が欠かせないのだ。毎年1兆円は必要ではないか。それも毎年増やしたい。公共事業は経済にもプラスだ。雇用も生む。「熊しか通らない道路」などと悪役にされてきたが、公共事業は増やして悪いことはないのだ。

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