日本を統一教会と懇意な安倍・岸一族から「取り戻す」

日本を取り戻す＿安倍晋三のお得意の言葉だが、岸信介から安倍・岸一族は日本人を食い物にする統一教会と懇意だった。絵に書いたような売国ではないか。許せない話ではないか。保守派には安倍晋三支持者が多いが、保守派こそ怒るべきだ。安倍・岸一族から日本を取り戻す必要がある。

安倍晋三死去により山口県四区の補欠選挙が行われるが、公職選挙法の規定で10月ではなく来年4月に行われる公算が大きい。安倍明恵は出馬しないと明言している。そうなると甥の3人の誰かということになるだろう。

山口県は長州だから自民党の金城湯池だ。まして安倍・岸一族は3代に渡って世襲してきたのだ。もはや「大名」に近い。さらに安倍晋三死去に伴う「弔い合戦」だから普通なら野党に勝ち目はない。

しかし「統一教会」問題がある。野党5党、立憲民主党、国民民主党、れいわ新選組、社民党、共産党で統一候補を立てた上で維新他にも擁立を見送らせ、徹底的に統一教会とのつながりを追及するネガティブキャンペーンを行えば勝てる可能性はある。

安倍晋三の3人の甥を簡単に紹介する。

まず安倍晋三の兄である安倍寛信の息子「安倍寛人」。安倍晋三の母である安倍洋子は彼を後継者にと考えていたようだが本人は政治家になるつもりはないようだ。

次が安倍晋三の弟である岸信夫の長男「岸信千世」。本人も政治家になる意欲があり、フジテレビを退社して岸信夫の秘書官になっている。ただ父の後を継ぐのか伯父の後を継ぐのかはわからない。岸信夫も体調が悪いのだ。引退が囁かれている。伯父の安倍晋三の後を継げば早く政治家になれるわけだから後継者としては最有力だ。

最後が安倍晋三の弟である岸信夫の次男「岸智弘」。彼も政治家になるつもりはないそうだ。

そうなれば後継者は岸信夫の長男岸信千世になる。繰り返しになるが父の後を継ぐのか伯父の後を継ぐのかはわからないが。政治家になる意欲がない人間は政治家には向かない。

山口県は小選挙区定数の10増10減の対象で定数が1減るのだが、補欠選挙は現行の区割りのまま行われるようだ。

ここで山口県選出の4人の国会議員を見てみたい。

山口一区の議員は高村正大だ。高村正彦の息子だ。高村正彦は統一教会の代理人を務めたことがあったのでネガティブキャンペーンができよう。

山口二区は岸信夫だ。

山口三区は林芳正だ。河村建夫を引退に追い込んで選挙区を奪い参議院議員から衆議院議員に移った。全ては内閣総理大臣になるためだ。統一教会との関係はないようだ。そうするとネガティブキャンペーンはできない。落選させるのは至難の技だ。しかも山口県の区割りが新しくなるとどこから出るのかわからない。一部では安倍晋三の後を襲うなどとも言われているが、そこまではわからない。

そして山口四区が安倍晋三となる。

世襲政治家ばかりでうんざりなのだが、それだけ根を張っているということだ。本人は東京生まれの東京育ちだとしてもだ。

自民党としては山口県一区、二区、三区を高村正大、岸信千世、林芳正に割り振りたいのではないか。安倍・岸一族の議席が統合されてしまうが、それなら争いを最小限に抑えられるからだ。だが安倍洋子としては安倍家で一議席。岸家で一議席確保したいのではないか。選挙区は世襲するものではないのだが。

だが安倍晋三暗殺で統一教会の問題が急浮上した。ここに付け入るチャンスがある。というより統一教会問題で徹底的にネガティブキャンペーンを行わない限り野党に勝ち目はない。小沢一郎ならそのことを理解しているだろうが、おそらく小沢一郎も統一教会と繋がりはいくらかある。自民党の有力議員だったのだから。しかし立憲民主党の執行部はどれほど理解しているのか。ネガティブキャンペーンを徹底的にやって勝つ気はあるのか。疑問だ。

別段おかしなことではないが、私は立憲民主党やれいわ新選組など野党にパイプはない。自民党と統一教会の繋がりを追及するネガティブキャンペーンを徹底的にやって補欠選挙、ひいては総選挙に勝てと提言できる立場ではないのだ。メールなら送れるが執行部の一員である幹部が見ないと意味がない。

自民党に統一教会を日本に招き入れて日本人を食い物にして来たツケを支払わせるにはネガティブキャンペーンを徹底的に行い統一教会と懇意の議員を落選させるしかないのだ。


（参考サイト）

安倍晋三元総理の跡継ぎは3人の甥でほぼ確！岸信夫の長男が最有力？