ベトナムは「パンがおいしい」100年間フランスに統治されてた影響で
お年寄りまで「日本で言うバゲット」(長いフランスパン)をたくさん買っているのを目にする。
人気のある「BIGーC」(フランス系のスーパー)のバゲットなどは、大量買いした「中間業者」が
近くの道端でこれを売っている風景も見られる。それほど「ベトナム人はバゲットが好きである」
街ではこれよりももう少し小ぶりの「バゲット」(ベトナム語ではバインミー)が売られている。
これがベトナムで言う普通の「バインミー」なのだ。社内でもよくこのパンを3個10000VND(50円)
くらいで買ってきて「小分けの練乳」につけて朝食に食べるのはよく見られる光景だ。
つまり町の屋台で売られているこのバゲットは1つ20円~30円くらいで、手軽な食べ物なのだ。
日本でも最近普及してきた「ベトナムバインミー」に使われる、あのパンである。日本ではバインミーが1つ500円ほどのようだが、
ベトナムではこのパンを使って「いろんなものを挟んだ調理パン」を「バインミー」と呼んでいる。
ベトナムではこの「バイン」という単語は非常に多く使われる。つまり「小麦粉」「米粉」など
粉物を使った「食べ物」は全てこの「バイン」と言う単語が使われていると考えてよい。
ベトナムでは最安の「バインミーチュン」(卵焼きを挟んだバインミー)だと1つ50円くらいからある
「バインミータプカム」(全部入りのバインミー)でも250円(50000VND)程度である。
しかし、ここにあるパンのように「日本と同じようなパン屋さんも増えてきている」内容は
ほぼ「日本のパンと同じだ」(但しあんパンなどは無く、又私の好きな焼きそばパンやコロッケパン
などの総菜パンもない)サンドウイッチも扱っている店は少ない。
味はと言うと、アメリカのパンよりは数段美味しい。以前出張で行ったヨーロッパ(パリやハンブルグ)
で食べたパンは美味しかったが、アメリカの南部で食べたパンは「まずかった」それに比べると
やはりフランスの影響かベトナムンパンはおいしいと思う。しかし特徴は、ヨーロッパのように
バターは強くない。自分にとっては「ちょうどよいかげん」なのだ。
自分の住む1Fテナントのこのパン屋さん「PARIS GATEAUX」はベトナムでは有名なチェーン店の
パン屋さんだ。おいしいが「安くない」
ベトナムに来て「ベトナム料理」もおすすめするが、是非街のバインミーも食べてほしい。
値段の割に「おいしくてそして安い」これもまたベトナム文化である。
アパート1Fのパン屋さん。日本よりも品数は少なく、総菜パンなどは無い。
この店は「ドーナツや、ケーキ」も売っている。
自分の本日の昼食、お気に入りの「アーモンドクロワッサン」これで125円くらい。
安くない。