~~引用ここから~~
岸田総理大臣は10日に実施する内閣改造・自民党役員人事を前に茂木幹事長らと会談し調整を進めています。
人事の骨格は維持する方針で、松野官房長官や麻生副総裁、茂木幹事長を続投させる方針を固めました。
また、政府関係者によりますと、林外務大臣も続投する方向で調整しているということです。
参議院からは当選4回の岡田直樹参院国対委員長の初入閣が有力視されています。
一方で、参議院議員の任期が満了し民間人となっていた金子農水大臣や二之湯国家公安委員長は交代させる方針です。
また、健康面などを考慮し、岸防衛大臣も交代する方向で調整されています。
焦点の一つは、最大派閥・安倍派の処遇や菅前総理などのいわゆる非主流派の処遇です。
安倍派は当選6回でいわゆる入閣待機組の宮下一郎元財務副大臣や西村明宏元官房副長官、鈴木淳司元総務副大臣の3人を重点的に推薦する方針です。
また、麻生派からは当選7回の伊藤信太郎政調会長代理や当選6回の永岡桂子副幹事長を推薦する声が上がっています。
二階派からは、当選7回の小泉龍司国際局長代理と谷公一政調会長代理の処遇を求める声が上がっています。
森山派は派閥トップの森山裕総務会長代行の処遇を求める考えです。
岸田総理としては、今回人事を刷新することで新型コロナ対応や旧統一教会との関りなどについて高まる批判を交わしたい考えです。
~~引用ここまで~~
岸田文雄は10日内閣改造・役員人事を行う。内閣と執行部の骨格は維持とのことだから期待できそうにないし、面白くもなりそうにない。以前書いたが、閣僚の権限は小さいのだ。
日本は閣僚の権限が弱すぎる - 面白く、そして下らない
重要なのは官房長官と財務相それに外相くらいだろう。後は誰でも良いのだ。防衛相も重要視されるようになったが、実務は官僚と自衛官がやるのだ。自衛隊のスポークスマン程度の役目でしかない。
それでも防衛相に福田達夫を起用すれば媚支那内閣の完成だ。福田達夫は失言もあったからおそらく起用しないだろうが、岸田文雄の腹の中を読めるわけではない。
福田達夫の総理の芽は消えた - 面白く、そして下らない
それに官房長官と外相は留任が決まっているし、鈴木俊一財務相の留任も有力だ。あまりにつまらないのだ。
役員人事では党の要の幹事長が茂木敏充の留任が決まったので面白くない。後は政調会長が誰かくらいだ。高市早苗から交代するようだ。萩生田光一だろうか。萩生田光一は経済産業相留任か党の要職で起用との報道だが、萩生田光一は統一教会との関係がある。閣僚にしては秋の臨時国会で野党に追及されるからだ。
他のポストに誰が就くのか予想しても仕方ない。誰でも同じだからだ。それに当たる当たらない以前に入閣待機組の国会議員など名前と顔を知らないのだ。
>安倍派は当選6回でいわゆる入閣待機組の宮下一郎元財務副大臣や西村明宏元官房副長官、鈴木淳司元総務副大臣
>麻生派からは当選7回の伊藤信太郎政調会長代理や当選6回の永岡桂子副幹事長
>二階派からは、当選7回の小泉龍司国際局長代理と谷公一政調会長代理
>森山派は派閥トップの森山裕総務会長代行
森山裕総務会長代行くらいは知っているが、他の派閥から推薦された議員の顔と名前に思想を知っている人はどれだけいるだろうか。正直初めて聞いた名前ばかりで知らない議員ばかりだ。
国会議員は閣僚・党四役になってようやく全国区に名前が知られるのだ。もし読者で自分の選挙区でもないのに知っていたらなかなか凄いことだ。政治への関心が並ではない。
岸田文雄は人事の刷新で下落気味の支持率を反転させたいのだが、骨格は維持だから新鮮味はない。また統一教会との関係が深い議員は閣僚から外す方針だ。秋の臨時国会で野党に追及されるからだ。統一教会と関係が深い自民党議員は100人前後いるはずで、外したら候補者がいなくなるのではないか。
私は「骨格を維持する」内閣改造・役員人事に期待を持たない。しかし国民への目眩ましにはなるだろう。支持率が少し上がってしまうかもしれない。ご祝儀相場だから気にすることもないのだが、自民党にはカルト統一教会と癒着してきた罪を清算させる必要がある。支持率が上がるのは望ましくない。
安倍晋三の国葬や物価高、コロナの蔓延で下がる要素ばかりだが。マスコミは統一教会について報道を強めているからこれも支持率下落要因だ。
政調会長を誰にするかで積極財政をするか、財務省言いなりの緊縮財政をするか決まるだろう。政調会長人事についてだけは関心を持つべきかもしれない。幹事長、官房長官、財務相に外相、政調会長だけは誰がなるか意味があるからだ。上でも書いたが政調会長は萩生田光一かと思っているのだが。
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