夢風庵の日々

夢風庵としてのものづくり活動は諸事情から終了しました。
日々の事々をちょこっと書いていきたいと思います。

町家暮らし

2008-10-18 11:30:31 | 町家便り
真夏のお引っ越しから、2ヶ月半が過ぎています。
朝夕はすっかり涼しくなりました。

今が一番暮らしやすい季節かな。

京都の町家は夏快適に暮らせるように造られているらしいので、これからが厳しい季節になりますね。

学生時代はもう遠い昔で若かったし、アルバイトをしていたので下宿には寝に帰るだけという感じだったから、
京都の冬の寒さがとりわけ厳しかったという記憶があまりないんですね。

これから徐々に実感すると思います。

ただやはりマンションと違って隙間風は厳しそうなので、足が冷えないように、
以前から使っているレッグウォーマーを早々に箱から出してきて、すでに履いています。


今日は少しばかり素敵なお家のご紹介。

大正時代に建てられたお家だそうです。

ずいぶん長いこと空家になっていたそうですが、大家さんが町家を生かしつつ改修・改装をしてくれはったんで、
部分によってはその辺の賃貸の空き家よりきれいになっています。

お風呂やトイレや流し台も新しくつけてくれてるので、お風呂などは前のマンションよりいい機能で、
「お風呂が沸きました」って声でお知らせや追いだきもついていて快適です。

お風呂とトイレは外にあって、土間を通って裏口に出ないといけないのですが、
温泉旅館に泊まって、外風呂に入りに行ってると思えば旅行気分で楽しめます。

写真は天窓。吹き抜けになっています。
お天気の日はとっても気持ちいいです。
この天窓のおかげで通り庭が明るくて、観葉植物を置くことができます。




2階の天井です。ロフト風で素敵でしょう。




こちらは通りに面した窓です。