面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

フェミニストのクレーム、難癖は無視が最善か

2022-04-16 22:18:27 | 政治
~~引用ここから~~
日経の広告に国連機関抗議 新聞全面に女子高生の絵 | 共同通信

日経の広告に国連機関抗議 新聞全面に女子高生の絵 | 共同通信

日本経済新聞社が4日付朝刊に掲載した漫画の全面広告について、国連女性機関(UN Women、本部・米...

共同通信

 


 日本経済新聞社が4日付朝刊に掲載した漫画の全面広告について、国連女性機関(UN Women、本部・米ニューヨーク市)から抗議を受けていたことが15日分かった。制服姿の胸の大きな女子高生の絵が描かれた広告。同社広報室は「広告を巡ってさまざまなご意見があることは把握しております。個別の広告掲載の判断についてはお答えしておりません」としている。

 広告は、漫画誌に連載中の「月曜日のたわわ」(講談社)の新刊発売を宣伝。女子高生の絵の他、単行本の表紙などが印刷されていた。ネット上では「女子高生を性的な目で見ている」などと批判の一方で、表現の規制を懸念する声もあった。
~~引用ここまで~~


この日経新聞の広告の何が悪いのかわからない。『月曜日のたわわ』はある程度エロ漫画なのだろうが、広告は女子高生の絵に過ぎず、これが許されないならば表現の自由は死ぬしかない。フェミニストのクレーム、難癖はこれが初めてではないが、改めて異常であると思った。

左翼の牙城であるハフポストが詳細を記事にしているので引用する。正直長くて読んでも意味がわからないのだが、フェミニストの言い分を聞いておく必要もあるかもしれないと思うので引用する。長いので飛ばしてしまっても構わない。

~~引用ここから~~
国連女性機関が『月曜日のたわわ』全面広告に抗議。「外の世界からの目を意識して」と日本事務所長

国連女性機関が『月曜日のたわわ』全面広告に抗議。「外の世界からの目を意識して」と日本事務所長

ニューヨークのUN Women(国連女性機関)本部が、今回の全面広告を「容認できない」と抗議する書面を日経新聞に送付していたことが分かった

ハフポスト

 


漫画『月曜日のたわわ』の宣伝のため、性的に描いた女子高生のイラストを日本経済新聞が朝刊の全面広告に掲載した問題で、UN Women(国連女性機関)の本部(米・ニューヨーク)が日経新聞に抗議していたことが4月15日、ハフポスト日本版の取材で分かった。

UN Women は11日付けで日経新聞の経営幹部に対し、今回の全面広告を「容認できない」と抗議する書面を送付。対外的な公式の説明や、広告の掲載の可否を決めるプロセスの見直しなどを求めた。

ハフポスト日本版はUN Women 日本事務所の石川雅恵所長にインタビューし、問題点や改善策などを尋ねた。

ステレオタイプ脱却に向けた「3つのP」守れず
ADVERTISEMENT

国連女性機関が抗議したのは、日経新聞が4月4日に掲載した全面広告。講談社の「週刊ヤングマガジン」で2020年11月から連載中の漫画『月曜日のたわわ』(比村奇石氏)の単行本最新刊を告知するものだ。

胸を非現実的なほど強調したミニスカート姿の女子高生のキャラが「今週も、素敵な一週間になりますように」と読者に語りかける広告に、ネット上では論争が広がっていた。

こうした中でUN Women が抗議に乗り出したのは、理由がある。

日経新聞はUN Women 日本事務所を中心として広告によってジェンダー平等を推進する「アンステレオタイプアライアンス」と呼ばれる取り組みに加盟している。この取り組みでは、次のような理念を掲げている。

アンステレオタイプアライアンスは、UN Women が主導する、メディアと広告によってジェンダー平等を推進し有害なステレオタイプ(固定観念)を撤廃するための世界的な取り組みです。

企業の広告活動がポジティブな変革を起こす力となり、社会から有害なステレオタイプを撤廃することを目的とし、持続可能な開発目標(SDGs)、特にジェンダー平等と女性・女児のエンパワーメント(SDGs 5)の達成を目指します。

「女・男はこうあるべき」などに見られるステレオタイプは、企業や人を縛ったり、型にはめることで、イノベーションや自由な発想を遠ざけます。消費者もステレオタイプを描くブランドや商品からは、離れていきます。また、ステレオタイプは、ジェンダー平等を達成するための大きな障壁にもなっております。

この取り組みの中でも、同社は主導的な立場にある。UN Women 日本事務所と連携し、ジェンダー平等に貢献する広告を表彰する「日経ウーマンエンパワーメント広告賞」を主催するなど、広告のジェンダー平等化の旗振り役を担ってきた。同賞では、広告からステレオタイプを取り除くため、「3つのP」という審査項目を設けている。

Presence 多様な人々が含まれているか

Perspective 男性と女性の視点を平等に取り上げているか

Personality 人格や主体性がある存在として描かれているか

UN Women 日本事務所の石川雅恵所長は、今回の全面広告が、「アンステレオタイプアライアンス」の加盟規約などに反すると指摘する。

「今回の広告は、男性にとっての『女子高生にこうしてほしい』という見方しか反映しておらず、女子高生には『性的な魅力で男性を応援する』という人格しか与えられていません。私たちが重視してきた『3つのP』の原則は守られていないのです」

「明らかに未成年の女性を男性の性的な対象として描いた漫画の広告を掲載することで、女性にこうした役割を押し付けるステレオタイプの助長につながる危険があります」

『月曜日のたわわ』の全面広告は「容認できない」
UN Women 本部は4月11日、日経新聞側に宛てた文書の中で、同社がUN Women とこれまでに交わした覚書などへの違反を指摘し、『月曜日のたわわ』の全面広告を「容認できない」として抗議した。

同社に求める今後の対応として、社外への公式の説明の必要性を指摘したという。国連女性機関は同社がハフポスト日本版に寄せた「今回の広告を巡って様々なご意見があることは把握しております。個別の広告掲載の判断についてはお答えしておりません」とのコメントについて「失望しており、(同社は)自らの立場について考え直してほしい」と書面に記した。

日経新聞とUN Women 日本事務所などが掲げていた「3つのP」に反する広告を掲載したことも問題視し、同社の新聞広告の掲載基準の見直しを求めた。

抗議文の送付前に同社とのオンライン会議を開いた石川所長は、同社から「社内で色々な人の目を通して検討したが、広告を問題だと認識しなかった」と説明を受けたという。

国連女性機関は日経新聞側からの回答に期限は設けなかったが、なるべく早く対応するよう促したという。4月14日までの時点では、まだ国連女性機関に対して同社からの回答は示されていないそうだ。

「外の世界」に耳を傾けて
UN Women 本部が日経新聞に抗議の文書を提出した後日、ハフポスト日本版はUN Women 日本事務所の石川所長にインタビューした。

石川所長は、同社がUN Women と交わした覚書などに反したことを問題視。あくまでも、こうした規約違反への異議申し立てであり、「国連機関が一般の全ての民間企業の言動を監視し、制限するわけではありません」とした上で、今回の広告掲載をめぐる課題などを紐解いた。

(略)
~~引用ここまで~~


UN Women(国連女性機関)にしてもハフポストにしても異常で、暇なんだなあとしか私には思えない。ウクライナではロシア兵に強姦され殺害される女性が大勢いるというのに、漫画の広告に目くじらを立てて表現の自由を侵害する。フェミニストが一般人から理解を得られないのは当然だ。

国連女性機関にしてもハフポストにしてもウクライナの強姦だけではなく、榊英雄、木下ほうか、園子温のなどの性的強要を記事にしたり、取り上げたりしていない。現実の強姦より女子高生の漫画の絵に「性的」だとクレームをつけることが大事なわけだ。

国連女性機関の本部には日経新聞にクレームを入れた形跡はなく、日本事務所の独断によるクレームだとの声もある。過激なフェミニストの石川雅恵が国連という権威を利用して気に入らない表現を潰そうと動いたということなのではないか。ハフポストの「金春喜」という記者もフェミニスト界隈では有名な人物のようだ。

戦前は政府が検閲をしていたわけだが、現在は過激なフェミニストやポリコレによる検閲がある。欧米はかなりやられていて、もう面白いコンテンツが目にみえて減っているのだ。

佐々木俊尚の考えが私の考えに近い。表現の自由を「不快」などと規制しては表現の自由は死ぬ。エログロナンセンスも表現の自由なのだ。そこから新海誠や細田守のようなクリエイターが生まれてくるにはいまひとつピンと来なかったが。

~~引用ここから~~
『月曜日のたわわ』の新聞広告をめぐり論争に…メディアと“見たくない表現に触れない権利”の関係は | 国内 | ABEMA TIMES

『月曜日のたわわ』の新聞広告をめぐり論争に…メディアと“見たくない表現に触れない権利”の関係は | 国内 | ABEMA TIMES

4日付の日本経済新聞朝刊が掲載した漫画『月曜日のたわわ』の全面広告をきっかけに、メディアと“見たくない表現に触れない権利”の関係が論争を呼んでいる。 議論をする上で...

ABEMA TIMES

 


(略)

 ジャーナリストの佐々木俊尚氏は「表現の自由はリベラリズムの一丁目一番地だ。その権利を守るためには、日経新聞のマーケティングの問題や未成年者の性被害の問題など、他の論点とは切り分けて議論しなければならない。そして“見たくないものに触れない権利”のようなものを認めていたら、世の中のあらゆる表現が消滅してしまうわけで、論外だというのが僕のスタンスだ。批判する自由はあるが、封鎖する自由は無い」と話す。

『月曜日のたわわ』の新聞広告をめぐり論争に…メディアと“見たくない表現に触れない権利”の関係は

 「例えば戦争報道には社会的意義があるが、『月曜日のたわわ』は趣味だし、僕は全く興味がなくて擁護する気もない。それでも守らなければいけないという話だ。出版の世界で言えば、エロ・グロ・ナンセンスな文化が山ほどあって、その中から育ってきたライターや編集者が『文藝春秋』のような雑誌を作るような、ある種のヒエラルキーがある。そこで『月曜日のたわわ』のようなものや萌え系の文化をどんどん潰していったとしたら、次の新海誠や細田守のようなクリエイターは出てこなくなる。

 しかもTwitterなどを見ていると、過激なフェミニストといわれるような人たちの中には、その“見たくないもの”を探してきては炎上させている人たちもいるわけで、それは“見たくないものを見ない権利”なのだろうか。不快なものを認め合わないで、表現の自由や多様性はどのようにして守られるのか。不快だからといって表現の自由を縮め、多様性をなくし、全体主義へと回帰しているだけではないか。価値観をアップデートと言いつつ、逆に守旧的で戦前回帰に近い考え方になっている部分もあると思う。

 例えば“not for me”という言葉がある。不快なものがネットでは可視化されてしまうが、でもこれは私のものではないとして距離を置く。そういうエチケットのようなものが今の社会には必要なのではないかということだ。それ無視して人が好きなもの、一人で楽しんでいるものを足蹴にするからみんなが怒る、ということについてもうちょっと考えて欲しい」。

(略)
~~引用ここまで~~


今回の『月曜日のたわわ』炎上騒動には新聞社(日経新聞)、出版社(講談社)、作者(比村奇石)はスルーしている。フェミニストのクレーム、難癖にはこれが一番なのかもしれない。私としては全く黙っているわけにはいかないのでフェミニストのクレーム、難癖が表現の自由の侵害だと声高に非難したい。



今回のブログ記事はそれなりに長いが、引用ばかりだ。それが私のブログがあまり評価されない一因かもしれない。自分の考えを書かなければブログの意味がないのに、引用で済ませてしまっているからだ。引用はあくまで参考であり、自分の考えを書かなければいけない。それを楽に済ませようとしてしまっているところがある。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« れいわ新選組の参院選候補者... | トップ | 新聞社の没落と働き方改革 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (おばちゃん)
2022-04-17 00:07:51
「女子高生を性的な目で見ている」これって
若い兄ちゃんからおっさんまで、
普通の感覚でしょうに。
ましてや漫画、何ら問題なしと思いますが。

ジェンダー平等とか言って、性変更した元男性が
女子スポーツに出て優勝しても拍手・・・
本当になんやかんやいき過ぎだと おばちゃんは
思っています。
返信する
おばちゃんさんへ (ぬくぬく)
2022-04-17 23:23:44
コメントありがとうございます。

フェミニストはなんだかんだ理由をつけていますが、ようは自分達の気に入らない表現物を「検閲」したいだけですからね。

トランスジェンダー女性が女子スポーツに出場するのは公平ではないのですが、そう主張したらツイッターで散々叩かれました。異常な思想の人が結構いるのです。
返信する

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事