~~引用ここから~~
タイで振り込め詐欺グループ拠点摘発 日本人15人逮捕 2019年3月30日 5時18分 (NHK)
タイ中部の観光地で、日本人をねらった振り込め詐欺グループの拠点とみられる住宅が摘発され、日本人15人が逮捕されました。住宅からは、電話機や日本語で書かれた振り込め詐欺の対応マニュアルが見つかり、タイの警察はこの住宅から日本に電話をかけて現金をだましとっていたとみています。
タイの警察は29日午後、タイ中部の観光地、パタヤにある高級住宅を捜索し、現場にいた22歳から54歳までの日本人の男15人を不法就労の疑いで逮捕しました。
この住宅からは50台余りの電話機やおよそ20台のパソコンのほか、日本語で書かれた振り込め詐欺の対応マニュアルが見つかり、警察は、日本人をねらった振り込め詐欺グループの拠点とみています。
警察の調べに対し、逮捕された15人は、これまでのところ黙秘を続けているということです。
警察は、住民の出入りがほとんどないことなどを不審に思った住宅の貸主の通報を受けて捜査を始めたということです。
逮捕された15人は、このあと日本に送還される予定で、今後、日本の警察が取り調べを進めることになります。
タイの警察によりますと、タイで、日本人による振り込め詐欺に関する事件が摘発されるのは今回が初めてだということです。
部屋には振り込め詐欺の成績表も
タイの警察は、日本時間の30日未明、摘発を行ったパタヤの住宅で記者会見しました。会見には、タイの警察が逮捕した日本人15人も同席しましたが、記者の質問には一切答えませんでした。
住宅の部屋には、電話機やパソコンのほかに、日本語で書かれた振り込め詐欺の対応マニュアルも置かれていました。マニュアルには「電話する時は相手の情に訴えかけるように言え」など、およそ10ページにわたって、電話での会話の内容についての指示が記されていました。また、部屋の壁には、振り込め詐欺の成績を記したと見られる紙もはられていました。
捜査及びにくい海外に拠点移したか
海外の捜査当局が日本の詐欺グループを摘発したケースはこれまでもあり、おととしには日本の警察から要請を受けた中国の公安当局が、南部の福建省から詐欺の電話をかけていたとみられる日本人35人を拘束しています。
日本国内でもこれまでに、中国から日本に電話をかける振り込め詐欺に関わっていたとして詐欺グループのメンバーが検挙されています。
国内では去年、全国で60か所を超える詐欺グループの犯行拠点が摘発され、警察は、詐欺グループの一部が拠点を捜査が及びにくい海外に移しているとみています。
~~引用ここまで~~
刑法犯認知件数(あくまで警察が認知する件数で実際の発生件数とは解離が生じる)は過去最低を更新し続け、日本の治安はどんどん善くなっている。親殺し子殺しなどの猟奇的な犯罪が増えているように感じるのはマスコミ報道のせいで事件自体は減っている。
しかし特殊詐欺だけは増えている。被害件数は15000件を超え、被害額も年間400億円弱と高止まりしている。検挙率は警察の努力の甲斐があってか多少上がっているようだ。3割弱の検挙率だ。警察発表を信じればだが。
高校や職場の先輩に誘われて特殊詐欺集団の末端に組み込まれ、最も検挙されやすい現金の受け取り役、運び屋をやらされる10代20代の若者が増えているようだ。
警察が検挙することで犯罪を終わらせてやる一面はあるのでそれは良いのだが、末端の使い捨てにされる「受け子」を逮捕しても詐欺集団は無傷だ。詐欺集団の中核を逮捕しなければならない。
特殊詐欺集団の中核や上層には暴力団関係者が関わっていることも少なくない。暴力団排除条例で「シノギ」を得られなくなった暴力団関係者が特殊詐欺を資金源にしているようだ。なおさら放ってはおけまい。
暴力団排除条例で暴力団員でいることに利益はなくなったに等しい状態なので、暴力団に入らない「半グレ」と呼ばれる連中も特殊詐欺に関わっていると思われる。暴力団の力が衰えてきた次はこの「半グレ」集団を壊滅させる必要がある。
警察は犯罪件数が減っている殺人や強盗を担当する捜査一課、あるいは機動隊などの人員を知能犯専門の捜査二課に回して特殊詐欺シフトを組むべきだ。既に実行しているかもしれないが。検挙数を増やすためには人員は多い方が良い。
本来刑法犯認知件数は最悪期の3割程度まで減っているのだから警察の定員を少しは減らしても良いのだ。そう言うと「治安が悪化する」と反対する人が多いので、人事異動による特殊詐欺シフトで警察官の有効活用を図りたい。
外国から振り込め詐欺を行う詐欺集団まで増えているようだから。今回の件ではタイ警察に感謝しなければなるまい。
NHKも毎日特殊詐欺に騙されないよう啓発しているのだが、なかなか被害が減らない。金融機関も協力しているのだが、それでも減らない。日本人で特殊詐欺を知らないのは小さな子供くらいなのに、特殊詐欺は減らない。
国会でも取り上げるべきだろう。国会では警察の尻を叩くくらいしかできなくとも。
離れて暮らす家族がいるならば特殊詐欺に注意するよう言っておくのが良いだろう。いつ被害者になるとも限らない。
警察は特殊詐欺対策部署を拡充し、特殊詐欺を摘発せよ。
タイで振り込め詐欺グループ拠点摘発 日本人15人逮捕 2019年3月30日 5時18分 (NHK)
タイ中部の観光地で、日本人をねらった振り込め詐欺グループの拠点とみられる住宅が摘発され、日本人15人が逮捕されました。住宅からは、電話機や日本語で書かれた振り込め詐欺の対応マニュアルが見つかり、タイの警察はこの住宅から日本に電話をかけて現金をだましとっていたとみています。
タイの警察は29日午後、タイ中部の観光地、パタヤにある高級住宅を捜索し、現場にいた22歳から54歳までの日本人の男15人を不法就労の疑いで逮捕しました。
この住宅からは50台余りの電話機やおよそ20台のパソコンのほか、日本語で書かれた振り込め詐欺の対応マニュアルが見つかり、警察は、日本人をねらった振り込め詐欺グループの拠点とみています。
警察の調べに対し、逮捕された15人は、これまでのところ黙秘を続けているということです。
警察は、住民の出入りがほとんどないことなどを不審に思った住宅の貸主の通報を受けて捜査を始めたということです。
逮捕された15人は、このあと日本に送還される予定で、今後、日本の警察が取り調べを進めることになります。
タイの警察によりますと、タイで、日本人による振り込め詐欺に関する事件が摘発されるのは今回が初めてだということです。
部屋には振り込め詐欺の成績表も
タイの警察は、日本時間の30日未明、摘発を行ったパタヤの住宅で記者会見しました。会見には、タイの警察が逮捕した日本人15人も同席しましたが、記者の質問には一切答えませんでした。
住宅の部屋には、電話機やパソコンのほかに、日本語で書かれた振り込め詐欺の対応マニュアルも置かれていました。マニュアルには「電話する時は相手の情に訴えかけるように言え」など、およそ10ページにわたって、電話での会話の内容についての指示が記されていました。また、部屋の壁には、振り込め詐欺の成績を記したと見られる紙もはられていました。
捜査及びにくい海外に拠点移したか
海外の捜査当局が日本の詐欺グループを摘発したケースはこれまでもあり、おととしには日本の警察から要請を受けた中国の公安当局が、南部の福建省から詐欺の電話をかけていたとみられる日本人35人を拘束しています。
日本国内でもこれまでに、中国から日本に電話をかける振り込め詐欺に関わっていたとして詐欺グループのメンバーが検挙されています。
国内では去年、全国で60か所を超える詐欺グループの犯行拠点が摘発され、警察は、詐欺グループの一部が拠点を捜査が及びにくい海外に移しているとみています。
~~引用ここまで~~
刑法犯認知件数(あくまで警察が認知する件数で実際の発生件数とは解離が生じる)は過去最低を更新し続け、日本の治安はどんどん善くなっている。親殺し子殺しなどの猟奇的な犯罪が増えているように感じるのはマスコミ報道のせいで事件自体は減っている。
しかし特殊詐欺だけは増えている。被害件数は15000件を超え、被害額も年間400億円弱と高止まりしている。検挙率は警察の努力の甲斐があってか多少上がっているようだ。3割弱の検挙率だ。警察発表を信じればだが。
高校や職場の先輩に誘われて特殊詐欺集団の末端に組み込まれ、最も検挙されやすい現金の受け取り役、運び屋をやらされる10代20代の若者が増えているようだ。
警察が検挙することで犯罪を終わらせてやる一面はあるのでそれは良いのだが、末端の使い捨てにされる「受け子」を逮捕しても詐欺集団は無傷だ。詐欺集団の中核を逮捕しなければならない。
特殊詐欺集団の中核や上層には暴力団関係者が関わっていることも少なくない。暴力団排除条例で「シノギ」を得られなくなった暴力団関係者が特殊詐欺を資金源にしているようだ。なおさら放ってはおけまい。
暴力団排除条例で暴力団員でいることに利益はなくなったに等しい状態なので、暴力団に入らない「半グレ」と呼ばれる連中も特殊詐欺に関わっていると思われる。暴力団の力が衰えてきた次はこの「半グレ」集団を壊滅させる必要がある。
警察は犯罪件数が減っている殺人や強盗を担当する捜査一課、あるいは機動隊などの人員を知能犯専門の捜査二課に回して特殊詐欺シフトを組むべきだ。既に実行しているかもしれないが。検挙数を増やすためには人員は多い方が良い。
本来刑法犯認知件数は最悪期の3割程度まで減っているのだから警察の定員を少しは減らしても良いのだ。そう言うと「治安が悪化する」と反対する人が多いので、人事異動による特殊詐欺シフトで警察官の有効活用を図りたい。
外国から振り込め詐欺を行う詐欺集団まで増えているようだから。今回の件ではタイ警察に感謝しなければなるまい。
NHKも毎日特殊詐欺に騙されないよう啓発しているのだが、なかなか被害が減らない。金融機関も協力しているのだが、それでも減らない。日本人で特殊詐欺を知らないのは小さな子供くらいなのに、特殊詐欺は減らない。
国会でも取り上げるべきだろう。国会では警察の尻を叩くくらいしかできなくとも。
離れて暮らす家族がいるならば特殊詐欺に注意するよう言っておくのが良いだろう。いつ被害者になるとも限らない。
警察は特殊詐欺対策部署を拡充し、特殊詐欺を摘発せよ。
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