人の世は、滞在期間の定め無き、今日一日の旅の宿

 時 人を待たず、光陰 惜しむべし
 古より有道の人、国城 男女 七宝 百物を 惜しまず
 唯 光陰のみ、之を惜しむ

パーキンソン病の治験 - 柴胡加竜骨牡蛎湯

2023-02-27 | 日記
 
按:柴胡加竜骨牡蛎湯は《傷寒論》第107条にあり:                                              “傷寒七八日,胸満煩驚し,小便不利,譫語し,一身尽く重く,転側できない”。
 
《皇漢医学》に曰く:“此の方は胸満煩驚が主証で,其の他は皆 客証也”。
又《餐英館治療雑話》では:“此の方は癇証及び癲狂に用いて屡効を得ている,          今世の病気は鬱と肝鬱者が十のうち七八である,
 
肝鬱者とは,癇証の漸(軽症)にして,婦人に尤も多いのは肝鬱と癇証なり,         若し能く此れを知れば,当今の雑病は治療が困難ではない”。

 

本方は温凉補瀉の并用である。

如えば《医宗金鑑》に曰く:“是の証はまた,陰陽錯雑の邪にして,         方はまた攻補錯雑の薬なり。…錯雑の薬を以って,錯雑の病を治す也”。
 
現代の大量の臨床及び実験研究が証明しているように,該方はセロトニン、    ドーパミン、ノルエピネフリン、アセチルコリン、グルタミン酸塩等の神経物質   の代謝に対して調節作用があるのは明らかである。
故に癡呆, 癲癇, 抑鬱, 等の精神疾患に対して皆療効がある。
                                                                       经方亦步亦趋录 より
 
 
※わが国では認知症の分野に専ら抑肝散が用いられているが、柴胡加竜骨牡蛎湯だと どんな結果が得られるだろうか?
 
 

コオロギ産業の勃興 - 食と経口ワクチンの二本立て

2023-02-27 | 日記

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