夢風庵の日々

夢風庵としてのものづくり活動は諸事情から終了しました。
日々の事々をちょこっと書いていきたいと思います。

村田 森・脇山さとみ 二人展

2009-09-21 14:14:49 | おでかけ
陶芸の先生の作品展です。

今回2か所での開催です。

今日21日から27日までは南禅寺「うつわや あ花音」さんで。
朝10時半から夕方5時半まで、会期中は無休です。

18日から昨日20日までは知恩院さんそば、古美術の街、新門前通にある梶古美術さんでの展示でした。

あ花音さんには何回かお邪魔させていただいているし、古美術店なんて敷居が高くて、こんな機会でもないと店内に入るのに勇気がいるわ!ということで、先生在廊日に梶古美術さんの方で拝見してきました。

先生おなじみのモチーフと、お二方共通の白の器と。。。
テーマは「うつし」

もうおひと方、村田森さんは染付の作品が多かったです。料理人でこの方のファンの方がけっこういらっしゃるそうです。

先生の作品ですごく欲しい器が。。。
お皿の端に古い時代の中国の衣装の男の人が立って、器全体が青い池?私には空にも見えたのですが、水面を覗き込んでいるものです。

とても時間を感じる作品だったので欲しかったのですが、お値段ともう売約済みの赤丸シールが付いていたのであきらめて。。。

今回かわいい豆皿をいただきました。



こちらの豆皿のモチーフは星の王子様です。

京町家・風の会例会

2009-09-21 11:38:45 | 町家便り
アップが遅くなりましたが、連休初日の19日に「京町家・風の会」の例会が開催されました。

会場は、がまぐちのお店でおなじみの上七軒「まつひろ商店」さん2階「ぎゃらりぃ 和こころ



第19回例会わのわ(話乃輪)の会「町家、ふたたび -伝統工法の復権~新築と改修-」

タイトルが長く内容もやたら固そうですが、講師の方のお人柄もあって、手作り模型でわかりやすく、また楽しいお話になりました。

結論は、石の上に柱を乗せて造る伝統工法の町家が、諸条件をクリアすれば、新築で可能だということです。
いろいろ諸事情があって詳しくは書けないのですが、地域により可能不可能があるのですが、この関西では可能だということです。

私の場合もともと町家ブームも知らず(当時は家庭の事情で忙しく、大阪地区からはほとんど出歩けなかったので)、町家に対しての憧れもなく(とにかく学生時代は暗い・不便・寒いの記憶しかない)、たまたま欲しい作業場やお店として行き着いたのが、ガレージか土間。

その土間から町家にたどり着き、いろいろ調べるうちに、建築当初の町家の形態が将来こうしたいという生活スタイルに合っていたということで、いろいろなセミナーやお話を聞くうちに町家に住みたいというルートをたどったので、特に古さを求めていたわけではなかったのです。

今では2度と取り戻せない町家を簡単に壊さないでほしいとは思います。

それに加え国産の木や素材で、伝統工法で、より地震や火事に強いお家が今からでも建てられるのなら、これは素晴らしいことだと思います。

ずいぶん前にイギリスの方とお話していて、「うちの家(実家)はもう建てられてから40年以上経っていて、古い家で汚いです」と言ったら、「うちのお祖父さんの家はまだ建てられてから100年しか経ってないんだ」と言われたことがありました。

古い家を自分でできるところは自分で補修しながら大切に暮らす。。。当時は新しもの好きで、ピンとこなかったのですが、今ならうらやましい気もします。

おまけ

ジャケットの袖がきつきつパンパンで、スウィーツネタを減らし、ちょっとダイエットのため間食を控えてたのですが、当日のおやつの栗の入ったお饅頭、とってもおいしかったです
二次会の広東料理のお店「糸仙」さんのお料理もおいしかったです

例によって食べるのが先決で、写真忘れてしまいました。

桃ちゃんもちょっと体重増加気味で、太めの身体は皮膚の病気によくないと言われ、いっしょにいっぱい歩いてダイエットです。