癸卯、火運不及、陽明燥金司天、少陰君火在泉。
特徴は、「民病燥熱」。
初之気:厥陰風木(主気)、太陰湿土(客気)→風、湿、燥、寒。 外寒により火が内に籠り、情緒不安定、心と腎消耗。
火運不及、寒乃大行。
また陽明燥金司天に逢うため、寒重陽衰、心気不足になりやすい。
2023年は、心肺疾患の予防が重要です。
立春後も引き続き、大根スープ(必要であれば、生姜、酢を加える)、 山芋、さつま芋、里芋など、桑の葉茶、生姜酢、黒豆酢などが活躍します。
血虚で手足、腹部がが冷たい方は阿膠。
体質に応じて加減してください。
野菜(菜っ葉)類は摂りすぎると冷えますので、偏りすぎないように しなければなりません。
3月~5月は、火の影響を受けるため、「タンポポ、スベリヒユ、ナズナ」 などの野草を取り入れると良いです。
胃が冷えている場合は、生食よりも火を通すほうがよいです。
また、花茶もお勧めです。