ここのところ「円安」が続くとともに、そのレベルも大きなことになっている。
弊社は「ユーザーは全て日本の自動車関連企業」であり、その契約はベトナム関連会社の「日本法人」が
行っている。そして「実業務」は全て「ベトナム関連企業であるこの会社が行っている」
つまり、このベトナム会社に「毎月外注費」を支払っているのだ。
ベトナムドンはほぼ「ドルに連動するため」円安の影響は「非常に大きい」
毎月同じ「外注費を支払うのに、ここのところ円安分を補う分を余分に送らなければならないのである」
こんな小さな会社だからこそ「その影響は大きい」
コロナの影響もあり、会社にとっては「非常に難しい状況」が続いている。コロナで「給与UP」も滞っていたのを
4月からUPした途端のこの円安である。もう自助努力だけでは難しいレベルになってきている。
加えて、「社内経理の報告怠慢」によっても「大きな影響が出た」。踏んだり蹴ったりである。
ユーザだった「古参の鋳物メーカ」も廃業してしまった。直接取引は無かったものの「ある鋳物メーカ」
は「夜逃げしてしまった」・・・「自動車業界も内燃機関の廃止」の方向により「大きな変革が起きつつある」と言っていい。
はたして「これから先10年」で同業者何社が生き残れるのだろうか???(もちろんこの会社も含めて)
そんな状態になっている。
10年以上ベトナムで事業を行っているが「今回の波が一番きつい」
そういう現実を「目の当たりにして」 何をすべきなのか?を模索している。
「弊社が日本の自動車業界にとって、真に価値ある必要とされている会社なのか?問われる事態になっている」
起業して11年目、最大の危機だろう。「自分にできる事をするしかない」
ただそれだけである。