人の世は、滞在期間の定め無き、今日一日の旅の宿

 時 人を待たず、光陰 惜しむべし
 古より有道の人、国城 男女 七宝 百物を 惜しまず
 唯 光陰のみ、之を惜しむ

備忘録28:熱毒の皮膚疾患

2017-07-10 | 日記


足三里に韓国産の台座灸を据えた。

両足とも、水疱のドームができた。

半球のフォルムに、少し感心した。

水疱は破れたが、火傷が治らない。

じゅくじゅくと、肉芽形成しない。

以前なら、2〜3日で治癒した筈。

急遽、中黄膏を作って手当をする。

規格は黄柏・鬱金・蜜蝋・胡麻油。

火傷に良いと言う蜂蜜を、加えた。

期待するほどの、効力を感じない。

気を取り直して、青黛膏を作った。

一晩で炎症が去り、殆ど治癒した。


(image)
青黛< 熱毒の瘡癰などに、清熱解毒、凉血散腫の効能を持つ。
http://www.yakuzenjoho.net/chuyaku/seitai.html

◎青黛散油膏
>青黛散 ( 青黛・黄柏2, 石膏・滑石4 ) 25%を、
75%の基材で製した軟膏
http://youjyodo.cocolog-nifty.com/kimagure/2006/10/post_e5de.html

◎『中黄膏』・・黄連の有無が違えば、効能も異なる。
https://ameblo.jp/hifubyou/entry-12044110166.html
※自作の中黄膏は規格に準じたが、効果を感じなかった。
黄連を加え、同時に、生薬の濃度を再考する余地がある。

※手持ちの韓国産台座灸は、根性焼きの用途に使うか、
或いは、傷バンなどの綿の部分に自作ビワ葉エキスや、
ニンニクエキス等を滴下し、ツボに貼り付けた上から
灸を据えるなら、強い熱量を利用できるかもしれない。

http://www.maiple-nagoya.com/fs/shinkyu/daiwakan/1360