5歳友人母上から「妹が又陽性になりました」と連絡があった。
この5歳友人宅とは同じアパートで階が異なる。
この友人の母上は自分の部下である。「自分は、本業とは別に建築系で日本企業のベトナム支店の責任者を
仰せつかっている」が母上はその会社のの責任者なのだ。そんな関係でこの「5歳友人」と知り合い、良い関係ができている。
食事をごちそうになったり、お互いに「困ったときには助け合っている」この家族は
5歳友人と母上、そしてその妹さん3人で暮らしている。今月初め、まずは母上がコロナ感染し
5歳友人に移った。入院になり、同居していた妹さんも感染。仲良く3人で入院し、少し前に退院した。
5歳友人も含め「女性だけの家族」のため退院後「クリーニングに出していたカーテンの取り付け」を
頼まれて「妹さんと一緒に作業をした」・・・その2日後、この「再感染」の連絡が入った。
実は前回「母上」が感染した時は、その前日の夕食をごちそうになった。「バリバリの濃厚接触者」だったが
不思議なことに「自分は感染しなかった」そして今回は「1Hほど再感染者である妹さんとマスクもしないで
カーテン取り付けを行った」・・・今度こそは「感染した」と思い、覚悟していたが、今回も又「感染していないようなのだ」
ついこの前「幼稚園が再開し3日間通った5歳友人」も「母上」も、又「感染者の同居者」ということで
隔離措置になった。一般的にはそこまで厳しくないが、住んでいるアパートの自治会は非常に厳しく、
感染者のドア前には「真っ赤な大きな看板がおかれてしまい」他の人は近づけないようになっている。
それでも生活はしなければならない、どういうわけか「2回の濃厚接触者」の立場をクリアし、元気な自分は
「この家族の買い物や、デリバリーの受け取りなど」できる範囲でお手伝いしているのだ。
もちろん自分が熱を出したり、体調がすぐれないときは「おかゆや薬」などを提供してくれたりしているので
当たり前のことだ。ベトナム在住10年で「友好な近所づきあい」ができているのは「ありがたいことだ」
「母上は後遺症で咳が止まらないようだ」仕事は在宅で行っているが・・・
可哀そうなのは「元気な5歳友人だ」最近凝っている「ステッカー本」を買ってきてあげたりしているが
「ストレスはマックス」になっている。時々ビデオラインをしてきては、ひとしきり「ベトナム語で不満を吐き出す」
仕方が無い事だ。この友人と妹さんはベトナム語オンリー、母上は日本語N1でほぼネイティブだ、だからこそ
お付き合いできている。
この家族は「過ぎるくらいに感染に気お付けていたが? わからないものである。」
ベトナムの感染者も1000万人を超えた。
果たして自分は「このまま感染せずにいられるのだろうか?」
先程、荷物受け取りを代行し、ドア前に荷物を置きながら
そんなことを考えた。 すでにベトナムでは「カラオケもマッサージも再開している」
早く「コロナもインフルエンザと同じカテゴリーになるように薬が普及してほしい」
この2年ほど、5歳友人のように「まともに幼稚園にも通えなかったり、仕事を失ったり痛手を被った人たちは数知れない」
全ての人に影響が出ている。
早くこのトンネルから脱出したいものである。今日もこれから「夕飯お買い物を頼まれるだろう」
自分のできる事を「やるだけである」